Roadhouse Blues

Words & Music by Jim Morrison, Ray Manzarek, Robby Krieger and John Densmore.
(1970年発表)




(原題直訳 「街道筋の宿のブルース」) *1






歌詞は、次のURLから、
http://www.allthelyrics.com/lyrics/doors/roadhouse_blues-lyrics-26403.html






From The Doors album, "Morrison Hotel".  *2

名作アルバム度 ☆☆☆



アルバム「モリソン・ホテル」(ドアーズ)より







Also on the Blue Öyster Cult live album, "Extraterrestrial Live".

名作アルバム度 ☆☆☆



ブルー・オイスター・カルト)より






Also on the Status Quo album, "Piledriver".

名作アルバム度 ☆☆☆



(ステータス・クォ)より








名曲度 ☆☆







邦題「ロードハウス・ブルース」 (ドアーズ)







Yeah
イェーィッ




Yeah, keep your eyes on the road,
よーし、おまえの視線を道路から離すなよ
Your hands upon the wheel
手はハンドルの上にな
Keep your eyes on the road,
目はしっかり道路の上に
Your hands upon the wheel *3
おまえの手はハンドルの上にだぞ
Yeah, we're goin' to the roadhouse
そうさ、おれたちはロードハウスに向かってるんだ
Gonna have a real good time
しっかり いい時間を過ごすんだ




Yeah, back at the roadhouse
そうさ、ロードハウスの裏には
They got some bungalows
バンガローがいくつかあってな
Yeah, back at the roadhouse
そうさ、ロードハウスの裏には
They got some bungalows
バンガローがいくつかあって
And that's for the people who like to go down slow
そう、それはゆっくり行きたいってやつら向けのものなんだ




Let it roll, baby, roll *4
まわしてごらん、ベイビー、うねらせるんだ
Let it roll, baby, roll
うねらせて、ベイビー、くねらせて
Let it roll, baby, roll
ロールするんだ、ベイビー、のたうちまわって
Let it roll,
腰を振るんだ(ルビ=レット・イット・ロール)
All night long *5
一晩中なッ


(Spoken)
(セリフ)


Do it, honey, do it
よし、それだ、
とろけるおまえ、そう、それだ




You gotta roll, roll, roll
くねって、うねって、まわすんだ
You gotta thrill my soul, all right
おれの魂をゾクゾクさせてくれ
一晩中な
Roll, roll, roll, roll
くねらせて、うねらせて、ロールするんだ
Thrill my soul,
おれの魂をゾクゾクさせてくれ、
You gotta bee pa gunk a chucha *6
パガンカ チャンカよーしおまえは
Honk konk konk
ホンコンコンクで
You gotta eatcha your punas
おまえのプナスを食らうんだ
Eacha-ya bop a luba
おまえのバッパルーバを食っちまいな
Each y'all bump a kechonk
バンパケチョンク おまえのすべてを
Ease some konk
ゆるくコンクをちょっとだけ
Yeah, ride
よし、やるぞ




Ashen lady,
灰のように青白い貴婦人よ
Ashen lady
灰のように青白い貴婦人よ
Give up your vows,
おまえの誓いを捨てるんだ
Give up your vows
おまえの誓いを棄てるんだ
Save our city,
おれたちの街を救うんだ
Save our city
おれたちの都会を救え
Right now
すぐに、いま




Well, I woke up this morning,
うん、今朝、起きて
I got myself a beer
おれはひとりでビールを飲んだ
Well, I woke up this morning,
あゝ、おれは今朝、起きて
Baby, I got myself a beer
ベイビー、ビールをひとりで飲んだんだ
The future's uncertain,
未来なんて不確かなもの
And the end is always near
そして、終わりはいつも近くにある




Let it roll, baby, roll
行くんだ、ベイビー、さぁ行こォー
Let it roll, baby, roll
揺すって、くねくね
ベイビー、腰を揺するんだ
Let it roll, baby, roll
うねらせて、腰を、ベイビー、ロールしろ
Let it roll,
腰を振るんだ(ルビ=レット・イット・ロール)
All night long
一晩中ッ









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 040210










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【Years Ago−Go!】




(1年前のエントリーを Playback♪)




・「ミルクカウ・ブルース・ブギー」 (エルヴィス・プレスリー)」
(Milkcow Blues Boogie)
・「ミルクカウ・ブルース」 (ココモ・アーノルド)
(Milk Cow Blues)
・「ミルクカウ・ブルース」 (エディ・コクラン
(Milk Cow Blues)
・「ミルクカウ・ブルース」 (キンクス
(Milk Cow Blues)
・「ミルク・カウ・ブルース」 (エアロスミス
(Milk Cow Blues)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061218






(2年前のエントリーも Playback♪)





・「デイ・トリッパー」 (ビートルズ
(Day Tripper)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051218

*1:「ロードハウス」とは、街道沿いにある宿泊施設で、酒場やダンスホール、ナイトクラブや、ときには娼館をも兼備した娯楽施設にもなっているところのようです。そしてブルースなので(といっても、それは(すでに現実のブルースではなく)ひとつのファンタジーとしての(つまり憧れの世界としての)ブルース(このことは重要!)なのだが)それなりに昼のひなたからにはふさわしからぬ内容になっておりますので、そのへんはあしからず。

*2:このアルバムからは、すでに「愚か者の船」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060616 と「ザ・スパイ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060516 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪ また、このアルバムには「」という いまのここの流れに沿った歌がもうひとつ入っていますね。彼女とは いずれどこかで会うことでしょう。

*3:ジム・モリソンともあろう人間が敢えてこんな自動車教習所の教官みたいなことを歌っているのは、およそドライヴァーが運転も覚束ないほどに(それが何によるにせよ)酩酊(ルビ=ストーン)しているからにちがいない というきわめてジム・モリソンらしいフレーズでもあったりするわけですナwink

*4:・・・・ハァハァ、しかし、この「roll」は、同時に これはまた「クルマを転がす」(つまり、クルマの車輪をまわして)「進んでいく」と聴くこともできる。というか、そう歌っているわけですね、「行くんだ、ベイビー、さあ、行こう」と歌ってるわけです、表向きは。よい子はそうとだけ聴いて、大人の国へとその長い道をじっくり大事に丁寧に進んで行きましょうね。べつにわたしが聴いたように聴くことはありません。全然ありません。正解などのない世界ですから。

*5:もちろんダンスしてるのかもしれませんネ! そう、要するにダンスですね、よこになっての、あるいは立ってフロアでのダンス・・・・どちらも、まあ、深いところでは通底じ合っているのではないでしょうか。「ロックンロール」の「rock」も「roll」も、どちらもダンスや性行為中の動作から来ていると言われていますしね。(「rock and roll」(ロックとロール)ではなく「rock'n' roll」(ロックンロール)という連続的なアクション。)

*6:このあたりのとてもいい響きの連祷風の意味不明な言葉なのか、単なる音列なのか、もしくは何かのオノマトペ(=擬音語))なのか、おそらくビートに乗せて即興で歌われたものと思われるが(そして、もとよりここに記されたアルファベットもまたその近似値的な音韻的採録にすぎないが)何か卑猥なセクシュアルなことを不明瞭にもぐもぐと歌っているようでもあり(「コック」とか「ペニス」と男性器の呼称も空耳アワーが可能)、また、それはサンスクリット語によるヨガや瞑想やあるいは性交の奥義だかをめぐる密教的な語彙のようにも聴こえなくもないw。まあ、このあたりについては何らかたちをなした日本語にすることもないだろうということで、聴くたびに何かひとつのチャンスミーティングのようにしてハレーションなり乱反射なりが意識上に起これば、それはそれでということだろう。