Today

Words & Music by Randy Sparks.
(1964年発表)




(原題直訳 「きょう」)




Performed by The New Christy Minstrels.


You can listen to The New Christy Minstrels compilations
such as  "Hits and Highlights 1962-1968 (Coat Your Mind in Honey)".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆


「コート・ユア・マインズ・ウィズ・ハニー〈1962-1968〉」 (ニュー・クリスティ・ミンストレルズ)*1





歌詞は、次のURLから
http://lyrics.blueaudio.com/song/08618.html







名曲度 ☆☆☆





邦題 「トゥデー」*2 (ニュー・クリスティーミンストレルズ)








Today while the blossoms still cling to the vine
蔓にまだ花がついているきょうという日の間に
I'll taste your strawberries, I'll drink your sweet wine
ぼくはあなたの苺を味わおう
あなたという甘いワインを飲んでしまおう
A million tomorrows shall all pass away
とてもたくさんの明日たちが、ことごとく過ぎてゆくのだ
Ere I forget all the joy that is mine today
やがて、ぼくは
きょうぼくのものであるこの歓びを
忘れてしまうことだろう




I'll be a dandy and I'll be a rover
ぼくは伊達男であるだろう
そして、また流れ者にもなるだろう
You'll know who I am by the song that I sing
あなたは
ぼくが歌う歌で
そのときどきのぼくを知るだろう
I'll feast at your table, I'll sleep in your clover
あなたという食卓で、ぼくは御馳走にあやかり
あなたのもとでぼくは安らかに眠るだろう
Who cares what the morrow shall bring?
明くる日が何をもたらすかなど
気にしてみたところではじまらない




Today while the blossoms still cling to the vine
きょうという日、花がまだ蔓についている間に
I'll taste your strawberries, I'll drink your sweet wine
ぼくはあなたという苺を味わおう
あなたの甘いワインを飲んでしまおう
I can't be contented with yesterdays glory
このぼくが
きのうという日の栄光に満ち足りることなどありえない
I can't live on promises winter to spring
ぼくは冬が春にした約束などでは生きられない
Today is my moment and now is my story
きょうという日がぼくの契機*3であり
いまという時こそがぼくの物語なのだ
I'll laugh and I'll cry and I'll sing
ぼくは笑い、泣き、歌うだろう




Today while the blossoms still cling to the vine
きょうという日よ、蔓にまだ花がついている間に
I'll taste your strawberries, I'll drink your sweet wine
ぼくはあなたの苺を味わおう
あなたという甘いワインを飲んでしまおう
A million tomorrows shall all pass away
とてもたくさんの明日たちが、ことごとく過ぎてゆくのだ
Ere I forget all the joy that is mine today
やがて、ぼくは
きょうという日にこのぼくのものであるこの歓びを
忘れてしまうことだろう





Translated into Japanese tonight by komasafarina.

*1:小学校の教科書にも載っている有名な「グリーン、グリーン」を歌った男女混声10人編成のフォーク・グループ。きょうのこの曲「トゥデー」の作者であるランディ・スパークスをリーダーとして、過去、このグループに在籍した経歴を持つアーチストには輝かしい名前が数多く、ケニー・ロジャーズ、ジョン・デンヴァー、女優のカレン・ブラック、バリー・マクガイヤー、バーズのジーン・クラークといったところが挙げられる。また、その昔、日本で1960年代に「花と小父さん」(浜口庫之助・作詞・作曲)という奇妙なヒット曲を放った「伊藤きよ子」という歌手が滞米時代に一時期このニュークリスティミンストレルズに在籍しており、日本のポピュラー・ミュージック史上の(野球で言うところの)メジャー・リーガー第一号の栄誉を担っている。

*2:ジョージ・マーシャル監督、グレン・フォード主演の映画「うしろへ突撃」の主題歌でもあったそうです。

*3:活字であれば、この「moment」には「契機」であるとともに「とき=瞬間」というルビをふるだろう。