Bleecker Street

Words & Music by Paul Simon.
(1964年発表)







(原題直訳 「ブリーカー通り」) *1







From the Simon & Garfunkel album, "Wednesday Morning, 3 AM".   *2

名作アルバム度 ☆



「水曜の朝、午前3時」 (サイモン&ガーファンクル






名曲度 ☆







邦題「霧のブリーカー街」 (サイモン&ガーファンクル








Fog's rollin' in off the East River bank
イースト・リバーの河岸から
渦巻くように霧が立ち込めてきて
Like a shroud it covers Bleecker Street
死装束のようにブリーカー・ストリートを覆ってしまい
Fills the alleys where men sleep
男どもが眠る裏通りに満ち、
Hides the shepherd from the sheep
羊どもからその羊飼いを隠してしまう




Voices leaking from a sad cafe
悲しげなカフェからいくつもの声が漏れてくる
Smiling faces try to understand
いくつもの笑顔が理解しようと努めている
I saw a shadow touch a shadow's hand
あるひとつの影が
ある影の手に触わるのをぼくは見た
On Bleecker Street
このブリーカー・ストリートで




A poet reads his crooked rhyme
ある詩人が自作のヘボな韻を踏んだ詩を朗読する
Holy, holy is his sacrament
聖なるかな聖なるかな」こそが彼の誓い
Thirty dollars pays your rent
家賃には30ドルを払っている
On Bleecker Street
ブリーカー・ストリートで




I head a church bell softly chime
教会の鐘が優しく鳴るのをぼくは聞く
In a melody sustainin'
かろうじて保たれるその旋律に
It's a long road to Canaan *3
約束の地、カナンへの道は長い
On Bleecker Street
このブリーカー・ストリートでは




Bleecker Street
ブリーカー・ストリート










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 121609









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【Years Ago−Go!】







(1年前のエントリーを Playback♪)






・「組曲 青い眼のジュディ」 (クロスビー・スティルス&ナッシュ)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060922







(2年前のエントリーも Playback♪)






4年前も連日、「都市」の歌をやっていたのですねえ。





・「ブライト・ライト、ビッグ・シティ」 (ジミー・リード)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050922

*1:ブリーカー・ストリートは、グリニッチ・ビレッジの通りのひとつで、かつてはボヘミアンたちが多く住む一角として知られ、現在では(かつてディランやジミ・ヘンドリックスなども出演していた)「カフェ・ワ」をはじめナイトクラブなどが多い一角で、パンク・ロックのメッカだった「CBGB」もこのブリーカー・ストリートにあった。

*2:このアルバムからは、すでに「きのう見た夢(平和の誓い)」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060303 、「ベネディクタス」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060221#p2 、「サウンド・オブ・サイレンス」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050904 、「時代は変わる」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050219 、「水曜の朝、午前3時」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050112 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*3:カナンとは現在のパレスチナのこと。「旧約聖書」(「創世記」第12章)で神エホバがアブラハムとその子孫(すなわちユダヤの民)に与えると約束したのが、このカナンの地だった。