New York City (You're A Woman)

Words & Music by Al Kooper.
(1971年発表)







(原題直訳 「ニューヨーク市(おまえは女だ)) *1







歌詞は、次のURLから、
http://www.alkooper.com/lyrics.html







From the Al Kooper album, "New York City (You're A Woman)".

名作アルバム度 ☆☆



アルバム「紐育市(お前は女さ)」(アル・クーパー)より






名曲度 ☆







邦題「紐育市(お前は女さ)」 (アル・クーパー







New York City, you're a woman
ニューヨーク・シティよ、おまえは女さ
Cold-hearted bitch ought to be your name
冷たい心をした売女が、おまえの名前であるべきだぜ
Oh you ain't never loved nobody
あゝ、おまえはけっして誰をも愛してやこなかった
Yet I'm drawn to you like a moth to flame
なのに、おれは
炎に引き寄せられる蛾のようにして
おまえに惹かれてる
Oh, I have suckled you in my sorrow
あゝ、おれは自分の悲しみの中で
おまえに乳を与え育んできた
And I have sinned with you in my shame
そして、おれの恥辱の内で
おれはおまえとともに罪を犯した
But you ain't never even seen me
それなのに、おまえは
けっしておれのことを見ることさえもしてくれない
New York City, I'm tryin' to beat your game
ニューヨーク・シティよ、
おれはおまえのゲームに勝とうとしてるんだ




Oh, and I rise up, Lord, and I fall down
おゝ、そして、おれは起ち上がり、また、崩れ落ちる
It's all in the merit of my ways
それがすべて、おれなりの生き方のメリットになってるぜ
Don't you dare try and stop me now
おい、何とかして このおれを止めてはくれないか
I am settled right here in your haze
おれはどっぷりここに、
おまえのこの靄の中に身を落ち着かせてしまってるんだ
And I am stuck here now in the final phase *2
そう、おれはいまここに
最終的な面で釘付けになってしまっているんだ




Now don't you send me to the country
さあ、おれを田舎へと送って遣ってはくれないか
Cause I ain't ready to concede
おれには負けを認める用意がないから
I will tell you when I'm ready
おれにその用意ができたら、おまえに知らせてやるとするぜ
And I will call to you from down on my knees
そして、おれは跪いておまえに呼びかけやろう
Oh, I might be standing but
あゝ、おれは立っているかもしれないが
I'll be down on my knees
おれは跪いて身を低くしているだろう




New York City, you're a woman
ニューヨーク・シティ、おまえってやつは女だぜ
Cold-hearted bitch ought to be your name
冷たい心の売女ってのがおまえの名前であるはずだ
Oh you ain't never loved nobody
おゝ、おまえはけっして誰をも愛してやこなかた
Still I'm drawn to you like a moth to flame
それでも、おれは
まるで炎に対する蛾のように おまえに引き寄せられている
And I guess that it's silly to think you'll ever change
そう、
おまえがいつかは変わるだろうと考えるなんて
そいつはバカげたことだとおれは思うぜ




New York City
ニューヨーク・シティ
You're everything my heart and soul inside
おまえはおれの心や内なる魂のすべてなんだ
New York City
ニューヨーク・シティ
Oh, I'm stuck here,
あゝ、おれはここに釘付けだ
Stuck inside of New York City *3
ニューヨーク・シティの内側で身動きがとれなくなってるんだ
I been with ya up
おれはおまえとともに上り調子になり
And I been with ya down
そして、おまえとともにおれは下り調子になったんだ
New York City
ニューヨークシティよ
I can't get myself outa this town
おれには、
自分でこの街から出て行くなんてできやしないぜ
New York City
ニューヨークシティ
I feel it inside me every day of my life
おれはそのことを毎日、このおれの生涯に感じてるんだ
New York City
ニューヨークシティ
I can't break loose
おれは自由にはなれないぜ
It's all over me
おれはがんじがらめなんだ
New York City
ニューヨークシティよ
You're a part of my life in every which way
おまえはどこをどう見ても
このおれが生きているその一部なんだ
New York City
ニューヨークシティ
Everything I ever meant
おれがもくろむ そのすべて
Everything I say
おれが口に出すそのすべてなんだ
New York City
ニューヨークシティよ
I can't break loose
おれには
逃げ出すなんてできやいないぜ










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 010410











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【Years Ago−Go!】







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・「メリー・アン」 (レイ・チャールズ

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※ブログ・エントリーの日付について、
第1回の2004年12月5日から第789回の2007年2月1日までは、
ほぼその日付どおりの日における掲載となっていますが、
2007年2月2日と記されたエントリー以降の掲載分につきましては、
2009年3月28日のブログ再開からのエントリーで、
その実際の掲載日は、歌詞の終わりに毎回6桁の数字によって記してあります。

*1:なぜ、ニューヨーク市が女なのか、また、どういうタイプの女なのかは、歌を聴けばわかりますね。ようするに・・・・・(以下、歌につづく♪)

*2:あんまりシリアスに考えることなく、先のラインの「haze」との音韻的なところからで出て来た「in the final phase」というフレーズなので(なので、モヤモヤと漠然としてるかかもw)、まあ、あんまり深刻にどういうことかと考えることもないでしょう。それこそ、所詮、(音=韻による)歌なのですから(♪)。もちろん、鋭くいろいろと尖って考えてみるのもよい刺激にはなりますよ、ロックなのですからwink(!)。それが毒になる(気の毒な)ヒトもいれば、いいクスリになるヒトもいるでしょう。(良薬、人生に苦しとかアハンw)

*3:これはオルガン奏者としてのアル・クーパーを一躍、有名にしたボブ・ディランの名曲「Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050103 を想起させるフレーズですね。