Central Park N' West

Words & Music by Ian Hunter.
(1981年発表)







(原題直訳 「セントラルパークと西」) *1






歌詞は、次のURLから、
http://ian-hunter-central-park-n-39-west-lyrics-mp3.kohit.net/_/40610







From the Ian Hunter album, "Short Back 'n' Sides". *2

名作アルバム度 ☆☆



(イアン・ハンター)より





名曲度 ☆☆







邦題「(不明=国内盤未発売?)」 (イアン・ハンター)








The Gulf and Western Garbage *3
メキシコ湾や太平洋のゴミ処理用埋立地なんて
Just ain't the prettiest smell
まったく この上なく かぐわしい匂いなんてもんじゃないだろう
When you're sleeping on the 4th floor up
4階なんて高さのところで寝てると
It's like a living hell
これは生き地獄みたいなもんだぜ
New York's finest rounding up the bums
ニューヨークの最上の区域が浮浪者たちの上にあるんだ
The firemen get no rest,
消防士たちは休んじゃいられない
And ambulances signal death,
そして救急車は死のサイン
On Central Park 'n' West.
セントラル・パークとセントラル・パーク・ウェストではな




Now there ain't no sheets upon my bed,
いま、おれのベッドにはシーツがないんだ
Just a mattress and some wine.
剥き出しのマットレスにワインがいくらかあるだけだ
The rain is pouring through the night
夜のさなかを雨が落ちてきている
And I'm glad my life is mine.
そして、このおれの暮らしが
自分のものであるのが、おれには嬉しくてな
When Frank Carillo plays guitar *4
フランク・カリーロがギターを弾くとき
Trying to get it off his chest. *5
自分の胸から想いを引き離そうとしながら
He gets the words he needs tonight
やつは、その晩、自分に必要な言葉をつかむのだ
On Central Park 'n' West.
セントラル・パークとセントラル・パーク・ウェストでのな




And I think, I think,
そして、おれは思う、おれは思う
I think, I think,
おれは思う、おれは思う
I think it's the best,
おれは思うんだ、それが一番だと
When I'm locked in the middle of New York city
おれがこのニューヨークシティのど真ん中に閉じ込められているときは
On Central Park 'n' West
セントラル・パークとセントラル・パーク・ウェストのところにだ
And I know, I know,
そして、おれは知ってる、おれは知ってる
I know, I know,
おれは知ってる、おれは知ってる
I know it's a mess,
おれは知ってるんだ、こりゃあ滅茶苦茶だぜと
But you've got to be crazy to live in the city,
しかし、都会で生きるには、
人はクレージーでなくちゃならないんだ
And New York city's the best.
そう、ニューヨークシティは最高だぜ




And we all want just someone just like me
そしておれたちは、みんな、
とにかく誰かおれみたいなやつを欲している
In the city we call home.
おれたちがホームと呼ぶこの都会で
She leaves me sometimes when I write,
おれが歌を書くとき
ときにこの街は、このおれをほうっておいてくれる
'Cause I write better on my own.
なぜって、自分ひとりだけだのほうが、おれはうまく書けるんだ
Bag ladies take my dollars)
紙袋をさげたご婦人方がおれのドルを持っていく
Put my conscience to the test.
おれの良心を秤にかけやがってよ
But waitresses give me coffee free
だが、ウェートレスはおれにコーヒーをただでくれる
On Central Park 'n' West.
セントラルパーク・ウェストでな




So sing soul woman, sing the songs)
さあ、ソウル・ウーマンよ、歌ってくれ、歌を歌うんだ
It's time to sing them now.
いまは、そういう歌を歌うときだぜ
I'm getting more than high from hearin' 'em
おれはそいうのを耳にしてどんどんハイって以上になってきてるぜ
Don't sing them quiet, sing them loud.
静かになんて歌うなよ、どでかい声で歌うんだ
For you sang with the best of them
だって、おまえは最高の連中と歌ってたんだからな
But now you're just a guest.
そして、いま、おまえはまさに客人
I tell you we'll get a hotel room
いいかい、なあ、
おれたち、ホテルの部屋をとるとしよう
On Central Park 'n' West.
セントラル・パークとセントラル・パーク・ウェストにな




'Cause I think, I think,
だって、おれは思うんだ、おれは思う
I think, I think,
おれは思う、おれは思う
I think it's the best,
おれは思う、そいつが一番だって
When I'm locked in the middle of New York city
おれがこのニューヨークシティのど真ん中に閉じ込められているときにはな
On Central Park 'n' West
セントラル・パークとセントラル・パーク・ウェストのところでだ
And I know, I know,
そう、おれにはわかる、おれにはわかる
I know, I know,
おれにはわかる、おれにはわかる
I know it's a mess,
おれにはわかる、こいつは滅茶苦茶だって
But you've got to be crazy to live in the city,
だがな、都会で生きるには、
人間、クレージーにならないとな
And New York city's the best
そう、このニューヨークシティは一番だぜ









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 022810










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【Years Ago−Go!】






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・「オン・ザ・ロードアゲイン」 (ボブ・ディラン

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061117








(2年前のエントリーも Playback♪)







THE KINKS アルバム「ソープ・オペラ」全曲訳(3)

・「ラッシュ・アワー・ブルース」 (キンクス

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051117

*1:これは「セントラル・パーク」と(そのすぐ西に面したところを南北に走る)通称「セントラル・パーク・ウェスト」と呼ばれるエイス・アヴェニュ(=8番街)のことで、(たぶん、厳密には「セントラル・パークとセントラル・パーク・ウェスト」と言うべきところだろう)(これだけではそれがどことは特定できないが)セントラル・パークには(この8番街から)65丁目通り、79丁目通り、86丁目通り、97丁目通りのところから それぞれ公園の中を通る(公園の東側へと出る)道がある。

*2:このアルバム・タイトルは(ジャケットの写真からもおわかりのように)ヘア・カットに行って言うセリフ「うしろもよこも短くしちゃって」というコトバですね。モット時代からずっともじゃもじゃカーリーのロング・ヘアだったイアン・ハンターが確かにこう言ったであろうことが証明されるジャケットですw。(なお、このアルバムには、クラッシュのミック・ジョーンズが(ミック・ロンソンとともに)プロデューサーとして(そして、どちらおプレーヤーとしても)名前を連ねているが、ジョーンズはローティーンの頃から(イアン・ハンターがフロントマンだった)モット・ザ・フープルの追っかけをしていて地方公演などでも会場の入口の階段のところで野宿するなどしたこともあるという。) 

*3:どちらも、いわゆる「ゴミの島」ですね。

*4:フランク・カリーロは、1970年代前半には「ドク・ホリデイ」というバンドで、きょうのこの歌の当時は「カリーロ」という名前で「Street Of Dreams」などのアルバムを発表し、ソロとしてニューヨークのシーンで活躍していた。他にもセッション・ギタリストや楽曲の共作者としてピーター・フランプトンカーリー・サイモン、ジョーン・ジェットらのアルバムに参加している。

*5:あるいは、もっとひとつのアクションとして「自分の胸からギターを引き離そうとするかのように」ということなのかもしれない)