Get Back

Words & Music by John Lennon and Paul McCartney.
(1969年発表) *1







(原題直訳 「戻れ」)







歌詞は、次のURLから、
http://www.lyricsfire.com/viewlyrics/beatles/get-back-lyrics.htm






From The Beatles album, "Let It Be". *2

名作アルバム度 ☆☆☆



アルバム「レット・イット・ビー」(ビートルズ)より






名曲度 ☆☆☆☆☆







邦題「ゲット・バック」 (ビートルズ








Jojo was a man who thought he was a loner
ジョジョは、自分のことを
人づき合いをしない孤独な人間だと考えた
But he knew it couldn't last.
だが、そんなことが長つづきしやしないことは、
彼にはわかっていた
Jojo left his home in Tucson, Arizona
ジョジョアリゾナ州ツーソンの故郷をあとにした
For some California grass. *3
カリフォルニア産の葉っぱだとかをお目当てに




Get back, get back.
戻れよ、戻れったら
Get back to where you once belonged
おまえが むかし、属していたところに戻るんだ
Get back, get back.
戻れよ、戻れ
Get back to where you once belonged.
おまえが かつて属していたところに戻るんだ




(spoken)
(セリフ)

Get back, Jojo.
戻れよ、ジョジョ



(spoken)
(セリフ)

Go home
帰れって




Get back, get back.
戻れよ、戻れ
Back to where you once belonged
おまえがかつて属していたところまで
Get back, get back.
戻れよ、引き揚げるんだ
Back to where you once belonged.
おまえが むかし、属していたところへと




(spoken)
(セリフ)

Get back, Jo.
戻れよ、ジョォ




Sweet Loretta Martin thought she was a woman
心優しいロレッタ・マーチンは自分が女だと思っていた
But she was another man *4
だが、彼女はそこらによくいる男だった
All the girls around her say she's got it coming
あいつのまわりの女の子たちは、口々に
彼女がいい腕前をしてると言ってるが
But she gets it while she can
しかし、彼女は自分ができる間にしっかりやってるだけなんだ




Oh, get back, get back.
おゝ、戻れよ、戻れって
Get back to where you once belonged
自分がかつて属していたとこまで戻るんだ
Get back, get back.
戻れよ、ゲット・バック
Get back to where you once belonged.
おまえが以前、属していたところに戻れって




(spoken)
(セリフ)

Get back, Loretta.
戻るんだ、ロレッタ



(spoken)
(セリフ)

Go home
帰れったら




Oh, get back, get back.
おゝ、戻れよ、戻れ
Get back to where you once belonged
ゲット・バック、おまえがかつて属していたところに
Get back, get back.
戻れよ、戻れ
Get back to where you once belonged.
引き揚げるんだって、以前、自分が属していたとこまでな




Ooh, woh
ウーーーーー、ウォーーーー




(spoken)
(セリフI

Get back, Loretta
戻れよ、ロレッタ
Your mama's waiting for you
あんたのおふくろさんがあんたのことを待ってるぜ
Wearing her high-heel shoes
彼女のあのハイヒールを履いて
And her low-neck sweater
それとあのローネックのセーターを着て
Get back on home, Loretta
さあ、家に帰るんだ、ロレッタ




Get back, get back.
戻るんだ、ゲット・バック
Get back to where you once belonged.
戻るんだよ
おまえがかつて属していたところまでな
Oh, get back, get back,
あゝ、戻れったら、戻れって
Get back
ゲット・バック
Oh, yeah,
あゝ、そうさ
Jojo
ジョジョ







Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 033110









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【Years Ago−Go!】







(1年前のエントリーを Playback♪)





・「コーヒー・ソング」 (クリーム)
(The Coffee Song)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061213






(2年前のエントリーも Playback♪)





・「メイビー・トゥモロー」 (アイヴィーズ)*3
(Maybe Tomorrow)
・「昨日はもどらない」 (アイビーズ)
(Yesterday Ain't Coming Back)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051213






(3年前のエントリーも Playback♪)





・「ヴィンセント」 (ドン・マクリーン)
(Vincent (Starry, Starry Night) )

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20041213

*1:同年4月に本国イギリスでの通算第19作目のシングルとして(「ドンと・レット・ミー・ダウン」とのカプリングで)発表され、全米で1位、全英でも1位となった作品。その後、1970年5月に発表されたビートルズにとっての現役時代最後のアルバムとなった「レット・イット・ビィ」にも収録されたが、そちらはシングルとはまた別テイクの(映画「レット・イット・ビィ」の有名なアップル本社屋上でのクライマックス・シーンで演奏されたサプライズ・ライブでの)臨場感溢れるものになっている。

*2:このアルバムからは、すでに「アクロス・ジ・ユニバース」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050107 、「マギー・メイ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060709 、「ワン・アフター・909」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060708 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*3:もちろん、よい子のみんなのお耳にはちゃーんと「カリフォルニアのどこかの草原」(をお目当てに)と聴こえてるはずですよ。ドンチャ?

*4:ぼくは このくだりから(ビートルズでポールも熱唱している)あのリトル・リチャードのロックンロールの名曲「のっぽのサリー」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051102 を思い浮かべてしまう。歌の中で歌われる主人公のサリーの人並み外れたでかさから「のっぽのサリー」を男だとする(それも女装の男娼だとする)(まあ、どうでもいい部類に属する)解釈に与する聴き方なのだが、リトル・リチャード自身もまた女装してかなりの厚いwメイクをしてピアノを激しく叩きながらカン高いエネルギッシュなヴィーカルを聴かせていたが、かりにきょうのこの歌のこの箇所で歌われている「性差」(もしくは「性の同一性」というジェンダー)の問題が「衣裳倒錯」程度のものであるのなら、間違いなくこの歌の作者であるポール・マッカートニーの頭にもリトル・リチャードのことがあっただろう。しかし、もしも、それ以上のレベルでの(いわゆる)「性の同一性」をめぐる障害なり困難を歌っているのだとしたら、わたしにはこのラインは(あまりに漠然としすぎて)よくわかりませんなあ。(そもそも、わたしは、ずっとこのラインを「彼女は自分のことをひとりの女性だと思っていたが、しかし、彼女とてただの "そこらにいる人間"(=another man)でしかなかった」というふうに聴いていたのだが、どうもそれは間違いのようでイギリスのロック・ジャーナリストや評論家たちもまた、このラインを性別をめぐる曖昧さに関するラインとして聴いているんですねえ。しかしなあ。わからんワイ。)