Young Lust

Words & Music by Dave Gilmour and Roger Waters.
(1979年発表)



(原題直訳 「若き肉欲」)





From The Pink Floyd album, "The Wall".
名作アルバム度 ☆☆☆

ザ・ウォール」 (ピンク・フロイド




歌詞は、次のURLから
http://www.pink-floyd-lyrics.com/html/young-lust-wall-lyrics.html




邦題 「ヤング・ラスト」 (ピンク・フロイド







I am just a new boy,
ぼくはまだ新顔だ
Stranger in this town.
この街では知る者もない人間
Where are all the good times?
楽しい時間はどこにあるのだろう?
Who's gonna show this stranger around?
誰がこのよそ者を連れまわして案内してくれるのだろう?




Ooooh, I need a dirty woman.
おゝゝゝ、おれにはふしだらな女が必要だ
Ooooh, I need a dirty girl.
あゝゝゝ、おれには汚れた女の子が必要なんだ




Will some cold woman in this desert land
この荒廃した地でどこかの冷たい女が
Make me feel like a real man?
このぼくを
本物の男だという気にさせてくれるだろうか?
Take this rock and roll refugee
こんなロックンロール難民の相手をしてくれよ
Oooh, baby set me free.
おゝゝ、ベイビー、
ぼくを自由にしてくれ




Ooooh, I need a dirty woman.
おゝゝゝ、おれにはふしだらな女が必要だ
Ooooh, I need a dirty girl.
あゝゝゝ、おれには汚れた女の子が必要なんだ






(電話の呼び出し音





[Phone rings..Clink of receiver being lifted]
(電話の呼び出し音・・・・受話器をとる音)
"Hello..?"
「ハロー・・・?」
"Yes, a collect call for Mrs. Floyd from Mr. Floyd.
「もしもし、フロイド様よりフロイド夫人にコレクトコールです
Will you accept the charges from United States?"
合衆国からの通話の料金支払いとなりますが、お受けになりますか
[clunk! of phone being put down]
(ガシャン! 電話が切れる)
"Oh, He hung up! That's your residence, right? I wonder why he hung up?
「あら、切られちゃったわ、これって、あなたのご自宅ですypね、そうですね? 
 へんなの、どうして切っちゃうのかしら?
Is there supposed to be someone else there besides your wife there to answer?"
「あなたの奥さまのほかにどなたか電話に出るような方っていらっしゃいますか?」




[Phone rings again...clunk of receiver being picked up]
(プッシュホンの番号音、再び電話の呼び出し音・・・受話器をとる音)
"Hello?"
「ハロー?」
"This is United States calling, are we reaching...
「こちら合衆国からの通話ですが、そちらは・・・
[interrupted by phone being put down]
(電話が切れる音がして遮られる)
"See he keeps hanging up, and it's a man answering."
「ほら、また切られたわ、出たのは男のかたでしたが」
[whirr of connection being closed]
(通話切れの発振音がつづく



Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞





∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮





あらわになるのは肉欲
それだけが方向性を求める
とりあえず、それを黙らせる
鎮めるのには、ただひたすら燃え上がらせるのが何よりだ




そして、曲の終わりのつながらない国際電話(呼び出し音はイギリスの電話のものだ)に主人公のふだんの生活もまたばらばらになってしまっているのがうかがえる。

(上の註でも述べたが)アラン・パーカーによる映画版の「ザ・ウォール」では、この曲は(まえの曲)「Empty Spaces」の、より長く、はるかに事情をよく物語るロンガー・ヴァージョンともいうべき「What Shall We Do Now?」の次の曲として配されている。また、ライヴ版の「ザ・ウォール・ライブ アールズ・コート 1980-1981」では、「Empty Spaces」「What Shall We Do Now?」「Young Lust」という順で演奏されている。


では、それを(日付を変えて)(「番外」篇として)次に聴いてみよう。