Long May You Run

Words & Music by Neil Young.
(1976年発表)






(原題直訳 「あなたが長く走っていますように」)







From The Stills-Young Band album, "Long May You Run".

名作アルバム度 ☆☆



アルバム「太陽への旅路」(スティルス・ヤング・バンド)より






Also on the Neil Young compilation album, "Decade".  *1

推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆



アルバム「輝ける10年」(ニール・ヤング)より





名曲度 ☆☆☆☆☆







邦題「太陽への旅路」 (スティルス=ヤング・バンド)








We've been through some things together
ぼくたちは、いくつかいろんなことを一緒に経験してきた
With trunks of memories still to come
思い出のトランクにはまだまだ出て来るものがいろいろあるなあ
We found things to do in stormy weather
嵐のような悪天候の中でも、ぼくたちはやることを見つけ出した
Long may you run.
きみが、長く走っていますように




Long may you run.
きみが長く走っていますように
Long may you run.
きみが長く走っていますように
Although these changes have come
いろんな変化がやって来てしまったけれども
With your chrome heart shining in the sun *2
きみのそのクロームの心臓を太陽の下で輝かせて
Long may you run.
きみが長く走って行きますように




Well, it was back in Blind River in 1962
そうだなあ、
あれは遡ること1962年のブラインド・リヴァーでのことだったな
When I last saw you alive
ぼくが最後にきみが元気でいるのを見たのは。
But we missed that shift on the long decline
だけど、ぼくたちは、長い下り坂の中で、あの頃のつながりをなくしてしまった
Long may you run.
長く、きみが走っていますように




Long may you run.
きみが長く走っていますように
Long may you run.
長く、きみが走っていますように
Although these changes have come
こんないろんな変化が起きて来てしまったけれども
With your chrome heart shining in the sun
太陽の下に きみのクロームのその心臓を光らせて
Long may you run.
長くきみが走って行きますように




Maybe The Beach Boys have got you now
きっと、いまじゃビーチボーイズがきみのことをつかまえているんだろうなあ
With those waves singing "Caroline" *3
「キャロライン」と歌いながらあの波で
(Caroline, no)
(♪ ダメだよ、キャロライン)
Rollin' down that empty ocean road *4
からっぽのあの海辺の道を走って
Gettin' to the surf on time.
サーフィンができる波に 間に合うようにと向かっているのだろう




Long may you run.
長く、きみが走って行きますように
Long may you run.
きみが長く走っていますように
Although these changes have come
こんないろんな変化がやって来てしまったけれども
With your chrome heart shining in the sun
きみのあのクロームの心臓を太陽の下に光らせて
Long may you run.
きみが長く走って行きますように








Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 041310









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先日の(2010年3月1日に行われた)
バンクーバー冬季オリンピック大会の閉会式で
ニール・ヤングが(生ギター1本とハモニカで)この歌を歌っていましたね。
あの場では、また実にその場にふさわしい歌になって人々の胸を打っていました。
さすが名曲♪ さすがニールさんでした!



そして、今夜、ここでは(日付の上での)クリスマスを
ニールさんのこの歌にせめてものお願いをしてみました。
みなさんと、そしてサンタさんとそのトナカイさんルドルフへ;





Merry Chirstmas,and
May The Force Be With YOU !








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【Years Ago−Go!】





(1年前のエントリーを Playback♪)





・「一人でお茶を」 (レッド・ツェッペンリン)
(Tea For One)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061225







(2年前のエントリーも Playback♪)





☆THE WHO ロック・オペラ「トミー」全曲訳(5)☆




・「クリスマス」 (ザ・フー
(Christmas)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051225







(3年前のエントリーも Playback♪)





・ 「僕の歌は君の歌」 (エルトン・ジョン
(Your Song)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20041225

*1:このアルバムからは、すでに「スガー・マウンテン」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061206 、「アイ・アム・ア・チャイルド」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070120 、「シナモン・ガール」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061206#p2 、「カウガール・イン・ザ・サンド」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070625 、「サザン・マン」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060422 、「オハイオhttp://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060429 、「孤独の旅路」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20071221 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*2:うーん、ここでバラしてしまうと、実はきょうのこの歌は、作者でこの歌を歌っているニール・ヤングが若い頃に乗っていた彼の初めての愛車をモチーフにして作られた歌だと伝えられている。彼のその愛車は、中古のビュイックの1948年型のロードマスターというステーション・ワゴンで(ポンティアックという説も広く信じられているが・・・、いずれにせよ、それが)何とそのクルマは霊柩車仕様のものだったという。さすがニール・ヤングで、その頃から鋭い独特のテイストの持ち主だったようで、彼はその霊柩車に乗ってバンド仲間のブルース・パーマーとトロントからはるばるロサンジェルスへと引っ越して、そして、そこでスティーヴン・スティルスと出会い、バッファロー・スプリングフィールドを起ち上げることとなった。そう、そして、その後についてはすでにして(きょうのこの歌を含め)ロック史上の偉大にして重要な出来事となっている・・・・。

*3:この「キャロライン」はビーチボーイズの名作アルバム「ペット・サウンズ」所収の「Caroline, No(邦題「キャロライン、ノー」)」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060923 を思わせる。実際、すぐつづけてその歌の一節が実際のビーチボーイズのメンバーによるコーラスで歌われる♪ (きょうのこの歌との関連を取り沙汰するほどの問題とは思わないが)ちなみにビーチボーイズのその歌は去っていた恋人との戻らぬ時を歌っている。)

*4:(べつにこのニール・ヤングの影響ではないのだろうが)1960年代の終わりから70年代の初めごろにかけて、アメリカ西海岸のサーファーたちの間で霊柩車を自家用で乗りまわすことが「クール」(=かっこいい)とされていたそうです。