Walking In The Wind

Words & Music by Jim Capaldi and Steve Winwood.
(1974年発表)








(原題直訳 「風の中を歩いて」)








歌詞は、次のURLから、
http://lyrics.buanzo.com.ar/index.php?ident=251092







From the Traffic album, "When The Eagle Flies".  *1

名作アルバム度 ☆☆☆☆ *2



アルバム「ホエン・ジ・イーグル・フライズ」(トラフィック)より










名曲度 ☆☆☆








邦題「ウォーキング・イン・ザ・ウィンド」 (トラフィック









You walk and talk and move around in circles
きみは、歩いたり、話したり、堂々巡りをするように動きまわる
Your friends telling me you are doing fine
きみの友人たちは、ぼくにきみがよくやってると教えてくれている
You can't see that snowball as it hurtles
Through the shattered membranes of your mind
きみには、その雪ダルマが
破砕したきみの心の皮膜の奥へと
どんどん大きくなっていくのが見えていない
If I could talk to you for just one minute
もし、ぼくが1分間だけでも きみに向かって話すことができたら
Then you would know what it is I am getting at
そうしたら、きみにも、このぼくがたどり着いているものがわるはずだ
But there again your head's got nothing in it
だけど、そうはいっても、
やっぱり、きみの頭には
そういうことはまったく何ひとつとしてありゃしない
By the way you left without your hat
ところで、きみは帽子なしで出かけて行ってしまったぜ




Oh, walking in the wind
あゝ、風の中を歩いてるんだ
Looking at the sky
空を見上げて
Hanging on a breeze
そよ風につかまるようにして
And wondering why, why
そして不思議に思ってるんだ、
どうしてなんだ、どうしてなんだろうと
Yeah
うん




Your old man's headed for the final pay-off
きみのところのご老人は最後の清算に向かっていった
The joker that you got is fading too
きみが持ってるジョーカーも、色あせてきてしまっている
And all the sharks that come around for the rip-off
そして、襲撃のために寄ってきた鮫どもがみんなして
Are gonna tear the flesh right off you
きみの肉を食い契ろうとしてるところだ
The plastic princess hangs her head in wonder
薄っぺら(ルビ=プラスチック)なお姫さまが 不安な思いにうなだれる
At the silver glittered boys, trying, trying to compete
必死に競い合う銀色にきらめく少年たちにだ
And all at once the room begins to thunder
すると突如として部屋が雷鳴のように轟きはじめ、
And all that's left is the stain on the sheet
そして、あとに残ったのはシーツの上の染みばかり




Oh, walking in the wind
あゝ、風の中を歩いてるんだ
Looking at the sky
空を見上げて
Hanging on a breeze
そよ風につかまって
Wondering why
どうしてなのだろうと不思議に思う




The prostitute is standing on the corner
街角に立っているあの娼婦
Suffering so much pain to stay alive
生きていくのにひどく苦しみ傷ついて
She's so real,
彼女はすごく現実(ルビ=リアル)だ
That life itself bows down before her
彼女のまえで人生そのものがお辞儀をしてるほどに
She couldn't make that nine to five
彼女は9時から5時の仕事ではうまくいかなかったんだ
While the president is crying,
大統領が泣いている間
Crying in the White House
ホワイトハウスで泣いている間に
The prime minister's really got the blues *3
本当の憂鬱(ルビ=ブルース)を抱えているのは総理大臣だ
All the heads of state are busy playing cat and mouse
国家のトップにいる連中はみんなして追いつ追われつ忙しい
'Cause you don't see none of them have ever paid their dues
あの連中の誰ひとりとして
これまでに自分たちのつけを払ったことがないのが
みんなには見えてないのをいいことに




I'm walking in the wind
ぼくは風の中を歩いてる
Looking at the sky
空を見上げて
Hanging on a breeze
そよ風につかまるようにして
And wondering why,
そして、どうしてだろうと不思議に思う
Why, why, why
どうしてなのだろう、なぜ、どうしてなんだ?
God knows why, why, why
神は知ってる、なぜなのかを、
なぜなのか、どうしてなのかを










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 080210













∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮








【Years Ago−Go!】






(1年前のエントリーを Playback♪)






・「テディ・ベア」 (エルヴィス・プレスリー
  ( (Let Me Be Your) Teddy Bear)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070316







(2年前のエントリーも Playback♪)







・「ユニヴァーサル・ソルジャー」 (ドノヴァン)
  (Universal Soldier)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060316






(3年前のエントリーも Playback♪)






・「やせっぽちのバラッド」 (ボブ・ディラン
  (Ballad of A Thin Man)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050316

*1:このアルバムからは、すでに「ロックン・ローラーの追憶」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20071226 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪

*2:わたくし個人としては、間違いなく☆☆☆☆☆なトラフィックの(すなわちウィンウッド、クリス・ウッド、キャパルディの3人が核になった)ラスト・アルバム。ことに(数々の奇行で知られる19世紀前半のフランスの 末期ロマン派の狂気の詩人 ジェラール・ド・ネルヴァルを歌った)「夢見るジェラード」と「グレーヴヤード・ピープル」はトラフィックはじまって以来の最大級の力作です。

*3:うん? ホワイトハウスと言っておいて、首相とは、いかに!? アメリカには首相=総理大臣という地位はないんだけれどもサ!? 国務長官(=the Secretary of State)と言いたかったノー?!(大統領と内閣総理大臣の両者を有する政体となると、共和制とか連邦共和制といったところになると思うが・・・・まいっか! まさかイギリスの首相がってことなのかしらん笑(<未確認)。)