Burn

Words & Music by Ritchie Blackmore, David Coverdale, Glen Hughes, Jon Lord and Ian Paice.
(1974年発表)








(原題直訳 「燃える/焼いてしまえ」 *1










歌詞は、次のURLから、
http://www.sing365.com/music/lyric.nsf/BURN-lyrics-Deep-Purple/9D78CF053E1601FB4825695E0007536B








From the Deep Purple album, "Burn",

名作アルバム度 ☆☆☆



アルバム「紫の炎」(ディープ・パープル)より









名曲度 ☆☆☆









邦題「紫の炎」 (ディープ・パープル) *2










The sky is red,
空が赤くなっている
I don't understand,
おれにはわからない
Past midnight I still see the land.
真夜中を過ぎているのに、おれにはまだあたりが見えている
People are sayin' the woman is damned,
連中は、あの女は呪われし者だと言っている
She makes you burn with a wave of her hand.
あの女は、その手をひと振りすることで人を燃え上がらせてしまうのだと




The city's a blaze,
市街地に火の手が上がっている
The town's on fire.
街が火だるまになっているんだ
The woman's flames are reaching higher.
あの女の炎が高く、さらに高く上がっていく
We were fools,
おれたちは愚かだった
We called her liar.
あの女のことをおれたちは嘘つきと呼ばわりしたのだった
All I hear is
このおれに聞こえているのは、とにかく
"Burn!"
「火あぶりにしろ!」の声




I didn't believe she was devil's sperm.
おれには、あの女が悪魔の種子(ルビ=スペルマ)だとは思えなかった
She said,
彼女は言った
"Curse you all, you'll never learn!
「あんたたちみんなを呪ってやる、
あんたたちは ちっとも学ぼうとしない
When I leave there's no return."
あたしがいなくなったら、戻って来ることはないんだよ」と
The people laughed till she said,
人々は嘲け笑った、彼女がこう言うまでは
"Burn!"
「燃やしてやる!」




Warning came,
警告はあったのだ
No one cared.
誰ひとり気に止めた者はなかった
Earth was shakin',
大地が揺らいでいた
We stood and stared.
ぼくたちはつっ立って見つめていた
When it came no one was spared.
それが起こったとき、
誰ひとりとして目こぼしされる者はなかった
Still I hear
いまもなお、このおれには聞こえている
"Burn!"
「燃やしてやるわ!」と




You know we had no time,
みんなには わかるだろうか、
あっと言う間のことだったんだ
We could not even try.
おれたちには、
どうにかしようとすることすらできなかったんだ
You know we had no time.
わかるかい、
おれたちには何の暇(ルビ=いとま)もなかったんだ




You know we had no time,
あんたらにはわかるだろうか、
あっと言う間のことだったんだ
We could not even try.
どうにかしようとすることすら、おれたちにはできなかったんだ
You know we had no time.
わかるかい、あんたら、
おれたちには何の暇(ルビ=いとま)もなかったんだ




The sky is red,
空が赤い
I don't understand,
おれにはわからない
Past midnight I still see the land.
真夜中を過ぎているのに
いまだにおれには あたりが見えるんだ
People are sayin' the woman is damned,
世間のやつらは、あの女は呪われし女だと言っている
She makes you burn with a wave of her hand.
あの女が、その手をひと振りすれば人を燃え上がらせてしまうのだと




Warning came,
警告は来ていたんだ
No one cared.
誰ひとり気に止めはしなかった
Earth was shakin,
大地は震撼していた
We stood and stared.
おれたちはつっ立って見つめていた
When it came no one was spared.
それが起こったとき
誰ひとり、免れる者はなかったんだ
Still I hear
いまでも、まだ、このおれには聞こえてるんだ
"Burn!"
「燃やしてやるわ!」と









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 091610












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【Years Ago−Go!】






(1年前のエントリーを Playback♪)






・「恋のワルツ」 (クリフ・リチャード
  (When The Girl In Your Arms Is The Girl In Your Heart)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070424







(2年前のエントリーも Playback♪)






・「スウィート・ホーム・アラバマ」 (レナード・スキナード)
  (Sweet Home Alabama)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060424







(3年前のエントリーも Playback♪)






・「チェイン・ギャング・ブルース」 (マ・レイニー)
  (Chain Gang Blues)
・「チェイン・ギャング」 (サム・クック
  (Chain Gang)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050424

*1:きょうのこの歌の「火」は、「怒りの炎」のようにわたしの耳には映りますね。市民社会の怒りの業火とその市民社会を燃やしてしまう もうひとつのさらなる怒りの炎・・・・とか(?)、いささか中世的なきな臭い伝統が香る炎ではありますが、これは近代以降もなおこの現代へと(そう、元をたどれば、かのプロメテウス以来)秘かに途絶えることなく(この地上の人々の間で)綿々とまた脈々と代々リレーし受け継がれている世俗の炎としての「反=聖火」といえるでしょう。秩序は平時にはこうしたおぼろげなかぼそい炎によって守られ、一度、ことがあれば(そう、烈火(!)のごとくwink燃え上がり、果ては、この世をも焼=土と化してしまうのです。そして、それがいまもなおどこかで永遠なるプロメテウスを苦しめているのだろう。そう、「火」の力とは両刃どころか全方位状に燃え広がる凄まじい威力を持っている。近代の東洋でこの火力を熟知していたのは「星火燎原」を説いた毛沢東の軍事論=運動論=組織論だろうwink。マァ深紫に煽られてッテコトデコレニテ閑話休題。いざ、曲へ♪

*2:(ロッド・エヴァンス、イアン・ギランの後を受けて)グループの3代目のヴォーカリストとなったデイヴィッド・カヴァデールの時代のディープ・パープルは、きょうのこの歌を(それまでのイアン・ギラン時代の「ハイウェー・スター」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20071210 に替わる)コンサートの幕開けの曲として歌い=演奏した、その歌です。