Burnin' And Lootin'

Words & Music by Bob Marley.
(1973年発表)







(原題直訳 「焼き打ちと略奪」)








歌詞は、次のURLから、
http://www.elyrics.net/read/b/bob-marley-lyrics/burnin_-and-lootin_-lyrics.html








From The Wailers album, "Burnin'", *1

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



アルバム「バーニン」(ウェイラーズ)より *2







Also on the Bob Marley & The Wailers live album, "Live !",  *3

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



アルバム「ライヴ」(ボブ・マーリー&ウェイラーズ)より










名曲度 ☆☆☆









邦題「バーニン・アンド・ルーティン」 (ウェイラーズ)










This morning I woke up in a curfew
今朝、戒厳令下でおれは目覚めた
O God, I was a prisoner, too
おゝ、神よ、おれもまた囚われの身だったのだ、
Yeah!
そうさ!
Could not recognize the faces standing over me;
おれの上に立ちはだかっているやつらの顔は わからなかった
They were all dressed in uniforms of brutality.
やつらは揃って残忍粗暴という制服を着用してやがったからな
Eh!
くそッ!




How many rivers do we have to cross,
おれたちは、いくつ河を渡らなきゃならないんだ?
Before we can talk to the boss?
ボスを相手に このおれたちが話ができるようになるまでにはよ
Eh!
なあ!
All that we got, it seems we have lost
おれたちが持っているもののすべて、
どうやら、それを このおれたちは失くしてしまったようだな
We must have really paid the cost.
おれたちは本当にその代償を支払ってしまったのにちがいない




That's why we gonna be
だからこそ、おれたちは
(Burnin' and a-lootin' tonight)
(燃やして、そして奪うのだ、今夜な
Say we gonna burn and loot
いいか、おれたちは焼き払って奪い取ってやるんだ
(Burnin' and a-lootin' tonight)
(焼き払って、そして奪い取る、今夜な
One more thing
もうひとつ言っておくぜ
(Burnin' all pollution tonight)
(今夜、すべての汚れを焼いてしまうんだ
Oh, yeah, yeah
おゝ、そうさ、そうだぞ
(Burnin' all illusion tonight)
(今夜、いっさいの幻想を焼き払ってしまうのだ




Oh, stop them! 
おゝ、やつらを打倒するんだ!




Give me the food and let me grow
おれに食い物をよこせ、そして、おれが大きくなるようにしてくれ
Let the Roots Man take a blow *4
根の男(ルビ=ルーツマン)に一服やらせてやるんだ
All them drugs gonna make you slow now *5
ドラッグとかそういう類のものはすべて、
おまえたちを鈍化(ルビ=のろまに)させてしまうものなんだぜ、なあ
It's not the music of the ghetto.
そんなのは このゲットーの音楽じゃないぜ
Eh!
おい!




(Weepin' and a-wailin' tonight)
(咽び泣く声、泣き喚く声が、今夜
Ooh, can't stop the tears!
おゝ、涙が止まらないぜ!
(Weepin' and a-wailin' tonight)
(咽び泣く声、号泣する声が、今夜
We've been suffering these long, long-a years
この長い長い年月、おれたちは痛めつけられてきた
(Weepin' and a-wailin' tonight)
(嗚咽する声、泣き叫ぶ声が、今夜
Will you say cheer?
おまえたち、乾杯だろ?
(Weepin' and a-wailin' tonight)
(咽び泣く声、そして泣き叫ぶ声が、今夜
But when
だが、いつだ




Give me the food and let me grow
このおれに食い物をよこせ、
そして、おれがでっかくなれるようにしてくれ
Let the roots man take a blow.
根の男(ルビ=ルーツマン)に一服やらしてやるがいい
Yeah, I say
そうさ、おれが言うのは
All them drugs gonna make you slow
ああいうドラッグは すべて おまえたちを鈍化させてしまうものなんだ
It's not the music of the ghetto.
そんなものは、このゲットーの音楽じゃない




We gonna be
おれたちはな
(Burnin' and a-lootin' tonight)
(焼き打ちして、奪うんだ、今夜、
To survive, yeah!
生きていくためにだ、そうよ!
(Burnin' and a-lootin' tonight)
(焼き打ちして奪い取るんだ、今夜な
Save your babies' lives
赤ん坊たちの命を守るんだ
(Burning all pollution tonight)
(あらゆる汚染(ルビ=よごれ)を燃やしてしまうんだ
Pollution
汚れを
(Burning all illusion tonight)
(焼き払ってしまうんだ、すべての幻想を、今夜
Lord-a, Lord-a, Lord-a, Lord!
主よ、主よ、主よ、主よ!
(Burnin' and a-lootin' tonight)
(焼き払い、奪い取るんだ、今夜な
(Burnin' and a-lootin' tonight)
(焼き打ちして、奪い取ってやるんだ、今夜だぞ
(Burnin' and a-lootin' tonight)
(焼き払い、奪い取るんだ、今夜な





Burning and a-looting tonight;
焼き払い、そして奪い取るんだ、今夜
Burning and a-looting tonight;
焼き払い、そして奪い取るんだ、今夜
Burning all pollution tonight.
焼き払い、そして奪い取るんだ、今夜











Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 092610












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【Years Ago−Go!】






1年まえは、隔日でふたつの主題(「歌や音楽」全般と「女性」全般)を交互に扱うという、いささか手の混んだ複線(ルビ=ダブル・トラック)で進行していたのを思い出します。





(1年前のエントリーを Playback♪)






・「男が女を愛する時」 (パーシー・スレッジ
  (When A Man Loves A Woman)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070502







(2年前のエントリーも Playback♪)







・「スウィート・ホーム・シカゴ」 (ブルース・ブラザーズ
  (Sweet Home Chicago)
・「スウィート・ホーム・シカゴ」 (ロバート・ジョンソン
  (Sweet Home Chicago)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060502






(3年前のエントリーも Playback♪)







・「プリズン・ソング」 (グレアム・ナッシュ)
  (Prison Song)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050502

*1:1974年に発表された(ボブ・マーリー(1945 - 1981)、ピーター・トッシュ(1944 - 1987)、バニー・ウェイラー(1947 - )の3人が揃った)ウェイラーズの最後のアルバム。以後、「ウェイラーズ」というそのグループ名は「ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ」としてマーリーのバック・バンドの名前として、その主要なレパートリーとともに引き継がれることになった。

*2:日本盤では(営業上の理由からだろう)(「ザ・ウェイラーズ」ではなく)「ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ」のアルバムとして販売されているマアスキニシナサイ。

*3:このアルバムからは、すでに「トレンチタウン・ロック」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070519 と「ノー・ウーマン、ノー・クライ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070518 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪

*4:あるいは「ルーツマンに一発ブン殴らせてやるがいい」とも聴けるだろう。」

*5:もちろん大麻の類は(宗教行為であっても)(化学的な)ドラッグ(=薬物)ではないというそういう常識のもとにある文化や風土における言い草(!)ですね、これはタブン。