Tea For The Tillerman

Words & Music by Cat Stevens.
(1971年発表)





(原題直訳 「操舵手にお茶を」)*1





From Cat Stevens album, "Tea For The Tillerman".
名作アルバム度 ☆☆☆☆☆

「父と子」*2 (キャット・スティーヴンス)






歌詞は、次のURLから
http://www.lyricsdownload.com/cat-stevens-tea-for-the-tillerman-lyrics.html






名曲度 ☆☆





邦題 「農夫にはお茶を」*3 (キャット・スティーヴンス)









Bring tea for the Tillerman
舵取りにお茶を持っていってあげよう
Steak for the sun
太陽にはステーキを
Wine for the women who made the rain come
雨を呼ぶ女には葡萄酒を
Seagulls sing your hearts away
かもめの歌声があなたがたを連れ去っていく
'Cause while the sinners sin, the children play
なぜなら、その一方で
罪びとたちが罪を犯し、子供たちは遊んでいるから




Oh Lord how they play and play
おゝ、主よ
あの子たちが、あんなに遊びに遊んでいる
For that happy day, for that happy day
その幸せの日のために、その幸せの日ゆえに







Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞

*1:アルバムのラストを飾り、またアルバムのタイトル・ソングでもあるこの歌のタイトルは、アルバム冒頭にラインナップされた(本アルバム全体のテーマを示すような役割を果たす)歌「子供達の園はどこに」Where Do The Children Play? の中の「ぼくたちは長い道のりをやって来た」に照応するものと考えるのが筋だろう。事実、「操舵手にお茶を」というアルバム・タイトルとともにジャケットに掲げられたイラストのお茶を飲む老人はすでに操舵手としての仕事を終え、リタイアした人物を描いた姿と映るのだ。

*2:たしかにこのアルバムには「父と倅」(Father And Son)という歌もあるし、大ヒット曲「ワイルド・ワールド」のように「父親」らしき人物、ないしは「父親」的存在(father figure)から年少者への歌もあり、その意味では(「父と子」という)このアルバム・タイトルの邦題もわからぬことはないのだが、「操舵手にお茶」をという原題を(敢えて隠蔽してしまうことになり、ひいては)アルバム全体のコンセプトを見誤らせしまうことになる間違った邦題と言えるだろう。まあ、日本では(それを売る)レコード会社も(それを伝え広める)放送局も、音楽評論家をはじめとするジャーナリズムや批評の世界も、そんなことはおかまいなしで、ただひたすら滅茶苦茶いい加減な戯言や(基礎的な教養不足からか前提からして)誤った私見や聞きかじりの不正確な情報だか噂だかやらを垂れ流す駄弁を弄するばかりなので、そんなことは言ってもはじまらないという世界であるわけだから(あんまり言いませんけど)、いつもここを見てくださっている少数派のみなさん、来年もよろしくねー。ここはいま(何かが起こっている)アンダーグラウンド、何かおめでたいこと(Something clebration)が起こっている(Going on)そんな動き、ムーヴメント(=運動=楽章)のステーション(ということで(来年への意欲を込めて)、きのうの歌、ザ・ビートルズの「さあ、皆さん、ご一緒に」をもう一度かけてみるといたしましょうかwink。「♪ボンボボン、船を出せー、ボンボボン、木を伐り倒せー、ボンボボン、縄跳びだー・・・・」と歌のマジック、美の女神(ミューズ)的ミュージック、そう、魔法を信じるかい? てなんやねん

*3:正当な根拠をいっさい欠いたひどい邦題である。おそらく(上掲の)アルバムジャケットの絵から勝手に(それを農夫だと)想像してつけたものに違いあるまい。