Fire And Rain

Words & Music by James Taylor.
(1970年発表)








(原題直訳 「火と雨」)









歌詞は、次のURLから、
http://www.registryonwindows.com/registry-jp.php








From the James Taylor album, "Sweet Baby James".

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



アルバム「スウィート・ベイビー・ジェイムス」(ジェームズ・テイラー)より






Also on the Anne Murray album, "Honey, Wheat And Laughter".

名作アルバム度 ☆☆☆



(アン・マレー)より







Also on The Isley Brothers album, "Givin' It Back". *1

名作アルバム度 ☆☆



アルバム「ギヴィン・イット・バック」(アイズレー・ブラザーズ)より







Also on the Blood, Sweat & Tears album, "Blood, Sweat & Tears 3".  *2

名作アルバム度 ☆☆



アルバム「ブラッド・スエット&ティアーズ3」(ブラッド・スウェット&ティアーズ)より












名曲度 ☆☆☆☆☆








邦題「ファイアー・アンド・レイン」 (ジェームス・テイラー*3










Just yesterday morning
ちょうど きのうの朝、
They let me know you were gone
ぼくは、みんなから、
きみが死んでしまったことを知らされた
Susanne, the plans they made put an end to you *4
スザンヌ、彼らが作ってくれたプランがきみには終わりを出してしまった
I walked out this morning
ぼくは今朝、歩いて外に出て、
And I wrote down this song
そして、ぼくは、この歌をつくったんだ
I just can't remember who to send it to
これを誰に送ったらいいのか、ちょっとぼくには思い出せなくてさ




I've seen fire
ぼくは火を見てたんだ
And I've seen rain
そして、ぼくは雨を見た
I've seen sunny days that I thought would never end
ぼくはよく晴れた日々を見てきた
けっして終わることはないと、ぼくは思ってた
I've seen lonely times when I could not find a friend
ぼくに友達ができなかったときには
ぼくは寂しい時間を目にしてきたんだ
But I always thought that I'd see you again
でも、ぼくは、いつも思ってたんだ
きみに また、ぼくは会うことになるのだと




Won't you look down upon me, Jesus
エスさま、あなたは、このぼくのことを見ていてくれますか
You've got to help me make a stand
あなたは、このぼくが頑張れるように助けてくれなくてはなりません
You've just got to see me through another day
あなたは、また次の日にも、
ずっと このぼくを見ていてくれなければなりません
My body's aching and my time is at hand
ぼくのからだは痛くて、
そして、ぼくのその時はもう手の届くところにあるのです
And I won't make it any other way
そして、このぼくには ほかのやり方ではどうにもなりそうもないのです




Oh, I've seen fire
あゝ、ぼくは火を見ていたんだ
And I've seen rain
そして、ぼくは雨を見ていた
I've seen sunny days that I thought would never end
ぼくは、
自分ではけっして終わることのないと思ってた よく晴れた日々を見てたんだ
I've seen lonely times when I could not find a friend
ぼくは自分に友達ができなかった心寂しい時間も目にしてきた
But I always thought that I'd see you again
だけど、ぼくはいつも思ってた
また、きみに ぼくは会うことになるのだと




Been walking my mind to an easy time
ぼくのこの思いを楽な時間に向けて歩ませてきた
My back turned towards the sun
太陽に背を向けて
Lord knows when the cold wind blows it'll turn your head around
主には、冷たい風が吹くとき
それが人の考えを変えてしまうのがわかっている
Well, there's hours of time on the telephone line
そうだな、電話線でつながる時間というのもあるんだし
To talk about things to come
これからのことについて話そうか
Sweet dreams and flying machines in pieces on the ground *5
甘く素敵な夢も空飛ぶ機械(ルビ=フライング・マシーン)も
地上でバラバラになっている




Oh, I've seen fire
あゝ、ぼくは火を見たんだ
And I've seen rain
そして、ぼくは雨を見た
I've seen sunny days that I thought would never end
ぼくは自分ではけっして終わることはないと思ったよく晴れた日々を見た
I've seen lonely times when I could not find a friend
ぼくは自分が友達を見つけられなかった寂しい時間を目にしてきた
But I always thought that I'd see you, baby,
だけど、ぼくはいつも思ってた
ぼくは また、きみに会うことになるのだと、可愛い人よ
One more time again, now
もう一度、また、いま一度




Thought I'd see you one more time again
ぼくはもう一度、またきみに会うことになると思ってたんだ
There's just a few things coming my way this time around, now
ぼくのこれからには、最近じゃ、うん、ほんのいくつかのことしかない
Thought I'd see you,
考えたんだ、ぼくはきみに会うだろうと
Thought I'd see you fire and rain, now
思ったんだ、
ぼくはきみに会うだろうと
火と水を見るだろうと




Na na na na na
♪ ナー、ナー、ナー、ナナナー










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 100110












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【Years Ago−Go!】







おゝ、すごーい、ジェームズ・テイラー、1年まえとのダブルプレー達成♪!
きょうが5曲目という数少ないエントリーでのダブル・プレーとは、これは すごーい!







(1年前のエントリーを Playback♪)







・「愛の歌」 (ジェームズ・テイラー
  (Love Songs)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070505








(2年前のエントリーも Playback♪)






・「ナッシュヴィル・キャッツ」 (ラヴィン・スプーンフル
  (Nashville Cats)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060505







(3年前のエントリーも Playback♪)







・「ザ・プリズナー」 (ロジャー・ダルトリー
  (The Prisoner)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050505

*1:アイズレーズの1971年発表のロック・ヒットのカヴァー集、きょうのこの歌のほかにCSN&Yの「オハイオhttp://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060429 をはじめジミ・ヘンドリックスボブ・ディラン、エリック・バードン&ザ・ウォー、スティーヴン・スティルスなどのヒット曲が採り上げられている。

*2:このアルバムからは、すでにローリングストーンズの「悪魔を憐れむ歌」20060111 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪

*3:ほかにもきょうのこの歌をカヴァーしているアーチストの名前をいくつか挙げていくならば、ウィリー・ネルソン、ジョン・デンヴァー、シェール、アル・ジャロウボビー・ウーマック、ボビー・ダーリン、リッチー・ヘヴンス、リンダ・トンプソン、ジョニー・リヴァーズ、クリフ・リチャードナナ・ムスクーリらのほか、さらにリックウェイクマンらによるインストゥルメンタルの録音も多々ある。

*4:このラインには、ジェームズ・テイラーの伝記的な事実の説明が必要かもしれない。歌われているスザンヌという女性は、かつてのジェムズ・テイラーの友人で、彼が最初のアルバムのレコーディングのために(きょうのこの歌が発表される2年まえにあたる1968年に)ロンドンに出かけている間に自殺してしまうという出来事があり、それが「彼らがつくってくれたプランがきみには終わりを出してしまった」という歌詞になっている。それにしても この「Susanne, the plans they made」いう音列はヒトの意表を衝く響きを作り出す歌詞だ。

*5:深読みならぬ深聴きすれば、この「Flying Machine」とは(先に述べた)ジェームズ・テイラービートルズのレーベル、アップルからアルバム・デビューする以前に(ギタリストのダニー・クーチマーらと)組んでいたグループの名前だが、それが「(甘く素敵な夢とともに)地上でバラバラになっている」と歌っているのは、そのグループでの活動が不首尾に終わり、解散してしまったというバンドの挫折という事実を物語っていると言ってよいでしょう。