Four Strong Winds

Words & Music by Ian Tyson.
(1963年発表) *1







(原題直訳 「四方から吹く強い風」) *2








歌詞は、次のURLから、
http://www.lyricsfreak.com/n/neil+young/four+strong+winds_20200656.html






From the Ian & Sylvia album, "Four Strong Winds". *3

名作アルバム度 ☆☆☆☆



アルバム「風は激しく」 (イアン&シルヴィア)





Also on The Brothers Four album, "Four Strong Winds".

名作アルバム度 ☆☆☆



(ブラザーズ・フォア)




Also on the Neil Young album, "Comes A Time".

名作アルバム度 ☆☆☆



アルバム「カムズ・ア・タイム」(ニール・ヤング)より






名曲度 ☆☆☆☆☆





邦題「風は激しく」 (イアン&シルビア) *4







Four strong winds that blow lonely,
心寂しく吹きつける四方からの強い風
Seven seas that run high,
荒ぶる七つの海
All those things that don't change,
変わることのない そうしたすべてのものは
Come what may.
何があろうとも。
But our good times are all gone,
しかし、われらのよき時代はすべて去ってしまった
And I'm bound for moving on.
そして、わたしは、まだまだ先へ行こうと旅を進めているところ
I'll look for you
わたしは、おまえを探すことだろう
If I'm ever back this way.
もしも、わたしが、
いつかこの道を戻ることがあるとするなら




Think I'll go out to Alberta, *5
わたしはアルバータへと向かって行くことになると思う
Weather's good there in the fall.
あそこは、秋が気候がいい
I got some friends
友達も何人かいるし
That I can go a-working for,
わたしが行けば働かせてくれるだろう




Still I wish you'd change your mind
わたしは、いまでも、
おまえが心を変えてくれたらと願っているんだ
If I asked you one more time,
かりに、もう一度、わたしが おまえに頼んだとしたら
But we've been through
だが、そういうことは、もう、わたしたちは
That a hundred times or more.
100回や それ以上はしてきたことだった




Four strong winds that blow lonely,
心寂しく吹きつける四方からの強い風
Seven seas that run high,
荒ぶる七つの海
All those things that don't change,
変わることのない そうした すべてのものは
Come what may.
何があろうともだ。
But our good times are all gone,
だが、わたしたちのよき時代は すっかり終わってしまった
And I'm bound for moving on.
そして、わたしは まだ先へと進む旅のさなか
I'll look for you
わたしはおまえを探すことだろう
If I'm ever back this way.
もしも、この道を いつかわたしが戻ることがあるのなら




If I get there before the snow flies,
雪が舞いはじめるまえに もしも、わたしがあそこに着いたら
And if things are going good,
そして、また、物事がうまくいってれば
You could meet me if I send you down the fare.
おまえに旅費を送ってやったら、おまえはわたしに会えるだろう
But by then it would be winter
だが、そのときには もう冬になってしまっているだろう
There ain't much for you to do
そうなれば、おまえもあんまり身動きはとれないな
And those winds sure can blow cold way out there
そして、向こうでも、きっと風が冷たく吹きつけているにちがいない




Four strong winds that blow lonely,
心寂しく吹きつける四方からの強い風
Seven seas that run high,
荒ぶる七つの海
All those things that don't change,
変わることのない そうしたすべてのものは
Come what may.
何があろうとも。
But our good times are all gone,
それなのに われらのよき時代は、すべて終わったしまった
And I'm bound for moving on.
そして、わたしはもっと先へと進もうと旅をしているところだ
I'll look for you
わたしは、あなたがたを探すことだろう
If I'm ever back this way.
もしも、わたしが いまにこの道を戻って来ることがあるとするなら









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 080910










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【Years Ago−Go!】






(1年前のエントリーを Playback♪)







・「私はサンドラ・ディー」 (ストッカード・チャニング)
  (Look At Me, I'm Sandra Dee)
・「私はサンドラ・ディ」(オリヴィア・ニュートン・ジョン
  (Look At Me, I'm Sandra Dee (Reprise) )
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070321







(2年前のエントリーも Playback♪)






・「兵隊にはなりたくない」 (ジョン・レノン
  (I Don't Want To Be A Soldier)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060321







(3年前のエントリーも Playback♪)





・「スペイス・オディティ」 (デイヴィッド・ボウイ)
  (Space Oddity)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050321

*1:きょうのこの歌をもっとも早い時期にレコーディングして発表したのはブラザーズ・フォアだったとされている。イアン&シルヴィア自身は、その翌年の1964年にヴァンガードからのアルバムで自作のこの歌を発表している。

*2:おそらく、きょうのこの歌は、世界でいちばん有名なカナダの歌なのではないだろうか? 少なくともアメリカ人が知ってるカナダの歌といったら、10人中8、9人までが まずイアン&シルヴィアのきょうのこの歌を挙げることだろう。この歌は、ちゃんと歌詞も覚えて歌えるようにしておかなくてはいけない世界の歌のひとつである。

*3:このアルバムからは、すでに「井戸端の女」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070723ボブ・ディランの「明日は遠く」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051211 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪ (このイアン&シルヴィアもアルバートグロスマンのマネージメントで世に出たグループなのですが、しかし、この時期のアルバートグロスマンがいかに徹底して自分の傘下のアーティストたちにディランの歌を歌わせていたのかがわかりますね。)

*4:きのうのアルバムがバーズの「ロデオの恋人」でしたが、このイアン・タイソンのデビューまえの職業はロデオの(選手というのか)荒馬乗りの騎手(=ライダー)だったそうですよ。怪我をしてロデオを離れている間にギターを学んで曲を書きはじめ、トロントのフォーク・クラブで歌うようになり、やがて、1959年に(やはり、そこで歌っていた)まだ10代のシルヴィア・フリッカーとデュオを組んで、ふたりは1962年ごろにはニューヨークにも進出するようになり、そこでアルバートグロスマンに見い出されモダン・フォークのムーヴメントの推進力となっていた当時のレーベル、ヴァンガードからアルバム・デビュー、やがてアルバム第2作の(きょうのこの歌)「風は激しく」でその人気を決定づけることになり、その年、1964年に結婚、夫婦フォーク・デュオとして(1975年の離婚まで)フォーク・シーンのビッグネームとしてその活動をつづけましたとさ。

*5:ニール・ヤングは、この歌をこの箇所から歌いはじめて(よりカナダ色を印象強くして)います。