Young Man Blues

Words & Music by Mose Allison. *1
(1970年発表)*2






(原題直訳 「若い男のブルース」)






歌詞は、次のURLから、
http://www.sing365.com/music/lyric.nsf/Young-Man-Blues-lyrics-The-Who/8F4B895CA0C5A3BF4825697A000E6BB8





Also on The Who live album, "Live At Leeds",  *3

名作アルバム度 ☆☆☆



アルバム「ライヴ・アット・リーズ」(フー)より







Also on the Mose Allison album, "Mose Allison Sings". *4

名作アルバム度 ☆☆☆



モーズ・アリソン)より








名曲度 ☆☆☆






邦題「ヤングマン・ブルース」 (ザ・フー









Well, a young man
まったくなあ、若者が
Ain't got nothin' in the world these days
手にしているものは、
近頃じゃ、まるっきり何ひとつとしてありゃしない
I said, a young man
いいか、若いやつはな
Ain't got nothin' in the world these days
何ひとつ、全然、持っちゃいないんだ、最近はな




Well, you know In the old days
なあ、おまえは知ってるか、いにしえの時代、
When a young man was a strong man
若者が強者であったころには
All the people, they stepped back
人々はみんな、あいつら、後ずさりしてたんだぜ
When a young man walked by
若い男が歩いて来たときにはな




But you know, nowadays
なのに、わかるだろ、最近じゃ
It's the old man
年寄りどもなんだよ
He's got all the money
やつらがすべてのカネを握ってるやがる
And a young man
それで、若い男は
Ain't got nothin' in the world these days
まったくこの世の中に
何にも持っちゃいなといってわけだ、近頃はな



I said *5
いいか、
We've got nothing!
おれたちには何もありゃしねえ!
We got completely starved
おれたちは、まったくもって飢えてるんだ




Everybody knows
みんながわかってることだ
Everybody knows
みんながわかってることだ
Everybody knows
みんながわかってることだ



Oohh, yeah
ウーー、イェーーッ




Ah, ah, ah, young man
あゝ、あゝ、あゝ、若い男は
Yeah
イェーッ!




Everybody knows
みんながわかってることだ
Everybody knows
みんなが知ってるわことだぜ
In the old days
いにしえの時代にはな
Everybody stepped back
みんな、後ずさりしてたんだ
When a young man walked by
若い男が歩いて近寄って来たときにはな




They stepped back!
みんなが後ずさりしたんだ!
They stepped back!
みんなが後ずさりしたんだぜ!
They stepped back!
やつらは後ずさりしてたんだぞ!




They stepped back
やつらが後ずさりしたんだぜ




And you know nowadays,
わかるだろ、近頃じゃ
If you're the young man
おまえが、もし若者だとしたら
You ain't got nothin' in the world these days
おまえなんか、何ひとつまったく
この世の中に手にするものはないんだよ、最近ではな
I said
いいか、
Ain't got nothing
何にもありゃしねえんだ
They gotta see
やつらは見るべきぜ
F*c* off  *6
くたばりやがれ










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 072110











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【Years Ago−Go!】







(1年前のエントリーを Playback♪)





・「ワイザー・ザン・ユー」 (スージー・クアトロ
  (Wiser Than You)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070307






(2年前のエントリーも Playback♪)






・「21世紀のスキッツォイド・マン」 (キング・クリムゾン
  (21st Century Schizoid Man)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060307







(3年前のエントリーも Playback♪)





・「ラバーズ・コンチェルト」 (サラ・ヴォーン)(トーイズ)
  (A Lover's Concerto)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050307

*1:モーズ・アリソンは、イギリスで人気のある(1927年生まれのアメリカの白人)ジャズ・ピアニストだが、プレスティジ時代のピアノ・トリオによる彼のヴォーカル作品には、きょうのこの歌のフーをはじめ、ヤードーバーズ「I'm Not Talking」、ジョン・メイオールズ・ブルーズブレイカーズ(「Purchman Farm」(この曲はアメリカのブルー・チェアーもそのデビュー・アルバムで採り上げている))、クラッシュ(「Look Here」)らによってもカヴァーされ、ヴァン・モリソン、ジョージィ・フェームらによる(ご本人を交えての)トリビュート・アルバム「Tell Me Something: The Songs of Mose Allison」(1996年)があるほか、ステージ上での共演がモリソンのライヴ・アルバム「サンフランシスコの夜」でも聴ける。また、レコード盤時代のモーズ・アリスンのプレスティジからの2枚組のコンピレーション・アルバム「Mose Allison」)にはフーのピート・タウンジェンドがなかなかの名文(!)をライナー・ノーツとして寄せている。

*2:1963年に発表されたモーズ・アリスンのオリジナルでは(タイトルに「ブルース」の文字はなく)「ヤング・マン」とあるだけだ。

*3:このアルバムからは、すでに「アイ・キャント・エクスプレイン」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050131 、「恋のピンチヒッター」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050221 、「ハッピー・ジャック」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070111 、「アイム・ア・ボーイ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050225 、「すてきな旅行」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051223 、「スパークスhttp://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051223#p2 、「サマータイム・ブルースhttp://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050721 、「マイ・ジェネレーション」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20080302 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*4:CD盤のこのアルバムでは、それまでの彼のアルバムで発表されていた歌ものが3曲、ボーナス・トラックとして追加されている。なお、このアルバムからは、すでに(ジョニー・リヴァーズらで知られるウィリー・ディクソン作の)「セヴンス・サン(Seventh Son)」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050611#p3 、(フーのロック・オペラ「トミー」にも(「行商人(The Hawker)」という副題で)使われた(サニー・ボーイウxリアムスンIIの)「光を与えて(Eyesight To The Blind)」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051224 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪

*5:このあたりからの歌詞は(ここまでに登場してきていないものは)すべてロジャー・ダルトリーによるステージ上での(バンド演奏と一体になった)即興によるもので、モーズの原作にはないものだ。

*6:言うまでもなく「* *」は「uk」ですw。