Woodstock


Words and Music by Joni Mitchell.
(1970年発表)



(原題直訳 「ウッドストック」(地名))



From her album, "Ladies of the Canyon".
名作アルバム度 ☆☆☆☆☆

「レディズ・オヴ・ザ・キャニオン」 (ジョニ・ミッチェル



Also famous by Crosby, Stills, Nash and Young album, "Deja Vu".
名作アルバム度 ☆☆☆☆☆

デジャビュ」 (クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング」



And in U.K. by Mathews Southern Comfort album, "Mathew's Southern Comfort"
名作アルバム度 ☆☆☆

(マシューズ・サザン・コンフォート)



歌詞は、次のURLから
http://www.all-lyrics.us/Joni-Mitchell/Ladies-of-The-Canyon/Woodstock/



名曲度 ☆☆☆





邦題 「ウッドストック」 (ジョニ・ミッチェル






I came upon a child of God
あたしは神の子と出会ったの
He was walking along the road
彼は道端を歩いていたわ
And I asked him, "where are you going?"
それで、「どこへ行くの?」と訊くと
And this he told me
彼はこう答えたの
"I'm going on down to Yasgur's farm
「ヤズガーの農場に行くんだ
I'm going to join in a rock 'n' roll band
「ロックンロール・バンドと合流するのさ
I'm going to camp out on the land
「向こうでキャンプをするんだよ
I'm going to try an' get my soul free"
「自分の魂を自由にしてみようと思ってるんだ」
We are stardust
わたしたちは星の塵
We are golden
わたしたちは黄金
And we've got to get ourselves
わたしたちはわたしたち自身を手にしなくては
Back to the garden
あの果樹園に戻って




"Then can I walk beside you ?
「だったら、あたしも一緒に歩いて行っていい?
I have come here to lose the smog
「スモッグから逃げてここまで来たの
And I feel to be a cog in something turning
「あたし、自分が何かの歯車の歯みたいな感じがしちゃって
Well maybe it is just the time of year
「そうね、たぶん、これって毎年そういう時期があるのよ
Or maybe it's the time of man
「それとも、もしかして人類がそういう時期なのかしら
I don't know who l am
「あたしは自分が何者なのかわからなくって
But you know life is for learning"
「でも、言うじゃない、生きているって学ぶことだものね」
We are stardust
わたしたちは星の塵
We are golden
わたしたちは黄金
And we've got to get ourselves
わたしたちはわたしたち自身を手に入れなければ
Back to the garden
あの果樹園に戻って




By the time we got to Woodstock
わたしたちがウッドストックに着くころになると
We were half a million strong
わたしたちは50万人ぐらいの大群になっていた
And everywhere there was song and celebration
そして、いたるところに歌があり、祝典があった
And I dreamed I saw the bombers
あたしは夢を見たの、爆撃機の夢よ
Riding shotgun in the sky
ショットガンにまたがった人が空を飛んでるのよ
And they were turning into butterflies
そしたらそれが蝶々になったの
Above our nation
あたしたちのこの国の上空で
We are stardust
わたしたちは星の塵
Billion year old carbon
何億年という年月を経た炭素
We are golden
わたしたちは黄金
Caught in the devil's bargain
悪魔との取引にしばられた
And we've got to get ourselves
だから、わたしたちはわたしたち自身を手に入れなくては
Back to the garden
あの果樹園に戻って。




Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞





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「Back to the garden」(あの果樹園に戻って)というフレーズには、
エデンの園」を連想させるものがある。
まあ、そういうふうに訳したんデースケドガー


きょうは、(平民の歴史にはまるで記憶がない)この国の建国記念日
大日本帝国時代のような皇国史観から神話や正史に典拠した「紀元節」、
と呼ぶならそれはそれで大いに了承させてもらっちゃいますが、
日本の場合は「建国」という言葉は適切ではないように思うのだが、
どうでっしゃろかいな?
だって、憶えがないんですよネ、歴史的に。
べつに戦争したり叛乱起こして作った国じゃないからねえ。
「建国」の主体ってどなたはん?
その「国」は、この「国」?
ホントにぃ〜!?
というのが、休みの国にておいらが思うところ。
「建国」の日、記念日なのに、
ちっとも「めでてえ」という感情が湧いてこない、不幸なわたし、
と、そして、あなたも?

誰かが作ってくれた国
Thank You Whoever You Is.
Anyway we don’t know you.
I'm sorry.


↑ うきゃ、ロックしちゃったぜぃ! 

ピース!

ピース・フォー・ピープル・イン・パレスチナ


ところで、きょう取り上げたこの「ウッドストック」は、
いうまでもなくロック史上最大といわれる(実は記録は破られるためにあるわけですけど)1969年のロック・フェスティヴァル「ウッドストック」を歌ったものだ。




ニューヨーク州ベセルの田舎町ウッドストック
http://maps.yahoo.com/maps_result?ed=jMhyuup_0TpuhkPD3XXk6Xc-&csz=WOODSTOCK%2C+NY&country=us&cat=&trf=0
1969年8月16日〜18日までの3日間、広さ600エーカー(どのぐらい広いんだろう?)のマックス・ヤズガー農場を借り切って開催された。
集まった人数は、45万人と言われているが、
それだけの数がいれば、これはもうひとつの「市」レベルの町だ、
というのは、ステージの上でジョン・セバスチャンが口にした言葉だったが、
実際「ウッドストック・ネーション」という言葉も、当時の流行語だったのか、古い文書でよく目にすることのあるコトバだ。
このウッドストック・フェスティヴァルは、会期中の死者1名、出生者2名というが、
そのときの歴史的な赤ちゃんもことしの夏でで36歳になる計算だが、
ヒッピーなお父さんとお母さんを持ってさぞかしその後のアメリカで苦労して育ってきたことでしょう。
どんな人なのでしょうね、日本のTV局なら探し出してクイズ番組かなにかを作ってしまいそうデースケドガー



もちろん、このロック・フェスティヴァルの模様はドキュメンタリー映画に記録され、
ステージもライブ・アルバムになっている。

いずれも現在では、当時と違ってより多くを収録したバージョンが入手可能だ。

【CDセット】
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000002J07/qid=1108108432/sr=1-2/ref=sr_1_2/002-1158376-6352048?v=glance&s=music

【DVD】
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/0790729350/ref=pd_ecs_d_m_a/002-1158376-6352048?v=glance&s=dvd&n=




そのウッドストックのステージに立ったジョニ・ミッチェルが作った「ウッドストック」、
いわば「ウッドストックネーション」の国歌といった趣きの曲だが、
クロスビー・スティルス、ナッシュ&ヤングの超ミリオンセラー・アルバム「デジャヴー」に彼らのバージョンが収録され、
おそらくそれがいちばん有名ではないでしょうか。
ジョニのバージョンとはまったくの好対照のサウンドになっている。
また、イギリスでは、フェアポート・コンヴェンションを脱退したイアン・マシューズが最初のソロ・アルバム「マシューズ・

サザン・コンフォート」(レコーディングの参加メンバーがその後そのまま同名のグループとなった)で取り上げ、それがシングル・カットされて、全英ヒット・チャートの第1位になっている。ふーん、さすがブリテン


ということで、今夜はもう1曲、
当時のラヴい時代の雰囲気がみちみちでふっとばしているこの曲です。