Ramblin' Man
Words & Music by Richard Betts.*1
(1973年発表)
(原題直訳 「さすらいの男」)
Performed by The Allman Brothers Band.
You can listen to The Allman Brothers Band album, "Brothers and Sisters".
名作アルバム度 ☆☆☆☆☆
「ブラザース&シスターズ」*2 (オールマン・ブラザーズ・バンド)
歌詞は、次のURLから
http://www.univie.ac.at/Anglistik/easyrider/data/Ramblin.htm
名曲度 ☆☆☆☆☆
邦題 「ランブリン・マン」 (オールマン・ブラザーズ・バンド)
Lord, I was born a ramblin' man,
主よ、おれは生まれながらのさすらい人
Tryin' to make a livin' and doin' the best I can.
生計を立てようとできるだけ最善を尽くしている
And when it's time for leavin',
そして出て行くときが来たら
I hope you'll understand,
おまえがわかってくれることを
おれは願うぜ
That I was born a ramblin' man.
このおれが
生まれながらのさすらいの男だということをな
Well my father was a gambler down in Georgia,
うん、おれの父親はジョージアのほうでギャンブラーをしてたんだ*3
He wound up on the wrong end of a gun.
やつは銃の向きを間違えて大怪我を負い
And I was born in the backseat of a Greyhound bus
そして、このおれが
グレイハウンドのバスの後部座席で生まれたんだ
Rollin' down highway 41
街道41号線を下りながらな
Lord I was born a ramblin' man
主よ、おれは生まれながらのさすらい人
Tryin' to make a livin' and doin' the best I can
生活していこうと、できるだけ一生懸命やってるんだ
And when it's time for leavin'
でも、去っていくそのときが来たら
I hope you'll understand
おれは
おまえならわかってくれると願うんだ
That I was born a ramblin' man
このおれが
生まれながらのさすらいの男だということをな
I'm on my way to New Orleans this mornin'
おれが今朝向かっているのはニューオーリンズ
Leaving out of Nashville Tennessee
テネシーのナッシュヴィルをあとにして
They're always having a good time down on the bayou
緩流河川沼沢地帯のほうじゃ
連中、しょっちゅう愉しくやってるのさ
Lord, them delta women think the world of me
主よ、やつら、デルタ地帯の女たちは
おれに優しくしてくれるんだ
Lord I was born a ramblin' man
主よ、おれはうまれながらのさすらいの男
Tryin' to make a livin' and doin' the best I can
生計を立てようとどうにか、一生懸命できるだけのことはしているが
And when it's time for leavin'
そう、おれが去っていくそのときが来たら
I hope you'll understand
おれは
おまえがわかってくれることを望むだけ
That I was born a ramblin' man......
このおれが生まれながらのさすらい人だと・・・・・
Lord I was born a ramblin man....
主よ、おれは生まれながらのさすらいの男
Lord I was born a ramblin man....
主よ、おれは生まれながらのさすらい人・・・・・・
Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞
*2:アルバム・タイトルになっているのは、よくある「レイディーズ・アンド・ジェントルメン」という呼びかけに変わる(いかにもロックで、そして黒っぽい)呼びかけです。【用例】「ブラザーズ・アンド・シスターズ、さあ、オールマン・ブラザーズの登場です!」といった具合。(フランク・シナトラやトニー・ベネットでは、やはり、こういう紹介はできませんよね)。で、このアルバムはデュアン・オールマンが亡くなって最初の(グレッグ・オールマン率いる)オールマン・ブラザーズ・バンドのスタジオ録音によるアルバムですが、それまでの泥臭いブルース色が薄れ、(きょうのこの歌の作者であるギターディッキー・ベイツのイニシアティヴが前面に出た)より軽快な(いわゆる)サザン・ロックと呼ばれるものの原型みたいなサウンドを創り出したアルバムのひとつといえるのではないかと思います。ベースのバリー・オークリーもこのアルバムの制作中に亡くなり、本作中の2つのトラックがその最後の仕事として収録されている。
*3:「賭博師」と「流れ者」は「ギャンブラー」と「ランブラー」で音韻的にも重なるものがあるわけですw。