Overture


Words & Music by Pete Townshend.
(1969年発表)





(原題直訳 「序曲」)






From The Who album, "Tommy".*1
名作アルバム度 ☆☆☆☆

「トミー」 (フー)


歌詞は、次のURLから
http://www.myclassiclyrics.com/the_who/the-who-overture-lyrics.html




名曲度 ☆☆☆☆☆





邦題 「序曲」






Captain Walker
ウォーカー大尉は
Didn't come home
戻って来なかった
His unborn child,
まだ生まれてこない子供は
Will never know him
父親のことをずっと知らずにいることになる
Believe him missing
彼は消息不明になったものと信じられている
With a number of men
何人もの男たちとともに
Don't expect
期待してはいけない
To see him again.
再び彼に会えるなどとは




Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞





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この「序曲」には、
これからこの「トミー」の中で聴くことになるすべての旋律が器楽演奏で各主題として示され、
やがて、ストーリーの導入部として「ウォーカー大尉」とその遺族の挿話が語られる。




舞台は、第一次大戦下のイギリス、*2
故国を離れた前線で、ドイツ軍との戦闘から戻ることのなかったウォーカー大尉は、
作戦任務遂行中に何人もの兵士とともに行方不明となり。戦死者扱いとなってしまう。
故国では身重の妻が出産を控えて、夫の帰りを待ちわびていたのだが・・・・・。

*1:曲面状に格子状になった青空というべきか、もしくは網目状になった青空というべきか、青空に象徴される自由で無限なイメージを巧みに活かしたマイク・マキナニーなる人物のすばらしいジャケット・デザインにご注目。この人はピート・タウンゼンドとともにミハー・ババに師事していた人ということで、オリジナルのリリック・シートにも曲のイメージに基づいたイラストを提供している。

*2:ケン・ラッセル監督の映画版「トミー」(1975年)では、舞台は第二次世界大戦中という設定になっている。