Have You Ever Loved A Woman

Words & Music by Billy Myles.
(1970年発表) *1








(原題直訳 「きみはこれまでに女というものを愛したことがあるだろうか?」)








歌詞は、次のURLから、
http://www.rockpoplyrics.com/derek-and-the-dominos/haveyoueverlovedawoman.php





From the Derek & The Dominos album, "Layla And Other Assorted Love Songs". *2
名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



「いとしのレイラ」 (デレク&ザ・ドミノス







Also on the Freddy King compikation "Freddy King Sings Federal".


推奨アルバム度 ☆☆☆☆



(フレディ・キング)






Also on the Derek & The Dominos live album, "In Concert".  *3

名作アルバム度 ☆☆☆


「イン・コンサート」(デレク&ザ・ドミノス*4





Also on the Derek & The Dominos live album, "Live At The Filmore". *5


名作アルバム度 ☆☆☆☆



「ライヴ・アット・ザ・フィルモア」 (デレク&ザ・ドミノズ) *6





Also on the Eric Clapton live album, "E.C. Was Here". *7

名作アルバム度 ☆☆☆☆



エリック・クラプトン・ライヴ」 (エリック・クラプトン) *8







名曲度 ☆☆☆☆







邦題「愛の経験」 (デレク&ザ・ドミノス









Have you ever loved a woman
きみたちは、
これまでに女を愛したことがあるかい?
So much you tremble in pain?
苦しみにひどく打ち震えたことが?
Have you ever loved a woman
きみは、
これまでに女というものを愛したことがあるかい?
So much you tremble in pain?
苦しみにひどく打ち震えたことが?
And all the time, you know, yeah
そして、しょっちゅう ずっと,
わかるだろうか、そうなんだ
She bears another man's name.
彼女が持ち出すのは他の男の名前なんだ




But you just love that woman
しかし、おまえは とにかくその女を愛してる
So much it's a shame and a sin.
ものすごくだ
それはみっともなくもあり、また罪なことだ
You just love that woman
おまえは とにかくその女を愛してる
Yes, so much it's a shame and a sin.
そうなんだ、とてつもなくな
それは悔しくもあり、また罪なことだ
But all the time you know
だけど、いつもずうっと、わかっていることは
Yes, she knows
そうなんだ、彼女はわきまえているんだ
She belongs to your very best friend.
自分がおまえのいちばんの親友のものなのだということを




Have you ever loved a woman?
きみたちは、
これまでに女というものを愛したことがあるだろうか?
And you know you can't leave her alone
だとしたら、わかるだろおう
人は、女というものを
ひとりにしておくわけにはいかないものなのだ
Have you ever loved a woman
きみたちは、
これまでに女を愛したことがあるだろうか?
Yes, and you know you can't leave her alone
あるんだな、だったら、きみたちにもわかるだろう
人は、女というものをひとりにしておいちゃいけないんだ
Something deep inside of you
おまえの内面の深いところにある何かが
Won't let you wreck your best friend's home.
おまえのいちばんの親友の家庭を
めちゃくちゃにしてしまわないようにとしているんだ









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 092609









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お気づきのとおり、きょうのこの歌のキメになっているフレーズは、




You can't leave her alone.




というラインで、これが、
「彼女をひとりにしておくわけにはいかない」と
「彼女をひとりにしておいてはいけない」の双方向の意味を持つことで
この歌のブルースらしさが滲み出るものとなっていて、
また、それを歌うクラプトンの苦悩もそこにある。
そういえば、ビートルズのナンバーに
「恋のアドバイス」You're Going To Lose That Girl http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050606 
(オマエ、あのオンナのコ、取られちゃうゾ)という歌がありましたが、
あれも きょうのこの歌のこの(本質的なw)ラインと同じことを
(より具体的に)歌っているわけですねwink











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【Years Ago−Go!】






(1年前のエントリーを Playback♪)






☆アルバム「ヴィレッジ・グリーン」(キンクス)全曲訳(6)☆






・「ビッグ・スカイ」 (キンクス

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060719







(2年前のエントリーも Playback♪




☆「ジギー・スターダスト」(デイヴィッド・ボウイ)全曲訳(最終回)☆





・「ロックンロールの自殺者」 (デヴィッド・ボウイ

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050719

*1:オリジナルは(クラプトンが若い頃から憧れていた)フレディ・キングが1960年にフェデラルから出した彼の2作目のシングル。おそらくクラプトンは、この曲をジョン・メイオールのブルースブレイカーズ時代からステージで演奏していたのではないだろうか? キングのシングルはまったくの不発だったというが、デレク&ザ・ドミノズやそれ以降のクラプトンによって、きょうのこの歌はクラプトンのステージでのショーケースとなり、また、すっかりフレディー・キングの代表作のひとつに数えらるようになっている。(クラプトンのコンサートに行って、この曲が聴けなかったら、ちょっと淋しいですよね。(ってぐらいのレパートリーを(ヒット曲でもないのに)持つには、いかに多くのライヴで、いかに多くのその曲の熱演を聴かせてきたかということの積み重ねによるものですよネ。

*2:このアルバムからは、すでに「リトル・ウィング」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060805 と「レイラ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060916 の2曲がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*3:このアルバムからは、すでに「プレゼンス・オヴ・ザ・ロードhttp://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050528#p3 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*4:このジム・ゴードンってドラマーは、わたくしの好きなドラマーのひとりなんですよ(ドラマーというと、ほかにジョン・スティール、サイモン・カークの名前がすぐに浮かんで来るんですが、わたしの場合はこの3人がロック・ドラムの基本(?)ですネ)けっこう、いろんなヒトのアルバムで このジム・ゴードンの追っかけwしてますよー。

*5:このアルバムからは(上記記載の曲のほかに)「クロスロード」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050520 が紹介されていますので、よろしければどうぞ♪

*6:1994年になって発売されたドミノズのライヴ・アルバムですが、一部、上記「イン・コンサート」と同じライヴ・トラックが入っていますネ。

*7:このアルバムからは、すでに「キャント・ファインド・マイ・ウェイ・ホーム」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050528#p4 と「ランブリング・オン・マイ・マインド」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061113 がここで紹介されていますので、よろしければアルバムのお伴にどうぞ♪

*8:ほかにも、きょうのこの歌が入っているエリック・クラプトンのライヴ・アルバムとして「24ナイツ」「ワン・モア・カー、ワン・モア・ライダー」「クロスロード・ギター・フェスティヴァル2007」がある。