I'm A Man

Words & Music by Steve Winood and Jimmy Miller. *1
(1967年発表)







(原題直訳 「おれは男だ」)







歌詞は、次のURLから、
http://lyrics.astraweb.com/displayp.cgi?f=spencer_davis_group..unknown..im_a_man








From The Spencer Davis Group compilation album,
"The Best Of The Spencer Davis Group". *2

推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆



「ベスト・オブ・スペンサー・デイヴィス・グループ」 (スペンサー・デイヴィス・グループ) 







Also on The Spencer Davis Group album, "I'm A Man". *3

名作アルバム度 ☆☆☆



「アイム・ア・マン」 (スペンサー・デイヴィス・グループ) *4







Also on Chicago album, "The Chicago Transit Authority". *5

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



「シカゴ(シカゴの軌跡)」 (シカゴ)









名曲度 ☆☆☆








邦題「アイム・ア・マン」 (スペンサー・デイヴィス・グループ)










Well, my pad is very messy
あゝ、おれの部屋はえらく散らかってる
And there's whiskers on my chin
それに、おれの顎には不精髭
And I'm all hung up on music
そう、おれは
すべて音楽に かかりっきりになってるんだ
And I always play to win
そして、おれは、いつでも とことん徹底してやっている
I ain't got no time for lovin'
恋愛なんかしてる時間は、おれにはないんだ
'Cause my time is all used up
Just to sit around creatin'
All that groovy kind of stuff.
何しろ、おれの時間は
すわって、とにかくグルーヴィーなものを創り上げるのに
全部使い果たしているからな




I'm a man
おれは男なんだ
Yes, I am
そうさ、おれは
And I can't help but love you so
それで、おれは
おまえのことを愛さずにはいられないんだ、こんなふうにな
I'm a man
おれは男なのさ
Yes, I am
そうさ、このおれは
And I can't help but love you so.
それで、おれはこんなふうに
おまえのことを愛さずにはいられないのさ




Well, if I had my choice of matter
そうだなあ、もし、このおれに選べって言うんなら
I would rather be with cats
おれはやっぱり仲間たちと一緒にいるかな
All engrossed in mental chatter
みんなで知的なダベリに熱中して
Moving where our minds are at
自分たちの考えてることをどんどん言って
And relating to each other
それで互いの疎通をはかっていくんだ
Just how strong our wills can be
とにかく、
どれだけおれらの意志が強くなれるかってことになるけど
I'm resisting all involvement
With each groovy chick we see
おれらが目にする とびきりゴキゲンなカワイコちゃんたちと
いちいちどっぷりつき合うなんてことには、おれは抵抗があるんだ




Well, I'm a man
そうだよ、おれは男なんだ
Yes, I am
そうさ、このおれはな
And I can't help but love you so
それで、おれは、
おまえのことをこんなふうに愛さずにはいられないんだ
I'm a man
おれは男なんだ
Yes, I am
そうだよ、おれはな
And I can't help but love you so.
それで、おれは、
おまえを愛さずにはいられないんだ、こんなふうにな




I got to keep my image
おれは自分のイメージってものを保ってかなきゃならない
While suspended from a throne
That looks out upon a kingdom
おれの王国を見下ろす玉座ってもんを離れてる間はな
Full of people all unknown
知らない人間ばかりがうようよしてるぜ
Who imagine I'm not human
あいつらのイメージだと、このおれは人間じゃないんだ
And my heart is made of stone
そして、おれのハートは石でできてる
I never had no problems
おれは悩みなんて全然持ったこともなくて
And my toilet's trimmed with chrome
それで、おれんとこのトイレはクローム仕立てでできてるんだとさ




I'm a man
おれは男だ
Yes, I am
そうさ、このおれはな
And I can't help but love you so
だから、おれはおまえのこときを
愛さずにいられないんだ、こんなふうにな
I'm a man
おれは男なんだぜ
Yes, I am
そうさ、このおれはな
And I can't help but love you so.
それで、おれは、
こんなふうにおまえを愛さずにはいられないんだ










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 100809










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同じ曲ではあるのですが、
この2年後に発表されたシカゴの歌と演奏によるものは。
けっこう違った歌になっているようなので、つづけてシカゴの同じ歌を聴いてみましょう。






*1:イギリスでは、これがスティーヴ・ウィンウッドの最後のスペンサー・デイヴィス時代のシングル(通算第9作で全英9位、全米10位のビッグ・ヒット)となり、こののち、スティーヴィーは(ジム・キャパルディ、クリス・ウッド、デイヴィ・メイスンと)トラフィックを結成して、(きょうのこの歌の共作者であるアメリカ人の)ジミー・ミラーをプロデューサーに、とてもカラフルでヨリクリエイティヴな新しいサウンドを創り上げ、3枚のアルバムを発表していく。そして、ミラーは、このトラフィックとの仕事を気に入ったミック・ジャガーによって、ストーンズのニュー・アルバムのプロデューサーに迎えられ、そこからストーンズの(「ジミー・ミラー時代」というべき彼らの)黄金期の傑作アルバム「ベガーズ・バンケット」「レット・イット・ブリード」「スティキー・フィンガーズ」「メインストリートのならず者」を制作してゆくことになる。

*2:このアルバムからは、すでに「ギミ・サム・ラヴィン」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051031 と「男が女を愛する時」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070502 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪

*3:アメリカでのレーベル、ユナイテッド・アーチスツの独自編集による(コンピレーションというべき)(前年のアルバム「Gmmie Some Lovin'」同様の)アメリカでのスペンサーズのアルバム第2作で(ジャケットのフロントには(アルバム・タイトルと並んで)なぜか「スペンサー・デイヴィス」としか表示されていないw)本国イギリスでは、このアルバムのリリースはなく、また、きょうのこの歌を収録したアルバムはイギリスではベスト盤の類があるだけです。(また、付記しておくと、スティーヴィー・ウィンウッド在籍時代のスペンサー・デイヴィス・グループの正規のアルバム(当時、発表されたもの)としては、「Their 1st LP」(1965年)、「The 2nd Lp」(1966年)、「Autumn '66」(1966年)の3作のみ。)

*4:このアルバムからは、すでに「ジョージア・オン・マイ・マインド」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060425 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪

*5:このアルバム・タイトル「シカゴ運輸局」は、当時のシカゴのグループ名でもありました。このアルバムの発表後、グループ名をシンプルに「シカゴ」と短縮した。また、シカゴによるきょうのこの歌は7分40秒に及ぶ熱演で歌詞もオリジナルとはだいぶ違うものになっているので、このあとにつづけてそちらも紹介しておいたので、つづけてどうぞ♪