Spanish Harlem

Words & Music by Jerry Leiber and Phil Spector.
(1961年発表)







(原題直訳 「ハーレムのスペイン系が住む区域」) *1






歌詞は、次のURLから、
http://www.lyricsdownload.com/ben-e-king-spanish-harlem-lyrics.html






From the Ben E. King album, "Spanish Harlem".

名作アルバム度 ☆☆



(ベン・E・キング)より






Also on the Aretha Franklin compilation album, "Aretha's Greatest Hits".  *2

推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆



アレサ・フランクリン)より





Also on the Laura Nyro album, "Gonna Take A Miracke",

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



アルバム「ゴナ・テイク・ア・ミラクル」(ローラ・ニーロ)より








名曲度 ☆☆☆☆☆







邦題「スパニッシュ・ハーレム」 (ベン・E・キング)








There is a rose in Spanish Harlem
ハーレムのスペイン系が住むところに1本の薔薇がある
A red rose up in Spanish Harlem
赤い薔薇でハーレムのスペイン系の地区に咲いている
It is a special one,
それは特別な存在で
It's never seen the sun,
けっして陽の目を見たことがなく
It only comes out when the moon is on the run
And all the stars are gleaming
ただ、月が出ている間、
星々がすべてきらめくときに姿を見せるだけで
It's growing in the street
いまもストリートで大きくなってるんだ
Right up through the concrete
コンクリートの中から出て来るのさ
But soft and sweet and dreamin'
それなのに 柔和で、優しくて、夢見るようなんだ




There is a rose in Spanish Harlem
ハーレムのスペイン系が住むところに1本の薔薇がある
A red rose up in Spanish Harlem
赤い薔薇でハーレムのスペイン系のいる地区にある
With eyes as black as coal that look down in my soul
石炭のような黒い瞳で、
ぼくの魂の中を覗き込んで
And starts a fire there and then I lose control
そして、そこに火をつけてしまうんだ
すると、ぼくは どうにもならなくなってしまう
I have to beg your pardon
みんなには断っておかないとならないな
I'm going to pick that rose
ぼくはあの薔薇を摘んでしまうつもりなんだ
And watch her as she grows in my garden
そして、ぼくのところの庭で
彼女が大きくなっていくのを見守るのさ




I'm going to pick that rose
ぼくはあの薔薇を摘みに行こう
And watch her as she grows in my garden
そして、ぼくのところの庭で
彼女が大きくなるのを見ていよう




(There is a rose in Spanish Harlem)
(スペイン系のハーレムにひとつの薔薇が咲いている)
La-la-la, la-la-la, la-la-la-la
♪ ラララァ、ラララァ、ララララァ
(There is a rose in Spanish Harlem)
(スペイン系のハーレムにひとつの薔薇が咲いている)
La-la-la, la-la-la, la-la-la-la
♪ ラララァ、ラララァ、ララララァ
(There is a rose in Spanish Harlem)
(スペイン系のハーレムにひとつの薔薇が咲いている)









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 020210









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きょうのこの歌は、
たぶん「バラが咲いた」(1966年発表)という日本の童謡の原曲ですね。
わたしは耳でそう睨んでるんですがw、*3
歌詞よりもメロディに(わたしは)より近い似たものを感じますよ。
たぶん、作曲者のフィル・スペクターさんも同意してくれるでしょう。
(そして、実はおれのあの曲は・・・とまたその元ネタを明かしてくれるかもしれません(!?))
作詞のリーバー先生も、「バラが咲いた」には興味を示すことでしょう(?)。

以前にビーチ・ボーイズの「サーファー・ガール」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060825
ウォルト・ディズニー・ソングの「星に願いを」が同じメロディーだよ、という
指摘をここでさせてもらったことがあったけれども、
きょうのこの「スパニッシュ・ハーレム」と「バラが咲いた」を
ステージの上で一緒に重ねて演奏して、
交互にそれぞれがメインになったりバックになったりするステージを
いつかオフ会ライブで(!?)でもやってみたいものですナ。
アナタも カラオケ屋さんで、どうぞ、お試しあれw。









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【Years Ago−Go!】







(1年前のエントリーを Playback♪)







・「キャシーの歌」 (サイモン&ガーファンクル

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061029








(2年前のエントリーも Playback♪)






・「ワイルド・ナイト」 (ヴァン・モリソン

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051029

*1:先日、古本屋で見つけた「The Complete Guide To Ethnic New York(by Zelda Stern, 1980, St.Martin'S Press 刊)によると、一般に「スペイン系のハーレム」というと(同書が刊行された当時やきょうのこの歌がヒットした当時も)イースト・ハーレム(ハーレムの東端のパーク・アヴェニュに沿った一帯)のプエルトリコ人街のことを言うようで、1940年代になって(それまでのイタリア系に代わって)この地区に多くのプエルトリコ人が住みつくようになり(かれらの話すそのスペイン語から)「スパニッシュ・ハーレム」とニューヨークの人々の間で呼ばれるようになったが、黒人たちのハーレムとは違って流行などとも無縁の貧しい区画で、実際にそこに住む人々は(そこを「スパニッシュ・ハーレム」という言葉では呼ばずに)(自分たちの話すスペイン語で)「エルバリオ」(= El Barrio=地区)と呼んでいたという。

*2:このアルバムからは、すでに「小さな願い」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060219 、「恋のおしえ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070603 、「ナチュラル・ウーマン」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050214#p2 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪

*3:いや、べつに盗作だとかそんなコトを言おうとしているおではなく、毎度のごとくここで話題としている「歌や楽曲におけるインターテクスチュアリティ(=intertextuality)」といった観点からのお話でありまして(と一応、消防団(?)の見回りなどをしたりもするわけですがよーwink