Blues Power

Words & Music by Eric Clapton and Leon Russell.
(1970年発表)






(原題直訳 「ブルースの力」)






歌詞は、次のURLから、
http://display.lyrics.astraweb.com:2000/display.cgi?eric_clapton%2E%2Ecream_of%2E%2Eblues_power





From the Eric Clapton album, "Eric Clapton".  *1

名作アルバム度 ☆☆



アルバム「エリック・クラプトン・ソロ」(エリック・クラプトン)より





Also on the Eric Clapton live album, "Just One Night".  *2

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆ *3



アルバム「ジャスト・ワン・ナイト、エリック・クラプトン・ライブ・アット武道館」(エリック・クラプトン)より *4





Also on the Eric Clapton live album, "Eric Clapton's Rainbow Concert". *5

名作アルバム度 ☆☆



アルバム「レインボー・コンサート」(エリック・クラプトン)より








名曲度 ☆☆☆






邦題「ブルース・パワー」 (エリック・クラプトン








Bet you didn't think I knew how to rock 'n' roll. *6
絶対、きみは、
ぼくがロックンロールのやり方を知ってるなんて思ってなかっただろうな
Oh, I got the boogie-woogie right down in my very soul.
あゝ、ぼくにはこのぼくの魂そのものの奥にブギウギがあるんだ
There ain't no need for me to be a wallflower, *7
ぼくが壁の花になったりする必要なんてありゃしないんだ
'Cause now I'm living on blues power.
だって、いま、ぼくはブルースって力で生きているんだからな




I knew all the time
ぼくはずっと知ってたんだぜ
But now I'm gonna let you know:
だけど、これから、きみにもわかってもらうつもりだぜ
I'm gonna keep on rocking,
ぼくはずっとロックし(=からだを揺らし)っぱなしでいくからな
No matter if it's fast or slow
速いやつだろうと、スローなやつだろうと、おかまいなしさ
Ain't gonna stop until the twenty-fifth hour,
夜中の1時になるまで、止まったりなんかするものか
'Cause now I'm living on blues power.
だって、ぼくは、いま、ブルースってパワーで生きているんだぜ




Well, bet you didn't think I knew how to rock 'n' roll.
うん、賭けてもいいよ
きみはこのぼくがロックンロールのやり方を知ってるなんて思ってなかったはずだ
Oh, I got the boogie-woogie right down in my very soul.
あゝ、ぼくのこの魂そのものの奥に、
ぼくには飛び切りのハチャメチャさがあるんだぜ
There ain't no need for me to be a wallflower,
このぼくが壁の花になる必要なんてあるわけないんだ
'Cause now I'm living on blues power.
だって、いま、ぼくはブルースという力で生きているんだから
Ah, yeah, yeah
おゝ、そうさ、そうなんだぜ




Talking to you, now.
きみに向かって言ってるんだぜ、なあ、
The boogie's gonna pull me through.
このブギィがぼくの中でグイグイと引っ張っていくんだ
Ah, ha
おゝ、おゝ
Keep on, keep on
このまま、このまま
keep on, keeping on rockin'
ずっと、このまま、揺れていくんだ
Keep on, keeping it on,
ずっと、このまま、そのまま行くんだ
keep on, keeping on.
このままだぜ、このままな








Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 050410









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イントロのこのいかにもリオン・ラッセルという、さながら署名入りのピアノ・・・・。
そこに絡んでくるクラプトンのギター・・・・・・
そして、いきなりのブレークアウトで歌われる冒頭のこの歌詞、、、、、、



Bet you didn't think I knew how to rock 'n' roll.
賭けてもいいぜ、
おまえ、このおれがロックンロールのやり方、知ってるなんて
思ってなかっただろ



おそらく、素晴らしいこの冒頭の歌詞を活かすためのそのイントロだったんでしょうね。
あの静かなはじまりは・・・・・・、
「ブルース・パワー」とクラプトンたちが呼んだロックのその原動力、
その詳細についてはアルバート・キングの同名異曲の「ブルース・パワー」に歌われているとおりナノカモだが(?)、
ここでは、きょう、この歌を登場させるために敢えて、BBと *8
そしてマディの二大巨人に昨日、一昨日と ご足労願ったというワケでした。
そして、クラプトンの歌うこの歌では、
その「ブルース力」として「ブギィウギィ」が挙げられていますが、
明日は、それとはまた違う「ブルース・パワー(!)」を歌った名作をご紹介いたいしましょう♪
(誰の何だかピーンと来たヒト♪、ここには6人ぐらいはいらっしゃりそうですネwink
(あ、もっといらっしゃますかー!? ダトシタラ すっごいなう!)






【Already Steady Gone,and remains eternally, heh(その5)】



最近のここの流れに即した歌なのに
すでにべつの流れの中で ここに登場してしまった曲を
何回かに分けて、あらためてここで紹介していこうというものです。




・「ボールルーム・オヴ・マーズ」 (Tレックス)
(Ballrooms Of Mars)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070814


・「ウッドストック」(ジョニ・ミッチェル)(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)
(Woodstock)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050211


・「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」 (ドゥービー・ブラザーズ
(Listen To The Music)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070523


・「イフ・ユー・キャント・ロック・ミー」(ローリングストーンズ)
(If You Can't Rock Me)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070708


・「トラヴェリン・バンド」 (クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル)
(Travelin’ Band)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070622








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【Years Ago−Go!】







(1年前のエントリーを Playback♪)





・「リトル・チルドレン」 (ビリー・J・クレイマー&ダコタス)
  (Little Children)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070110






(2年前のエントリーも Playback♪)





・「チャイナ」 (ポール・カントナー)(ジェファーソン・スターシップ)
  (China)
・「アース・マザー」 (ポール・カントナー)
  (Earth Mother)
・「レッツ・ゴー・トゥゲザー」 (ポールカントナー)
  (Let's Go Together)
・「ミリオン」 (ポール・カントナー)
  (Million)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060110







(3年前のエントリーも Playback♪)





・「マンデー・マンデー」 (ママズ&パパズ)
  (Monday Monday)
・「雨の日と月曜日」 (カーペンターズ
  (Rainy Days And Mondays)
・「哀愁のマンデイ」 (ブームタウン・ラッツ
  (I Don't Like Mondays)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050110

*1:このアルバムからは、すでに「アフター・ミッドナイト」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070412#p2 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪

*2:ピアノはクリス・スティントンが弾いています。このアルバムからは、すでに「アーリー・イン・ザ・モーニング」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070306 、「アフター・ミッドナイト」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070412#p2 、「ランブリング・オン・マイ・マインド」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061113 (そして、メドレーとしてそこに挿入されている「愛の経験」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070719 )がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪ ところで、この日本武道館のコンサートのステージ写真って見たことありますか? どこかネットにないでしょうかねえ? このときのツアーでアルバート・リーが弾いてるギターを知りたいんですよ。どなたか、ご存知の方、ご面倒ながらどうぞ教えてください、メールアドレスは左欄下のプロフィールをクリックしたところに載せてあります。

*3:クラプトンっていい歌は書いてますが、実はいいアルバムってひとつもつくってないんですよね。わたしには名作とされる「いとしのレイラ」もアルバムとしてはえらく退屈だしカミヲモオソレヌフトドキナハツゲン、どうしも(わたしの場合は)聴くのはライヴになってしまって、このバンドでのクラプトンがとても好きですね。サイド・ギターのアルバート・リーさんにも細かいところでテイスティ学ぶところがとてもたくさんありました。

*4:このときのステージでは、全編、最初の歌詞(ルビ=ヴァース)だけできょうのこの歌を押し通してしまっていますw

*5:CDになって収録されるようになったきょうのこの歌、このときの(ロンドン、フィンズベリー・パークの)レインボー・シアターのステージでは、珍しくピアノレスのこの歌を聴くことができます。このアルバムからは、すでに「プレゼンス・オヴ・ザ・ロードhttp://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050528#p3 、「アフター・ミッドナイト」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070412#p2 、「リトル・ウィング」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060805 、「いとしのレイラ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060916 、「クロスロード」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050520 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*6:つづけて「壁の花」という表現が出て来るように、この歌で言ってる「ロックンロール」はダンスのことだろう。もちろん、クラプトンが歌っているのだから(音楽としての、演奏としての)「ロック」と聴いてしまうほうが自然かもしれませんね♪

*7:壁の花」とは(ご存知のとおり)パーティで踊る相手や話し相手ができずひとり壁ぎわにポツンと立ってるヒトを指すコトバ。

*8:アハハ、ブリジット・バルドーではありませんよーw