Over The Hills And Far Away

Words & Music by Jimmy Page and Robert Plant.
(1973年発表)






(原題直訳 「丘を越えて、そして 遠くへと」) *1







歌詞は、次のURLから、
http://www.elyrics.net/read/l/led-zeppelin-lyrics/over-the-hills-and-far-away-lyrics.html







From Led Zeppelin album, "Houses Of The Holy". *2


名作アルバム度 ☆☆☆☆☆


「聖なる館」 (レッド・ゼプリン)





Also on the Led Zeppelin live album, "How The West Was Won". *3


名作アルバム度 ☆☆☆☆



「伝説のライヴ 〜 HOW THE WEST WAS WON」 (レッド・ツェッペリン






名曲度 ☆☆☆☆








邦題「丘のむこうに」 (レッド・ツェッペリン









Hey, lady
ヘイ、レディ
You got the love I need
あなたには、わたしに必要な愛というものがある
Maybe more than enough.
おそらく、十分すぎる以上に
Oh, Darling, darling, darling.....
あゝ、ダーリン、ダーリン、愛しい人よ・・・・
Walk a while with me
しばらく、わたしともに歩んでくれ
You've got so much.....
あなたには、とてもたくさんのものがある・・・・・・




Many have I loved
わたしは多くを愛してきた
Many times been bitten
何度も何度も、
わたしは騙され、痛い思いをしてきた
Many times I've gazed
何度も何度も、わたしは見つめてきた
Along the open road.
開かれた道を遥かに




Many times I've lied
何度もたくさん、わたしは嘘をついた
Many times I've listened
何度もたくさん、わたしは耳を傾けた
Many times I've wondered
何度も何度も、わたしは不思議に思ったものだ
How much there is to know.
知るべきことは、どれだけたくさんあるのだろうと




Many dreams come true
多くの夢が叶い
And some have silver linings
そして、そのいくつかには光明が差している
I live for my dream
わたしは自分の夢ゆえに生きている
And a pocketful of gold. *4
そしてポケットいっぱいの黄金のためにも




Mellow is the man who knows what he's been missing
成熟とは自分が何を失ってきているのかを知っている人間のことだ
Many many men can't see the open road.
多くの人間たちに開かれた道が見えていない




Many is a word that only leaves you guessing
多くの言葉は、人をただ憶測させるばかりだ *5
Guessing 'bout a thing you really ought to know,
人が真に知るべきことについて考える
Ooh!
おゝ!
You really ought to know...
人が本当に知るべきこと・・・・










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 101209











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1970年代初めのロックには、
こういう「人生」というロマンに立ち向かっていくような歌詞がかなり多くありますね。







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【Years Ago−Go!】








(1年前のエントリーを Playback♪)









・「シーズ・ア・レインボー」 (ローリング・ストーンズ

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060803








(2年前のエントリーも Playback♪







・「レボルーション」 (ビートルズ

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050803

*1:(タイトルの「丘」は複数の「hills」となっているが、かりにこれが単数形の「over the hill」であれば)英語の「丘を越える」には日本語で言う「峠を越えた」(盛りを過ぎた)という意味合いもあるので、この「遠くへ」とは暗に「死」を意味するものとも受け取れるかもしれない。(という説明も成り立ったかもしれないのだが・・・・・いくらかでもそんな心象は喚起されるのかもしれない・・・・・(?))

*2:このアルバムからは、すでに「永遠の詩」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060604#p2 と「オーシャン」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060604 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*3:このアルバムからは、すでに「移民の歌」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050302 、「ロックンロール」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070511 、「胸いっぱいの愛を」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20070402 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*4:彼らのライヴ・アルバム「How The West Was Won」をはじめ、多くのブートレッグなどで聴かれるように、このラインにつづけて、よくプラントがは「Acapulco gold」(アカプルコの黄金)というコトバを歌っていることが多いようだが。この「アカプルコ・ゴールド」とは(現代の多くの地域の市民社会共同体が)ご禁制品と指定しているメキシコ=アカプルコ産の喫煙用の栽培野草(?)の品種名だ。現代の多くの市民社会が恐ろしい刑罰をもって禁じている(そのこと自体にはわたくしもまたある程度の納得をもってそれに同意する立場をとる者だが)そうした野草や栽培植物が生命を宇宙的に、また人生を叙事詩的に(とらえる思考を促し)観照する(その契機をつくり出す)具となるものであることは、古来から現代に至るまでの幾多の詩人たち、哲人たち、聖人たち、はたまた凡人たちがさまざまなかたちで証明していることでもある。レッド・ツェッペリンのきょうのこの歌は、1970年の初めごろにイギリスはウェールズの(彼らが歌にも歌っている)「Bron-Yr-Aur」(黄金の乳房)と(ウェールズ語で名づけられた)(電気も水道もない)彼らの山荘でつくられたものだというが、おそらくは、大自然の中で宇宙に直結するようにしてページとプラントによって書かれたことだろう。まあ、こういう物言いはいらぬ誤解やトラブルを招きかねない(愚かな余計な)ものなので、この註の後半は(For your eyes only)いわば "親展"(confidential)として読後焼却、ないしは自動的に消去されることでしょうw。

*5:このライン(元の歌詞とはいささかのズレが生じてしまうが)、「多くの言葉が、ただ、人によくわからない思いをさせるばかりだ」とするのが、おそらく歌の真意(?)により近いことだろう。