Bleecker & MacDougal
Words & Music by Fred Neil.
(1965年発表)
(原題直訳 「ブリーカーとマクデュガル」)*1
歌詞は、次のURLから、
http://www.fredneil.com/lyrics-bleecker-macdougal/
From the Fred Neil album, "Bleecker & MacDougal". *2
名作アルバム度 ☆☆☆
名曲度 ☆☆
邦題「ブリーカー&マクドゥガル」 (フレッド・ニール) *4
(Spoken)
(セリフ)
Walk on, walk on,walk on, phee
歩け、歩け、歩きつづけろ、フューッ
I was standing on the corner
Of the Bleecker and MacDougal
おれはブリーカーとマクデュガルの角に立っていた
Wondering which way to go
どっちの道を行こうかと迷っていた
I've got a woman down in Coconut Grove *5
おれにはココナツ・グローブに女がいてな
And you know she love me so
そう、わかるよな、
彼女、このおれを すごく愛してるんだ
I wanna go home
おれは帰りたいぜ
I wanna go home
おれは家に帰りたい
Now don't you tell me your troubles
いいかい、このおれに
おまえらの問題なんかを
話して聞かせたりするんじゃないぜ
Troubles of my own
おれ自身の悩みで手一杯なんだ
I wanna go home
おれは帰りたいんだ
Now love all you big city woman
そうさ、
おまえたち、この大都会の女も気に入ってる
Love the big city blues
この大都会のブルースも好きだ
I've got a woman down in Coconut Grove
おれにはココナッツ・グローヴに女がいるんだ
And she knows what to do
そして、どうすべきかは彼女が知ってる
I wanna go home
おれは家に帰りたいんだ
I was standing on the corner
Of the Bleecker and MacDougal
おれはブリーカーとマクデュガルの角に立っている
Wondering what to do
どうしたらいいかと迷いながら
I've got a woman down in Coconut Grove
おれにはココナッツ・グローヴに女がいるんだ
And you know she love me too
そう、わかるよな
彼女もおれを愛してるんだ
I wanna go home…
おれは帰りたいぜ、家に・・・
Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 121909
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【Years Ago−Go!】
(1年前のエントリーを Playback♪)
・「バーバラ・アン」 (ビーチボーイズ)
・「ウェンディ」 (ビーチボーイズ)
・「ヘルプ・ミー・ロンダ」 (ビーチ・ボーイズ)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060924
(2年前のエントリーも Playback♪)
・「スーヴェニア・オブ・ロンドン」 (プロコル・ハルム)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050924
*1:グリニッチ・ヴィレッジにあるふたつの通りの交差するところという意味のタイトルだが(おそらくジャケットの写真がその場所なのだろう(!?))、(ブリーカーストリートについては、一昨日のサイモン&ガーファンクルの「霧のブリーカー街」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070922 を参照されたいが)マクデュガル・ストリートは(1950年代末期にフォークシンガーのメッカ(?)とされていた)ワシントン広場公園の西側に隣接する通りである。
*2:このアルバムからは、すでに「人生の裏側」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050515 と「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060621 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪
*3:日本盤のCDがしっかりと出ているなんて(!)スゴイですねー、驚きましたよー♪
*4:フレッド・ニールは、世界的には映画「真夜中のカーボーイ」の主題歌となったニルソンの大ヒット曲「噂の男」の作者として知られるようになったシンガー・ソングライターだが、きょうのこの歌をアルバムのタイトル・ソングとしてトップに据えた1965年8月発表の彼の最初のアルバムは、フォーク・ロックのひとつのプロトタイプとしてスティーヴン・スティルスをはじめとする多くのアメリカのミュージシャンやソングライターたちに影響を与えることになった。彼自身は、すでにそれ以前から(ソングライターたちがオフィスを構える有名なブリル・ビルディングに出入りする)プロのソングライター(=ソングスミス=a songsmith=職人的ソングライター)のひとりとしてロイ・オービソンの「キャンディ・マン」の作者などとして業界ではよく知られていたが、彼自身のルーツとしては、生まれはオハイオ州のクリーブランドで、その後、フロリダで育ち、1950年代末期にはニューヨークに出て、グリニッジ・ヴィレッジ界隈のコーヒーハウスで12弦ギターを手にレッドベリーやジョッシュ・ホワイト風のブルージーなフォークを歌っていたのがそのキャリアの原点というべきものだろう。その後、1970年代中頃からは(おそらくLSDやジョン・リリー博士の著作などに影響を受けてのことだろう)イルカに傾倒し、フロリダでイルカの保護や研究の運動に積極的にコミットして暮らすことになり、ミュージック・シーンには復帰することなく、2001年7月に逝去。生前、1970年代に残した多くの未発表録音が埋もれたままになっているとの共演ミュージシャンたちからの証言があるが、いまだ発見さるに至ってはいないようだ。
*5:ココナツ・グローヴはマイアミの中心地区にある一角。