Water On The Brain

Words & Music by Graham Nash, Allan Clarke and Tony Hicks.
(1966年発表)






(原題直訳 「脳髄に水」) *1






歌詞は、次のURLから、
http://www.completealbumlyrics.com/lyric/60015/The+Hollies+-+WATER+ON+THE+BRAIN.html







From The Hollies album, "Evolution". *2

名作アルバム度 ☆☆☆



アルバム「エヴォリューション」(ホリーズ)より







名曲度 ☆☆ *3







邦題「ウォーター・オン・ザ・ブレイン」 (ホリーズ








I've just come in from out of the rain.
ぼくは、ちょうど雨の中から入って来たところ
It's wet outside, the water runs down a drain.
外は本降りで、水(ルビ=あまみず)が排水路を流れていく
I go to bed 'cause my head's full of pain.
ぼくは、ひどい頭痛がするので、もう寝るよ
And
すると




Drip, drip, it's driving me wild.
ポタポタ、ポタポタ、そのせいで ぼくは気が立ってくる
Drip, drip, it's driving me wild.
ポタポタ、ポタポタ、そのせいで ぼくは気が立ってくる




Outside the window, there's a pipe wearing thin.
窓の外の雨どいがボロくなっていて
It lets the water do a dance on a tin.
それで雨水がブリキの上で踊ってるんだ
I try to sleep, but it's making a din.
ぼくは眠ろうとするのだが、でも、その音がうるさくて
And
そう、





Drip, drip, it's driving me wild.
ポタポタ、ポタポタ、おかげで ぼくは気が立ってくる
Drip, drip, it's driving me wild.
ポタポタ、ポタポタ、おかげで ぼくは気が立ってくる




Water on the brain,
脳髄の水
Water on the brain.
水のことばかりが気になって
Water on the brain,
脳髄の水
Water on the brain.
水のことばかりが気になって




Oooooooooooooooooooooh
うーーーーーーーーーーーーーーッ




Drip, drip, it's driving me wild.
ポタポタ、ポタポタ、それがぼくをイラ立たせる
Drip, drip, it's driving me wild.
ポタポタ、ポタポタ、それがぼくをイラ立たせる




I toss and turn and my patience is weak.
ぼくは寝返りを打っては体の向きを変え、
そして、ぼくの辛抱は薄れていく
Go to the bathroom door,
寝室のドアのところまで行く
And I take a peak, yeah.
すると、ぼくは限界に達する
The bath tap has started a leak.
風呂場の蛇口が漏れはじめていたんだ
And
それで、




Drip, drip, it's driving me wild.
ポタポタ、ポタポタ、おかげでぼくは気が立ってくる
Drip, drip, it's driving me wild.
ポタポタ、ポタポタ、そのせいでぼくは気が立ってくる
Drip, drip, it's driving me wild.
ポタポタ、ポタポタ、おかげでぼくは癇癪(ルビ=かんしゃく)を起こしそう
Drip, drip, it's driving me wild.
ポタポタ、ポタポタ、そのせいでぼくは癇癪を起こしそうなんだ









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 083010











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【Years Ago−Go!】







(1年前のエントリーを Playback♪)






・「ビッチ」 (ローリング・ストーンズ
  (Bitch)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070408







(2年前のエントリーも Playback♪)






・「スウィート・リトル・シックスティーン」 (チャック・ベリー
  (Sweet Little Sixteen)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060408








(3年前のエントリーも Playback♪)






・「ワイルド・ワールド」 (キャット・スティーブンス
  (Wild World)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050408

*1:これは、まあ、実際としては「頭の中で水のことばかりが気になって」という状態だと考えていいでしょう。

*2:このサイケデリックなアルバム・ジャケットは(彼らが着ている衣裳を含めて)当時、ロンドンで人気のあったオランダ人男女のデザイナー集団「ザ・フール」によるもので、このアルバムをはじめ、フールは、ビートルズがロンドンのベーカー・ストリートにオープンしたブティック「アップル」のけばけばしい外装やビートルズのアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のあのミリタリー・ルックをはじめ、世界最初の全世界衛星同時中継TV番組でビートルズが歌った「愛こそはすべて」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060808 のカフタン風のサイケデリックな衣裳やクリームのエリック・クラプトンのカラフルなギブソンSGのサイケデリックなギター・ペイント、またムーヴやインクレディブル・ストリング・バンドのアルバム・ジャケットや初期のプロコル・ハルムのカフタン風の衣裳など(総じて1966年から1968年ぐらいまでの)ロンドンのサイケデリックなデザインのトレンドをリードしたデザイナーとして歴史(?)にその名を残している。また、ミュージシャンとしても、1968年にフ(すでに当時は(きょうのこの)ホリーズを辞めていた)グレアム・ナッシュのプロデュースで「フール」という(インクレディブル・ストリング・バンド風のアシッド・フォーク風(?))のアルバムを発表している。

*3:こんな歌、ホリーズのこのアルバムを聴いたヒトしか知りませんね、きっと。でも、一度、聴いたら「♪ ドリップ、ドリップ」というあのいかにもホリーズ然としたコーラスが記憶に残ります。