How Much Can a Man Really Take?

Words & Music by Jim Capaldi.
(1972年発表)



(原題直訳 「ひとりの男は本当のところどれだけのことができるのだろうか?」



From Jim Capaldi album, "Oh, How We Danced".
名作アルバム度 ☆☆

「オー・ハウ・ウィ・ダンスド」 (ジム・キャパルディ)




歌詞は、次のURLから
http://www.lyricsdownload.com/jim-capaldi-how-much-can-a-man-really-take-lyrics.html


名曲度 ☆



邦題 「ハウ・マッチ・キャン・ア・マン・リアリー・テイク」 (ジム・キャパルディ)






How much can a man really take?
本当のところ、
男というものは、
どれだけのものを手にすることができるのだろう?
When he's pushed himself too far
自分をはるか遠くまで駆り立てすぎたあまり
He knows that his mind is on the break.
自分の心が壊れてしまうところまで来てしまったのを
この男は自分でわかっているのだ
And he's trying to reach that star.
そうやって、彼は、
その星に手を伸ばそうとしているのだ
How many times have I seen him fall?
この男が転げ落ちるのを
わたしは何度 目にしたことだろう
How many times?
何度目だろうか?
Too many to recall. 
多すぎて思い出せないほどだ。
Come on home!
さあ、帰ろうぜ!




He left his home in search of his soul.
彼は自分の魂を探して故郷を後にした
A many miles he did travel.
長い道程を彼は旅した
Towards the east and distant shores.
東へ、そして遠い岸辺へと
For the mystery of life to unravel.
生きていることの不思議を解き明かそうと
And many wondrous sights he did see,
While passing through those lands.
そして、
そうした土地、土地を経て、また巡りながら、
たくさんの驚くべき光景を目にしたのだ
But he cast a shadow
しかし、彼は影を投げていた
Deep and long across the moving sands.
流砂の上に濃く長い影を




How much can a man really take?
本当のところ、
男というものは、
どれだけのものを手にすることができるのだろう?
When he's pushed himself too far
自分をはるか遠くまで駆り立てすぎたあまり
He knows that his mind is on the break.
自分の心が壊れてしまうところまで来てしまったのを
この男は自分でわかっているのだ
And he's trying to reach that star.
そうやって、彼は、
その星に手を伸ばそうとしているのだ
How many times have I seen him fall?
この男が転げ落ちるのを
わたしは何度 目にしたことだろう
How many times?
何度目だろうか?
Too many to recall. 
多すぎて思い出せないほどだ。
Come on home!
さあ、帰ろうぜ!




Fate was about to deal him a card,
運命が彼に一枚のカードを配ろうとしていた
From the bottom of the pack.
カードの山から
And he met his end in fair Nepal
そして彼は美しいネパールでその最期に遭遇した
With a dagger in his back.
背中に短刀を突き刺されて
So raise up your eyes and see that angel in the sky.
さあ、目を上げて、そして空のあの天使を見てごらん
And remember when you're searchin' for your soul,
そして、よく覚えておくといい
自分の魂を探求するとき
you're searchin' for to die.
それは死ぬことを探し求めることになるのだと




How much can a man really take?
本当のところ、
男というものは、
どれだけのものを手にすることができるのだろう?
When he's pushed himself too far
自分をはるか遠くまで駆り立てすぎたあまり
He knows that his mind is on the break.
自分の心が壊れてしまうところまで来てしまったのを
この男は自分でわかっているのだ
And he's trying to reach that star.
そうやって、彼は、
その星に手を伸ばそうとしているのだ
How many times have I seen him fall?
この男が転げ落ちるのを
わたしは何度 目にしたことだろう
How many times?
何度目だろうか?
Too many to recall. 
多すぎて思い出せないほどだ。
Come on home!
さあ、帰ろうぜ!
Come on home!
さあ、帰ろう!
Got to get on home.
帰らなきゃいけないぜ。





Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞






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実は、今夜の主役であるジム・キャパルディが、つい先日亡くなったばかりであることを、
ついいましがた知ったばかりだ。
上記の「Eve」の歌詞を求めて、彼のホームページを訪れたところ訃報と彼自身の美しい遺言が掲示してあって、しばし目だけになってしまった。


ジム・キャパルディは、
彼個人のソロ・アーティストとしてのキャリアよりも、
トラフィック」という1960年代後半から1970年代前半のイギリスのグループのオリジナル・メンバーであり、
ドラマーとしてのほうがよく知られている。
実際、その時期が彼のミュージシャンとしてのキャリアはピークであったことと思う。
そしてトラフィックの音楽が高度で複雑なものになってきた頃から、
ドラマーの座をジム・ゴードン(!)やマッスル・ショールズのロジャー・ホーキンスに明け渡し、
またコンガなどのパーカッションにもアフリカ人のリーバップ・クァク・バーが加わるなどして、
彼はバック・コーラスのみでグループに参加していたが、
それでもスティーヴ・ウィンウッドのよき相棒であり、
トラフィックの全曲に歌詞で参加し、トラフィック解散後も、自らのソロ・アーチストとしての活動と併せて、ウィンウッドのソロ・アルバムに多くの歌詞を提供してきた。


そのキャパルディが先日この1月28日に亡くなったというのだ。
まったく何も知らなかった。


http://www.jimcapaldi.com/index.htm

(キャパルディのホームページ、本人からの別れのメッセージが掲載)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000487-reu-ent

(ロイター電の死亡記事@YahooJapan)



そして、その1月28日にここでぼくが何の曲をアップしていたのだろうかと、知りたくなってその日を見てみた。
そしたらば、嗚呼!!
ちゃんとおれは無意識裡にキャッチしていたんだなあ、
彼の魂の飛翔を。

特別、彼のファンというのでも彼の仕事に注目してきたわけではないのだけれど、
作業中は自分のこと忘れて魂ひらいてやってるからわかるんだろう(あ、地震だ04時47分)、すっげえ! 大地と共鳴しちゃった! みんな無事かい?

そう、その日、ぼくは(ちょうど「色彩の手帖」という短期シリーズをしていて)
彼の第1期トラフィックの代表曲のひとつ「カラード・レイン」を載せていたんです。
(そして、スピリチュアルでコズミックな「ヒドゥン・トレジャー」も一緒に)


うーーん、すごいなァ・・・・と(そのことに)しばし感動しました。


Say Farewell to Jim !



http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050128

「Coloured Rain」
「Hidden Treasure」

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20041216

「(Sometimes I Feel Like)Unispired 」


それでは、もう1曲、
彼の最初のソロ・アルバムのタイトル・ソングで、
有名なスタンダード・ナンバーから、