Moonlight Mile

Words & Music by Mick Jagger and Keith Richards.
(1971年発表)






(原題直訳 「月光ほどの長い距離」)






歌詞は、次のURLから、
http://www.stlyrics.com/lyrics/moonlightmile/moonlightmile.htm







From The Rolling Stones album, "Sticky Fingers".   *1

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



スティッキー・フィンガーズ」 (ローリング・ストーンズ






名曲度 ☆☆☆☆☆ *2







邦題「ムーンライト・マイル」 (ローリング・ストーンズ










When the wind blows
風が吹きすさび
And the rain feels cold
そして雨が冷たく感じられるとき
With a head full of snow  *3
頭は雪だらけになっている
With a head full of snow
頭の中は雪のように白い粉まみれになっている
In the window there's a face you know
窓の向こうには、知った顔がある
Don't the night pass slow
夜ってのは
のろのろとしか過ぎていかないもんだぜ
Don't the nights pass slow
夜たちはゆっくりとしか過ぎていかないものだよなあ




The sound of strangers sending nothing to my mind
見も知らない連中のサウンドなんて、
このおれの心には まるで何にも届いて来やしない
Just another mad mad day on the road
ツアー中のただの異常な異常な一日だ
I am just living to be lying by your side
おれ、とにかくきみの傍らでよこたわるためだけに生きてるんだ
But I'm just about a moonlight mile on down the road
なのに、おれは、
この月光ほどの長い距離をいままさに行こうとしているところだ
この道をずっと




Made a rag pile of my shiny clothes
ボロの山を積み上げたぜ、キラキラしたおれの衣装をだ
Gonna warm my bones
おれの骨を暖めてくれるんだろうよ
Gonna warm my bones
このおれの骨を暖めてくれるのだろう
I got silence on my radio
ラジオのおかげで、おれは静けさを手に入れた
Let the air waves flow
このまま放送を流しておこう
Let the air waves flow
周波数をそのままにしておこう




Oh, I'm sleeping under strange strange skies
あゝ、おれは この見も知らぬ不思議な空の下で眠ってるんだな
Just another mad mad day on the road
ツアー中のただの狂ったブッ飛んだ一日でしかないってわけだ
My dreams is fading down the railway line
おれの夢が鉄道の線路づたいに薄れていく
I'm just about a moonlight mile on down the road
いまや おれは、まさにこの月光ほどの距離を
ずっとこの道づたいに行こうとしてる
Yeah, Yeah, Yeah, Yeah
うん、うん、そうなんだ、そうなんだ
Yeah, yeah
そうなんだ、そうなんだ




I'm hiding, sister,
おれは姿が見えなくなってるだけなのさ、妹よ
And I'm dreaming
そして、おれは夢を見てるんだ
I'm riding down your moonlight mile
この月の光ほど遠い隔たりを おまえのもとへとクルマを走らせている
I'm hiding, baby,
おれは姿が見えなくなってるだけなのさ、可愛い人よ、
And I'm dreaming
そう、おれは夢見てるんだ
I'm riding down your moonlight mile
この月光ほどに隔たったおまえへの道を走ってるのさ
I'm riding down your moonlight mile
この月明かりの道をおまえのもとへと走ってるんだ




Better go now
さっさと行ってしまったほうがいいんだ
Come on now baby
さあ、そうするんだ、おい
Yeah, better go now, yeah
そうだ、すぐ行ったほうがいいんだ、うん
Yeah
そうだ
Go now baby
いま、行くんだ、おい
Yeah, go now
うん、そうするんだ
Um
あゝ
That's alrihgt
かまいやしないさ
Um
あゝ
Yeah,
そうさ
Yeah. I'm on the road
そうさ、おれはもう向かってるんだ
'Cause, I'm just about a moonlight mile on down the road
なにしろ、おれは
月光ほどの距離のこの道をいままさに行こうとしてるんだからな
Down the road, down the road
この道をずっと、この道をどんどん
Yeah, yeah, hey, hey, hey,
そうさ、うん、ほら、ほら、ほら
Baby, now
可愛い人よ、いままさに









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 110809











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【Years Ago−Go!】






(1年前のエントリーを Playback♪)





あ、
(いままで、こーゆーのは(Y'know?)気づきませんでしたけど(!)
プロデューサーのジミー・ミラーさん、
ストーンズトラフィックで、お見事、ダブルプレー達成ですよー♪





・「ペーパー・サン」 (トラフィック

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060826









(2年前のエントリーも Playback♪)







☆ ピンク・フロイドザ・ウォール」アルバム全曲訳(第13回) ☆






・「ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン」 (ピンク・フロイド

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050826

*1:このアルバムからは、すでに「ブラウン・シュガー」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061207 、「ビッチ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060909 、「シスター・モーフィン」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060909#p2 、「デッド・フラワーズ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060909#p3 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*2:素晴らしいですね、まさにロック・ミュージックの最高峰といえる圧倒されるような芸術性(!)が実現されています♪ 本物ですよ、これは。ミック・ジャガーの弾くオープン・チューニングのアコースティック・ギターと歌唱、そして(当時。エルトン・ジョンの編曲家として名を馳せ、自身もまた、ザ・サード・イヤー・バンド(=第三の耳バンド)という(フォークや中世の音楽や現代の実験音楽をクロスオーバーした)グループでチェロを弾き、ロマン・ポランスキー監督の映画「マクベス」の映画音楽を手がけるなどしていた)ポール・バックマスターのペンによる素晴らしいストリングス・スコア、さらにはティンパニーを擬したかのようなチャーリ・ワッツのドラミング、(いつもならトランペットの)ジム・プライスの弾くピアノ・・・・(もちろんミック・テイラーも悪くないです、ビル・ワイマンも)、(これはキース・リチャーズの不在がもたらしたきわめて例外的なトラックだったのかもしれません。)まだ、聴いたことがないってヒトがいたら、ゆうつべさんにも、いろんなヒトたちがこの曲をアップしているのでどうぞ。わたしが聴いてみた限りでは、このヒトのがいちばん音に対する気遣いをもって載せているように聴こえましたので(それでもまだ違うようですが)、ひとまずオススメハこちらにどぞーん>>Hot tip://www.youtube.com/watch?v=qNtZOBhV5SQ&feature=related

*3:もちろん、ミック・ジャガーは、しっかり ちゃんと「雪」歌っているわけですが、(その直前で 降っているのは雨だと歌っているのですから)ここでの「頭は雪だらけ」の雪とは、白い粉雪、すなわち、それが転じて(雪のように)白い粉、つまり「頭の中いっぱいのコケイン」と聴くほうが、そのままこれを「雪」と聴くよりも はるかに自然なことでしょう。「頭の中いっぱいの白い粉」、すなわち白い粉の作用の下にある頭の中というわけです。