Hi-Lili, Hi-Lo
Words & Music by Helen Deutsch and Bronislau Kaper. *1
(1966年発表)
(原題直訳 「やあ、リリィ、ほら、見てごらん」) *2
歌詞は、次のURLから、
http://www.smartlyrics.com/Song569913-Alan_Price-Set-Hi-Lili-Hi-Lo-lyrics.aspx
From The Alan Price Set album, "The Price To Play". *3
名作アルバム度 ☆☆
(アラン・プライス・セット)より *4
Originally from the film soundtrack album, "Lili".
名作アルバム度 ☆☆☆
(レズリー・キャロン、メル・ファーラー、サウンドトラック盤)より
Also on the Manfred Mann album, "Mann Made". *5
名作アルバム度 ☆☆
アルバム「マン・メイド」(マンフレッド・マン)より
名曲度 ☆☆☆
邦題「ハイ-リリ、ハイ-ロー」 (アラン・プライス・セット) *6
On every tree
どんな木にも
Sits a bird singing a song of love
鳥がとまって恋の歌を歌っている
A song of love is a sad song
恋の歌は悲しい歌さ
Hi-lili, hi-lili, hi-lo
♪ ハイリリィ、ハイリリィ、ハイロォー
A song of love is a song of woe
恋の歌とは、悲しい呻き
Don't ask me how I know
ぼくがどうして そんなことを知ってるかなんて訊かないでくれよ
A song of love is such a sad song
恋の歌がそんなふうに悲しい歌とは
For I have loved and it's so
だって、ぼくは恋をしてたんだ、そして、いまはこんな
I sit at my window and I watch the rain
自分のところの窓辺にぼくはすわって
そして、ぼくは雨を見つめてる
Hi-lili, hi-lili, hi-lo
♪ ハイリリィ、ハイリリィ、ハイロォー
Mmh, and tomorrow I'll probably love again
うーん、そして明日になれば、
ぼくは、きっとまた恋をしてるのさ
Hi-lili, hi-lili, hi-lo
♪ ハイリリィ、ハイリリィ、ハイロォーって
(spoken)
(演奏上の掛け声)
"Oh, now hit me, hit me, hit me now"
「おゝ、さあ、ここでかまして来いよ、
来るんだ、来いよ、ここで」
"I like it"
「いいじゃん、それ」
"Alright now"
「よーし、よし、いいよ」
"Ooh, let me tell you now"
「うーん、じゃあ、ここでぼくが言ってみるかな」
A song of love is such a sad song
恋の歌とは、そんな悲しい歌なんだ
For I have loved and it's so
だって、ぼくは恋をしてきて、こんなことになっている
I sit at my window and I watch the rain
自分のところの窓辺にぼくはすわって
そして、ぼくは雨を見てるんだ
Hi-lili, hi-lili, hi-lo
♪ ハイリリィ、ハイリリィ、ハイロォーってさ
Ooh, and don't you know
おゝ、そして、きみにはわかるよな
That tomorrow I'll probably love that song
明日になれば、ぼくは、また、きっと恋をしてるんだ
Yes, hi-lili, hi-lili, hi-lili, hi-lo
そうだよ
♪ ハイリリィ、ハイリリィ、ハイロォーてね
Oh, don't you know, lalalala ....
おゝ、みんななら、わかるよな
♪ ラララララー・・・・
La la la la la.......
♪ ラララララー・・・・
Hear me now, yeah, lalalala ....
聞いてくれよ、ほら、そうさ
♪ ラララララー・・・・
La la la la la.......
♪ ラララララー・・・・
Hear me now, yeah, lalalala ....
聞こえるだろ、ほら、そうさ、
♪ ラララララー・・・・
Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 110910
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【Years Ago−Go!】
アラン・プライス、
アニマルズ在籍時代のカヴァー曲で1年前とのダブル・プレー達成です♪
(1年前のエントリーを Playback♪)
・「女はそれを我慢できない」(リトル・リチャード)
(The Girl Can't Help It)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/200700605
(2年前のエントリーも Playback♪)
・「アンクル・アルバート〜ハルセイ提督」 (ポール・マッカートニー)
(Uncle Albert / Admiral Halsey)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060605
(3年前のエントリーも Playback♪)
・「イフ・ラヴィング・ユー・イズ・ロング」 (ルーサー・イングラム) (ロッド・スチュワート)
(If Loving You Is Wrong)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050605
*1:作者のふたりは、きょうのこの映画が挿入歌として使われた1953年公開のアメリカ映画(MGM)映画「リリー」(レズリー・キャロン、メル・ファーラー、ジャン・ピエール・オーモン主演、チャールズ・ウォルターズ監督)の脚本家と音楽監督。
*2:しかし、その調子のよさから、陽気な掛け声ととってもよいのではなかろうか。
*3:1966年にイギリスでのみ発売されたアラン・プライスのアニマルズ脱退後の最初のアルバム。きょうのこの歌は彼の最初のヒットとなった。なお、このアルバムからは、すでにアルバム冒頭のメドレーを〆る「ダンス天国」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051107 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪
*4:アラン・プライス・セットは、1965年にアニマルズを脱退したプライスが結成した6人組のグループで、プライスのピアノとオルガンにベースとドラムスのトリオをコアとしてホーン3本(それもバリトン・サックス(!)、テナー・サックス、トランペット(ときにフルートという、普通なら、まあサックス、トランペット、トロンボーンといったところだろうが))を加えた(当時としてはひじょに珍しいギタリストなしの)ユニークな編成で、スクリーミング・ジェイ・ホーキンズの「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」(全英チャート9位)やきょうのこの歌「ハイ・リリー・ハイロー」(全英11位)、当時、まだ無名だったランディ・ニューマンの作品をいち早く取り上げた「Simon Smith And The Amazing Dancing Bear」(全英4位)、そして彼自身のペンによるオリジナルの「ザ・ハウス・ザット・ジャック・ビルド」(全英4位、アレサ・フランクリンのヒット曲とは同名異曲)といったヒットを放っている。プライスは、このグループを1968年に解散するがそのサウンドは(ツアーが苦痛でアニマルズを辞めたプライスにふさわしく)ひじょうに穏当で常識的な(そう言ってよければ退屈なwink)イギリス風のメインストリーム指向のものであるようにわたしには聴こえる。なお、日本ではアラン・プライスのアルバムは(彼のアニマルズ後のキャリア、すなわち)アラン・プライス・セットや(ジョージィ・フェームとの)フェイム&プライス(「名声と代償」の意味でもあるw)をはじめ、その他の時期のソロとしてのレコーディングや映画音楽など彼の多彩なキャリアにおけるヒット曲や代表曲を網羅したCD2枚セットのコンピレーション「アンソロジー 〜 ジョーディ・ボーイ」のみが(いまのところ)日本盤としてリリースされているのみのようだ。
*5:マンフレッド・マンは、このアルバムからきょうのこの歌を(アラン・プライスに先駆けて)1965年12月に(本国イギリス以外の国で)シングルとして発表しているが、僅かにオーストラリアで19位にチャート・インしたにとどまった。
*6:ほかにも、きょうのこの歌は、ダイナ・ショア、ジーン・ヴィンセント、エヴァリー・ブラザーズ、レイ・コニッフ・シンガーズ、アン・マレー、リッキー・リー・ジョーンズなどさまざまなジャンルの多くのアーチストによってレコーディングされ、またステージでも歌われている。