Silver Moon

Words & Music by Michael Nesmith.
(1970年発表)





(原題直訳 「銀色の月」)






歌詞は、次のURLから、
http://www.lyricstime.com/nesmith-michael-silver-moon-lyrics.html






From the Michael Nesmith & The First National Band album, "Loose Salute".

名作アルバム度 ☆☆☆☆



(マイケル・ネズミス&ザ・ファースト・ナショナル・バンド)





Also on the Michael Nesmith compilation album,
"The Best Of Michael Nesmith, Listen To The Band".

推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆




「マイク・ネスミス・ベスト」 (マイク・ネスミス)







Also on the Michael nesmith live album, "Live At The Palais".

名作アルバム度 ☆☆



(マイケル・ネズミス)




名曲度 ☆☆☆







邦題「シルヴァー・ムーン」 (マイケル・ネスミス&ザ・ファースト・ナショナル・バンド) *1 








See the lazy windmills slowly turning and
気だるい水車がのろのろと廻っているのを見てみろよ、そう、
Cutting up the marble canyons of the sky
大空の白い峡谷を切り分けてるぜ
See the dust around my feet go churning and
見ろよ、おれの足元で埃が舞い上がり、
Moving with the winds down the highways of goodbyes
風とともに、この さよならの街道を動いていく




Standing in the lonely light of the silver moon
心寂しい この銀色の月の光の下に立って
Looking over maps of memories for the road
思い出の地図を覗き込んで、道を探している
Standing in the lonely light of the silver moon
銀色の月のこの寂しい光の下に立ち
With the unexpected destination of my home
不意に胸にするわが家への思い




Half the thoughts I'm thinking speak in sighs
おれが考える思いの半分は、溜息になって口をつく
As that same old wave of lonliness returns
昔ながらの寂しさの波が蘇って来てるのさ
And I can see you when I close my eyes
そして、目を閉じると、おれにはきみが見えるんだ
Speaking very softly as you turned
こちらを向いて、とても優しく話しかけてくる きみが




Standing in the lonely light of the silver moon
銀色の月のこの寂しげな光の下に立ったまま
Looking over maps of memories for the road
道を探して、思い出という地図を覗き込む
Standing in the lonely light of the silver moon
この心寂しい銀色の月の光の下に立って
With the unexpected destination of my home
わが家への不意の思いを胸にする




Now I must go
さてと、行くとするか
Go and let go
行くんだ、さあ、行けって




Standing in the lonely light of the silver moon
銀色の月のこの心寂しい光の下に立ちながら
Looking over maps of memories for the road
思い出という地図を覗き込んで道を探す
Standing in the lonely light of the silver moon
銀色の月の心寂しい光の下に立ち、
With the unexpected destination of my home
不意に胸にするのは、わが家へ道









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 110909










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【Years Ago−Go!】







(1年前のエントリーを Playback♪)






・「サマー・レイン」 (ジョニー・リヴァーズ)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060827








(2年前のエントリーも Playback♪)






☆ ピンク・フロイドザ・ウォール」アルバム全曲訳(第14回) ☆





・「イン・ザ・フレッシュ」 (ピンク・フロイド

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050827

*1: (けっして「言わずと知れた」ではなかろうが、「言われりゃ知ってる」(はず)であろう)このマイケル・ネズミスとは、あのモンキーズの「マイク・ネスミス」その人(がモンキーズ解散後に名乗っていた名前)なんですよ。そう、モンキーズのあのウール・ハット姿でグレッチのギターを弾いていたお兄さんのことなのだが、モンキーズ時代の1968年にすでに(ソロ・アルバムとして?)ハリウッドの一流スタジオ・ミュージシャンを集めて奇妙なインストゥルメンタルのアルバム「The Wichita Train Whistle Sings」を作ったり、モンキーズ時代にもアルバムで「タピオカ・ツンドラ」をはじめ自作の歌を発表したり、また、モンキーズ以前にも(ポール・バタフィールド・ブルース・バンドらによってレコーディングされた)「メリー・メリー」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061018 を書いていたりと、なかなか音楽的にできるヒトだと知られていながらも、ただモンキーズにいたというそのことだけで、どうにも不当な扱われ方をしてきた(ような印象があるのだ)が、そのモンキーズの解散後には、いち早く、きょうのこの歌やそれに先立つ「ジョアンナ」に代表されるような曲をシングルとして発表して(いまだ)カントリー・ロックというコトバで称されるサウンドがさほど確固たるものとしてその定型と言うようなスタイルを形成(ないしは確立)されていなかった時代に(ポコやグラム・パーソンズ、フライング・ブリトー・ブラザーズ、ニュー・ライダーズ・オヴ・パープル・セージらと肩を並べるようにして)アメリカン・ミュージックの新しいサウンドとなる見事な歌と演奏を聴かせ響かせていた このマイケル・ネズミス(そして、彼のファースト・ナショナル・バンド(彼にはザ・セカンド・ナショナル・バンドもありますよーw)だが、ことロックにおける「過小評価」といったコトバにこれほどふさわしいヒトもいないのではなかろうか、ミスター・マイケル・ネズミスです!♪。