Candle In The Wind 1997

Words by Bernie Taupin, Music by Elton John.
(1997年発表) *1







(原題直訳 「風の中の蝋燭」)







歌詞は、次のURLから、
http://www.sing365.com/music/lyric.nsf/candle-in-the-wind-1997-lyrics-elton-john/485bd6e1cc1a591d482568760024e562







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(これまでこの歌の収録アルバムはありません。)






名曲度 ☆☆☆☆☆







邦題「キャンドル・イン・ザ・ウインド〜ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ」 (エルトン・ジョン








Goodbye England's rose
さようなら、イングランドの薔薇
May you ever grow in our hearts
われらの胸の内で
あなたがいつまでも花咲いていますように
You were the grace that placed itself
Where lives were torn apart
あなたのその優雅さは
その命がふたつ引き裂かれてしまったそこにもあった
You called out to our country
あなたはわれらのこの国に向かって声を上げ
And you whispered to those in pain
そして、苦しみの内にある者たちには囁きかけた
Now you belong to Heaven
いま、あなたは天の人となり
And the stars spell out your name
そう、星々があなたの名前をかたどり綴る




And it seems to me
そして、このぼくには
You lived your life
Like a candle in the wind
あなたが
まるで風の中のロウソクの火のように
ご自分の命を生きたように思えるのです
Never fading with the sunset
沈む夕陽とともにはけっして消えゆくことはなく
When the rain set in
雨の降りそうなときも
And your footsteps will always fall here
そう、あなたの足音はいつもここへと降りてくることだろう
Along England's greenest hills
このイングランドの緑この上ない丘陵一帯に
Your candle's burned out long before
あなたというロウソクが燃え尽きて久しい
Your legend ever will
これからは、あなたにまつわる言い伝えが 末永く




Loveliness we've lost
わたしたちが奪われてしまったあの愛らしさ
These empty days without your smile
あなたの微笑みのない この虚ろな日々を
This torch we'll always carry
わたしたちがこれからずっと携えていくこの松明は
For our nation's golden child
わたしたちのこの国の輝ける黄金の子供のためのもの
And even though we try
そして、わたしたちは努めてはみるものの
The truth brings us to tears
この真実がわたしたちにもたらすのは涙
All our words cannot express
わたしたちのあらゆる言葉も
The joy you brought us through the years
あなたがずっとこの年月の間、
わたしたちにもたらしてくれていたその喜びを表すことはできやしない




And it seems to me
そう、このぼくには
You lived your life
Like a candle in the wind
あなたが、ご自分の命を
まるで風の中のロウソクの火のように生きていたように映るのです
Never fading with the sunset
When the rain set in
雨が降りそうなときも
けっして沈む夕陽とともに消えゆくことなどなく
And your footsteps will always fall here
そう、あなたの足音はいつもここに降りてくるのです
Along England's greenest hills
緑この上ないこのイングランドの丘陵一帯に
Your candle's burned out long before
あなたというロウソクはずっと以前に燃え尽きてしまっていた
Your legend ever will
これからは末永くあなたという伝説が




Goodbye England's rose
さようなら、イングランドの薔薇
May you ever grow in our hearts
われらの心の中で
あなたがいつまでも花咲いていきますように
You were the grace that placed itself
Where lives were torn apart
あなたというその優雅さは、
その生命が引き裂かれたそこにさえあったものでした
Goodbye England's rose
さようなら、イングランドの薔薇よ
From a country lost without your soul
あなたの魂なく 迷えるこの国からのお別れを
Who'll miss the wings of your compassion
これからは、あなたという思いやりの翼を失くして淋しくなるでしょう
More than you'll ever know
あなたがこれから知るだろうよりももっとそれ以上に




And it seems to me
そして、このぼくの見たところ
You lived your life
Like a candle in the wind
あなたは、
まるで風の中のロウソクのように
ご自分の生を生きられたのです
Never fading with the sunset
When the rain set in
雨のしのび寄るときも
沈む夕陽とともに消えゆくことなどけっしてなく
And your footsteps will always fall here
そう、あなたの足音はこれからもいつもここに降りてくることでしょう
Along England's greenest hills
このイングランドの緑この上ない丘陵一帯に
Your candle's burned out long before
あなたというロウソクが燃え尽きて久しい
Your legend ever will
これからは、あなたにまつわる言い伝えがずっといつまでも




And your footsteps will always fall here
そう、あなたの足音はここに降り来たることでしょう
Along England's greenest hills
このイングランドの緑この上なき丘陵に延々と
Your candle's burned out long before
あなたというロウソクが燃え尽きて久しく
Your legend ever will
これからは、あなたという伝説がいつまでも









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 080410










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つづいて、
その原曲の「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」を聴いてみましょう。
(すでに2005年10月6日に ここでご紹介したものの再掲載です。)

*1:原曲は1973年発表の(マリリン・モンローに捧げた)同名の歌 http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20080318#p2 で、1997年8月31日のレディ・ダイアナ(元英国皇太子妃)の不慮の死に際して、その告別式(同年9月6日、於ウェストミンスター寺院)で歌うべく、その歌の歌詞を(原曲同様、バーニー・トーピンによる)ダイアナを悼むものに替えて発表されたのがきょうこの歌で、後日(ジョージ・マーチンのプロデュースにより)フルートや弦楽四重奏を加えてシングルとして発表され、イギリス、アメリカをはじめ日本など世界17ヶ国でヒット・チャートのナンバーワンとなる世紀の大ヒット曲となったが、エルトン・ジョンはその後はこの歌を(ダイアナ追悼コンサートにおいてさえ)演奏することなく、また(各種のヒット曲を集めたベスト盤をはじめ)アルバムにもいっさい収録することなく今日に至っている。