Jet Song

Words & Music by Stephen Sondheim and Leonard Bernstein.
(1961年発表) *1








(原題直訳 「ジェットの歌」)*2






歌詞は、次のURLから、
http://www.stlyrics.com/lyrics/westsidestory/jetsong.htm






From the film soundtrack album, "West Side Story".  *3

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



アルバム「ウェスト・サイド物語」(サウンドトラック)より





名曲度 ☆☆☆






Also on the original Broadway cast album,"West Side Story".

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



(1957年ブロードウェー・オリジナル・キャスト)



Also on the all opera cast recording, "West Side Story".

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆




アルバム「ウェスト・サイド・ストーリー」より
レナード・バーンスタイン指揮、ホセ・カレーラスキリ・テ・カナワ他)








邦題「ジェット・ソング」 (ラス・タンブリンほか) *4








When you're a Jet,
おまえがジェットの一員なら
You're a Jet all the way
おまえはとことんジェットなんだ
From your first cigarette
初めてのタバコのその一服から
To your last dyin' day.
おまえが死ぬ最期の日まで




When you're a Jet,
おまえがジェットの一員なら
Let 'em do what they can do
みんなには、みんなのできることをさせてやるんだ
You got brothers around,
おまえには、そこらじゅうに兄弟がいるんだぜ
You're a family man!
みんな、一家の人間なんだ!




You're never alone,
おまえをひとりになんかしやしねえ
You're never disconnected!
つんぼ桟敷に置かれるなんて絶対にありゃしねえ!
You're home with your own:
おまえが自分ひとりで家にいてもな。
When company's expected,
仲間たちがぬかりなく
You're well protected!
おまえをしっかり守ってくれるぜ




Then you are set
とくりゃ、おまえは一員だ
With a capital J,
大文字のJの字のな
Which you'll never forget
そのことは絶対に忘れちゃならねえ
Till they cart you away.
やつらがおまえの死体を
カートに乗せて運んでいく
そのときまでな
When you're a Jet,
おまえがジェットの一員なら
You stay a Jet!
おまえはジェットの人間として過ごすんだ





(Spoken)
(セリフ)



Riff:
リフ:

I know Tony like I know me.
「トニーのことなら、
おれは自分のことのように知ってるんだ
I guarantee you can count him in.
おまえらが、あいつのことを当てにしていいのは、
このおれが保証するぜ」



Action:
アクション:

In, out, let's get crackin'.
「どっちにしたって、暴れてやるぜ」



A-rab:
アラブ:

Where you gonna find Bernardo?
「ベルナルドの野郎は、どこ行きゃあ見つかるんだ?」




Big Deal:
ビッグ・ディール:

It is said to be in a territory
「縄張りのどっかにいるって話だぞ」



Riff:
リフ:

At the dance tonight at the gym.
「今夜の体育館でのダンス・パーティだな」



Big Deal:
ビッグ・ディール:

But the gym's neutral territory.
「だがよ、体育館は中立地帯だぜ」



Riff(Innocently):
リフ(無邪気な様子で):

I'm gonna make nice there!
「あそこじゃ、おれもいい子にしてましょうってな
I'm only gonna challenge him.
ヤツとは張り合うだけにしておくさ」


A-rab:
ア・ラブ:

Great, Daddy-O!
それがいいぜ、兄貴!



Riff:
リフ:

So listen, everybody dress up sweet and sharp.
「だからよ、みんな、しっかりめかし込んで来いよ、
小粋に かっこよくな
Meet Tony and me at ten. And walk tall!
10時におれとトニーで待ってるからな。
胸張って行こうぜ」



A-rab:
アラブ:

We always walk tall!
「おれたちは、いつだって胸張ってるぜ!」



Baby John:
ベイビー・ジョン:

We're Jets!
「おれたちゃ、ジェッツだッ!」



Action:
アクション:

The greatest!
「最高に偉大な、な!」






(Action) (Sing)
(アクション、歌う


When you're a Jet,
おまえがジェットの一員なら
You're the top cat in town,
おまえは町で一番の男だぜ
You're the Gold Medal kid
おまえは金メダルさげたガキさ
With the heavyweight crown!
ヘビー級の王冠もついてるぜ



(Big Deal)(Sing):
(ビッグ・ディール、歌う):


When you're a Jet,
おまえはジェットの一員なら
You're the swingin'est thing:
おまえは最高にゴキゲンなヤツ
Little boy, you're a man;
しがない坊やも、おまえは男
Little man, you're a king!
ケチな野郎も、おまえは王様!




(ALL) (Sing):
(全員で歌う)


The Jets are in gear,
ジェッツにギアが入ったぜ
Our cylinders are clickin'!
おれたちのシリンダーがガシャガシャ音を立ててるぜ
The Sharks'll steer clear
シャークスの連中は跡かたもなく逃げていく
'Cause ev'ry Puerto Rican's a lousy chicken!
なにせ、プエルトリコ人なんて、
どいつもこいつもチンケな臆病者だからな



Here come the Jets
ほうら、ジェッツの参上だ
Like a bat out of hell.
地獄から現れたコウモリみたいだぜ
Someone gets in our way,
おれたちの行く手にいるやつは
Someone don't feel so well!
落ち着いた気持ちではいられない




Here come the Jets:
ほうらジェッツ様がおいでなすった
Little world, step aside!
ケチな世界よ、道をあけろ
Better go underground,
地の底にでも潜っちまうのがえんちゃうか
Better run, better hide!
逃げたほうがいいぜ、
隠れたほがいいぜ




We're drawin' the line,
おれたちが線を引いといてやるからな
So keep your noses hidden!
だから、おまえら、でかいツラをするんじゃねえぞ
We're hangin' a sign,
おれたちが標識をブラ下げといてやるからな
Says "Visitors forbidden"
「よそ者、立ち入り禁止」ってな
And we ain't kiddin'!
おれたちゃ、ふざけて言ってんじぇねえぞ!




Here come the Jets,
ほうら、ジェッツの参上だ
Yeah!
イェーイ!
And we're gonna beat
そう、おれたちは叩きのめしてやるぜ
Ev'ry last buggin' gang
虫けらどもを一匹残らず ことごとく
On the whole buggin' street!
虫けらだらけのこの通りをすっかりまるごとな
On the whole!
すっかりまるごと
buggin'
虫けらどもを!
Ever!
いつまでも
Lovin'!
愛する
Street!
街路をな!
Yeah!
イェーーイ!










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 012510











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【Years Ago−Go!】







(1年前のエントリーを Playback♪)







・「いとしのルネ」 (レフト・バンク)(フォートップス)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061022







(2年前のエントリーも Playback♪)






・「シャンハイ・ヌードル・ファクトリー」 (トラフィック

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051022

*1:ミュージカルの初演は1957年9月、ブロードウェーウィンター・ガーデン劇場。1961年に映画化(リチャー・ベイマー、ナタリー・ウッド主演、ロバート・ワイズ監督)され、最優秀作品賞をはじめ10部門で同年度のオスカーを受賞した。

*2:この歌で言う「ジェット」とは、ミュージカル「」に登場する若者たちの徒党のひとつ「ジェッツ」(ジェット団)で、彼らは同じマンハッタンのウェストサイド界隈で対立するプエルトリコ人の一団であるシャークスと、ことあるごとにいがみ合っている。というのがこのミュージカルの設定になっている。まあ、渋谷なんかの(?)「チーマー」同士の抗争みたいなものでしょうか(?)

*3:1961年に「ビルボード」誌の全米アルバム・チャートで実に54週にわたって連続してトップの座を保持した記録的な名作アルバムで、このアルバムからは、すでに「アメリカ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060330 と「サムホエア」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060201 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪ サウンドとしても本当に素晴らしいアルバムです。

*4:スクリーンの中ではタンブリンが歌っているが、歌はタッカー・スミスというミュージカル俳優の吹き替えだという説もあって未確認ドッチデモエエシ。