At The Zoo

Words & Music by Paul Simon.
(1967年発表) *1






(原題直訳 「動物園にて」) *2






歌詞は、次のURLから、
http://www.lyricsdomain.com/19/simon_garfunkel/at_the_zoo.html







From the Simon & Garfunkel album, "Bookends". *3

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



「ブックエンド」 (サイモン&ガーファンクル








名曲度 ☆☆☆








邦題「動物園にて」 (サイモン&ガーファンクル








Someone told me
誰かがぼくに話してくれたんだ
It's all happening at the zoo.
動物園じゃ、あらゆることが起こってるんだと
I do believe it,
それ、ぼくには よくわかるんだ
I do believe it's true.
ホントにそうだって、
ぼく、すごく思うよ




Ooh, umm, umm
♪ ウ、ウ、ウーウー、ウムムムー
Oh, umm, umm
♪ ウォ、オ、オーオー、ウムムムー




It's a light and tumble journey
気軽な、なに、あっと言う間の道行きさ
From the East Side to the park. *4
イーストサイドから公園まで
Just a fine and fancy ramble to the zoo.
まさにステキなそぞろ歩きで、動物園へ
But you can take the cross-town bus
でも、バスに乗ったっていいんだぜ
If it's rainning or it's cold.
雨降りだったり、寒かったりとかするならね
And the animals will love it if you do.
そう、きみたちが行けば、動物たちは喜ぶだろうな
If you do now
うん、もし、そうするならね




Something tells me
何かで ぼくはわかるんだ
It's all happing at the zoo.
動物園では すべてのことが起こってるのだと
I do believe it,
すごくそう思うんだよ、ぼくは
I do believe, it's true.
ホントだよ、
ぼくには よーくわかるんだ




Ooh, umm, umm
♪ ウ、ウ、ウーウー、ウムムムー
Oh, umm, umm
♪ ウォ、オ、オーオー、ウムムムー




The monkeys stand for honesty.
猿は正直そのものって姿なんだよ
Giraffes are insincere.
キリンたちには誠意が欠けてるな
The elephants are kindly but they're dumb.
象は優しいけど、あいつら無口だし
Orangutangs are skiptical of changes in their cages
オランウータンは
自分たちの檻の中の変化というものに対して懐疑的でね
And the zookeeper is they fond of rum. *5
そして、飼育係ときたら、あいつらラム酒には目がなくてさ
Zebras are reactionaries, *6
シマウマは反動的な連中さ
Antelopes are missionaries. *7
カモシカはしつこい伝道師
Pidgeons plot in secrecy
鳩たちはひそかに何かを企んでるし
And hamsters turn on frequently. *8
ハムスターたちはラリることしきりでね
What a gas you got to come and see
すっごいブッ飛ぶぜ、
きみたちも、行って 見てみたらいい
(Hey!)
(ヘェーーイ!)
At the zoo.
動物園に


At the zoo
動物園に
At the zoo
動物園に
At the zoo
動物園に
At the zoo
動物園で
At the zoo
動物園で
At the zoo
動物園で










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 122709











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【Years Ago−Go!】






(1年前のエントリーを Playback♪)





・「メイベリン」 (チャック・ベリー
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060929








(2年前のエントリーも Playback♪)







・「都会で聖者になるのはたいへんだ」 (ブルース・スプリングスティーン

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050929

*1:当初はサイモン&ガーファンクルの6作目のシングル(「トム&ジェリー」を名乗っていた時期からの通算では14作目)として1967年3月に(「59番街橋の歌」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051015 とのカプリングで)発表され、全米チャートの16位となるヒットとなり、その後、翌1968年4月に発表された彼らの4作目のアルバム「ブックエンド」(のB面の曲として)に収録された。(同アルバムのA面(CDでは最初の7曲)は(ここで触れるまでもなく)「齢をとっていく」という ひとつのテーマに基づいた構成になっており、B面とは別個の「作品」となっている。)また(その24年後の)1991年には、この歌は(同じタイトルで)子供向けの絵本「At The Zoo(=動物園にて」At The Zoo(ポール・サイモン・作、ヴァレリー・ミショー・絵)としても刊行されている。日本語の出版権を取って出してみたいものですねえ。ちょっと口調も絵本らしく改めたりしてネ・・・・w。

*2:とくにニューヨークシティだけに固有の地名などが歌の中に出てくるわけではないのだが、(彼らサイモン&ガーファンクルがニューヨークのデュオ・チームとして知られていたこともあって、ごくあたりまえのこととして)この歌はセントラルパークの中にある動物園(=Central Park Zoo)についてのものとして広く愛鳥されている。(なお、1970年代末には、一時期(同じニューヨーク市の)ブロンクス動物園のCMソングにもなっていたそうだが、歌を聴いたら、ちょっと行ってみようかナという気になりますよね。

*3:このアルバムからは、すでに「アメリカ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060403 、「ミセス・ロビンソンhttp://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050213 、「冬の散歩道」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050213#p2 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*4:イースト・サイドとは、(世間で言う)「ニュヨーク(!)」、すなわちマンハッタン島の東部、イースト・リヴァーに近い側の地域を指すが、(この歌でも歌われている)「公園」(=セントラル・パーク)の東側であるのと同時に、その南では(この島を南北に走る10本の主要な大きな通りのうち(日本語で「5番街」と呼ばれることの多い)(東(=から数えて5本目の通りでである))フィフス・アヴェニュ(The Fifth Street) や(さらに南の方では)ブロードウェーより東側の一帯を指して言う。歌のこの箇所で使われている「tumble」という語や(それにつづく)バスのくだりなどが(同じイーストサイドでも)(島の南部の)ロウワー・イーストサイドからのものであることを示しているように思われる。そのあたりの(ニューヨーク=マンハッタンに特有の)文化的・地誌的(かつまた「当時の」ということになれば時代的、歴史的なということにもなる)固有のニュアンスについてはまたべつの機会に譲るとしよう。

*5:上記の絵本では、このラインは(子供への影響を考慮してだろう)飼育係が好きなのは(ラム酒ではなく)公園のビーバーと改められている。

*6:(この歌が発表された)当時の1960年代後半の「革命」的w(!)な時代状況の中で この「reactionaries」の語は(体制に加担するような保守反動的な立場や考えを持つ人たちや集団などに向けて)強い非難と嫌悪や軽蔑の念をもって口にされていた(時代の常套的な)語のひとつだ。

*7:ここで言う「伝道師」とは(「しつこい」「煩しい」という意味のコノテーションがある)(伝道師とか宣教師そのものというよりも)街でチラシやパンフレットを配るなどして熱心に布教活動をしている(よくいる)信者たちのことだと聴くのがこの歌の自然というものだろう。

*8:「turn on」というのは、この時代の流行語のひとつでティモシー・リアリーの有名なフレーズ「turn on,tune in, drop out」((LSDの)効果を感じて、意識を集中させ、自由になる)から来たものだが、この部分も上述の絵本では「頻繁に酩酊する」(しきりにラリってる)という表現が子供たちへの配慮からだろう「ヘッドライトをつけている」turn on the headlight という表現に替えられているようだ(原テキスト未確認)。