Radio Radio

Words & Music by Elvis Costello.
(1978年発表)










(原題直訳 「ラジオ、ラジオ」)*1








歌詞は、次のURLから、
http://www.lyricsdepot.com/elvis-costello/radio-radio.html








From the Elvis Costello album, "This Year's Model".  *2

名作アルバム度 ☆☆☆



アルバム「ディス・イヤーズ・モデル」(エルヴィス・コステロ)より







Also on the Elvis Costello compilation album,
"The Best of Elvis Costello: The First 10 Years".

推奨アルバム度 ☆☆☆



アルバム「ベスト・オブ・エルヴィス・コステロ〜ファースト10イヤーズ」(エルヴィス・コステロ)より









名曲度 ☆☆








邦題「レイディオ、レイディオ」 (エルヴィス・コステロ











I was tuning in the shine on the light night dial
Doing anything my radio advised
With every one of those late night stations
Playing songs bringing tears to my eyes
ぼくは
照明つきの夜間用のダイアルの光に合わせて
すべてぼくのラジオの言うとおりにしながら
ぼくの瞳を涙で潤ませるような歌がかかってる
深夜のいろんな放送局をひとつひとつ全部 選局してたんだ
I was seriously thinking about hiding the receiver
ぼくは本気であの受信機を見えないところにしまってしまおうと思ったぜ
When the switch broke 'cause it's old
古くなってスイッチが壊れてしまったときにはさ
They're saying things that I can hardly believe
あいつら、おれにはまず信じられないようなことを言ってやがるんだ
They really think we're getting out of control
やつらは、
本当にこのおれたちが抑えが利かなくなりつつあると思ってやがるんだ




Radio is a sound salvation
ラジオは音(ルビ=サウンド)による救済だとよ
Radio is cleaning up the nation
ラジオがこの国を浄化するんだと
They say you better listen to the voice of reason
人は理性の声に耳傾けたほうがいいとやつらは言う
But they don't give you any choice
そのくせ、あいつら、人にはいっさいの選択を許さない
'Cause they think that it's treason
だって、そんなのは叛逆だってやつらは考えてやがるんだ
So you had better do as you are told
だから、人は自分らが言われたとおりにするといいんだと
You better listen to the radio
みんな、ラジオを聴くといいとよ




I wanna bite the hand that feeds me
おれは、自分に餌をよこすその手に噛みついてやりたいぜ
I wanna bite that hand so badly
おれはこっぴどくその手に噛みついてやりたいんだ
I want to make them wish they'd never seen me
このおれのことなど目にしなければよかったと
おれは、やつらに思い知らせてやりたいのさ




Some of my friends sit around every evening
おれの友達の中には、毎晩、なんとなくただ座って、
And they worry about the times ahead
それで、この先の時代を不安に思ってるやつらもいるけど
But everybody else is overwhelmed by indifference
And the promise of an early bed
でも、ほかのやつらは みんな
無関心さと目先の安逸(ルビ=きらくさ)という望み(ルビ=やくそく)に呑み込まれてしまってる
You either shut up or get cut up,
人は口を塞いでしまうか、切り捨てられてしまうかのどっちかだ
They don't wanna hear about it
やつらはそんなことなど聞きたかないとよ
It's only inches on the reel-to-reel
そんなものは、ただの録音テープ上の1インチほどの長さのものでしかない
And the radio is in the hands of such a lot of fools
そう、ラジオってのは
そういう大勢のバカなやつらの手で牛耳られてるものなのさ
Tryin' to anaesthetise the way that you feel
人の感性(ルビ=かんじかた)を鈍化(ルビ=まひ)させようとしてやがんのさ




Radio is a sound salvation
ラジオは音による救済なんだと
Radio is cleaning up the nation
ラジオが国民を浄化するんだと
They say you better listen to the voice of reason
人は理性の声を聞くがよいとやつらは抜かす
But they don't give you any choice
なのに、やつらは人の何の選択も与えない
'cause they think that it's treason
なぜなら、やつらはそんなことは叛逆だと思っていやがる
So you had better do as you are told
だから、人は自分が言われたとおりにするのがよいと
You better listen to the radio
みんなラジオを聞くがよいと





Wonderful radio
すばらしきラジオよ
Marvelous radio
ご立派なラジオよ
Wonderful radio
すばらしきラジオよ
Radio, radio
ラジオ、ラジオ
Radio, radio
レディオ、レディオ
Radio, radio
レーオ、レーオー
Radio, radio
レーオ、レーオー
Radio, radio
レーロ、レーロー
Radio, radio
れろれろらじおー
Radio, radio
れろれろらじおふ











Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 010711












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例えば(きょうのこの歌のタイトル「Radio Radio」を)「ラジオ何とか」というように(かりにどこかの架空の)放送局名だとするなら、これは「ラジオ・ラジオ」とでもいう局名となるのだろが)エルヴィス・コステロとアトラクションズが歌っているのは、いまや国家や社会の支配イデオロギー装置と化したラジオ放送とそれにたずさわる人間たち、そしてラジオを聴くことで(それと知らずに)「服=従」という刷り込みを日々新たにする国ト=民たち(ルビ=ネーション)。))まあ、日本のTVと同じですね。無知で無教養なヒトたち(必然的にそこには若い(未経験な無垢な)生命も含まれるワケダが)に最低限の知を供与しながら、巧みにそうした人々を日々「勤労者=ズバリユッテ=労働者=スナワチ=コッカノキチョウナ労働力」として、また従順な「消費者」として教化=訓導し、より強化し、選挙の際だけ(!)「有権者」という名で「ザ・国家の主権者(!)」としての「国民主権」の行使の認印(ルビ=はんこ)を押してもらうだけの存在にとどめておくための各種の甘くソフトな統ベ治メル装置としてのマスメディア。もっとロックを!♪ という抗議の歌(ルビ=プロテスト・ソング)であるだろう。まあ、どこの(民主主義)国の社会も同じようなものだろう。できることなら、ヒトは(従順で優秀な)労働力であり、納税者であり、消費者であり、また、ときおり、統治の認印を押してくれるだけの(それだけの)主権者として日々小さく従順にとどまっていて欲しいというのが、国家や社会を運営する側に立つ者の本音でしょうか。そうすりゃ、おめいら、好きなコトしてええよ(できるやつらにはリッチでエレガントな「成功(ルビ=サクセス)」を餌にして幹部候補生募集中wって別コース(マルトク別コース)用意して)AKB(アッカンベエ)48手であれやこれやと(詐欺師も便乗w)明るく楽しくセンスあるチープでおいしい消費者生活5963>まあ、そうやってみんなで倖せになりませうというのがこの世界の仕組み(?)なのだが、それだけに(「自分」たちだけでなく)「みんな/いろんな」という多様性を生きなくてはね。後デ苦シイ労ドウセイ産&消エ費ヤサレル・コトノナキYOU、ご苦労様々サマザマザーマスワヨーセッチュウwドコモカシコモカシコクイコウゼ!。まったくヒトをバカにした話だが、まあ、みなさん、「Get Some Satisfaction(!?)」、もちろん、「(I Can't Get No)Satisfaction」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20080304 と歌った若き日ミック・ジャガー(当時22歳w!)と彼のその歌を支持した多くの大喚声とその感性♪ (ロックを支持した多くのその喚声と感性はその後、多くが(まるで江戸時代の町人ふうの(洗練された=ソフィスティケーションの))趣味人の世界に(堕してイヤ、シツレイw)その粋を完成させつつある模様のコトなスノビズム。まるでand/orまさに「骨董」の世界ですナ。お、これは誰某の何処そこの何年モノの函入りですなあとか・・・・。「持てる者」には骨董の世界、「持たざる皆さん」には自由席での郷愁(ルビ=ノスタルジア)の世界を存分にですかなwink(壷かよツボダロって)マアイイケドモサ、ドコニモロクナロックハナイノカモーンナウ!♪ Rock On Steady !♪ Something Celbration is Goin' On. 「(むかし、ツイスト&シャウトだった)ミスター・アンティーク&ノスタルジーさん」って歌ができちおまうぜよなうw。イケルB面「(藁)でも、つかめ! 〜 Catch It Now(ルビ=それがこころのよりどこロックてか?)」。 以上、本日はイワユル「大人のロック」トヤラノ批判の巻トナッテシマイマイスター。
いつも/既に「不可能」性ニ対峙シテ ケッシテ不能ニ陥ルコトナクRock On!



(まあ、こういうことは黙ってるのがいいんだけどね i know)
(だから、いつも消してるように)(あとで消してしまうかも)
(しかし、きょうは消さないような気もしてるようなオレw)




Gからはじまり、Gにいたって。
また GoinGoinG
(いつまでもいつまでも、でも堂々巡りを避けるべく)Goin’って
Yes、イエース、イェーイ、イェーイッ
SCIGO-ing on ノーピリオドロック 終わりなき驚き
Full of Wonder -ful










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【Years Ago−Go!】








(1年前のエントリーを Playback♪)





・「ディキシー・チキン」 (リトルフィート
  (Dixie Chicken)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070716






(2年前のエントリーも Playback♪)






☆アルバム「ヴィレッジ・グリーン」(キンクス)全曲訳(2)☆





・「ウォルターを覚えているかい」 (キンクス
  (Do You Remember Walter?)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060716






(3年前のエントリーも Playback♪)






☆アルバム「ジギー・スターダスト」(デイヴィッド・ボウイ)全曲訳(8)☆





・「君の意志のままに」 (デヴィッド・ボウイ
  (Hang On To Yourself)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050716

*1:(例えば(このタイトルを)「ラジオ何とか」というように放送局名だとするなら、これは「ラジオ・ラジオ」というラジオ局名となるのだろが)エルヴィス・コステロとアトラクションズが歌っているのは、いまや国家や社会の支配イデオロギー装置と化したラジオ放送とそれにたずさわる人間たち、そしてラジオを聴くことで(それと知らずに)「服=従」という刷り込みを日々新たにする国ト=民たち。まあ、日本のTVと同じですね。

*2:オリジナルのイギリス晩にはCDボーナス・トラックとしての収録だが、アメリカ盤のこのアルバムには正規のラインナップで収録され、その後、イギリスではシングルとして発表された。なお、このアルバムからは、すでに「ディス・イヤーズ・ガール」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060730 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪