Hey Joe

Words & Music by Billy Roberts. *1
(1966年発表)*2







(原題直訳 「おい、ジョー」)





歌詞は、次のURLから、
http://www.lyricsfreak.com/j/jimi+hendrix/hey+joe_10149656.html







From The Jimi Hendrix Experience compilation album, "Smash Hits". *3
推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆



「スマッシュ・ヒッツ」 (ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス)





Also on The JImi Hendrix Experience U.S.album, "Are You Experienced". *4

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



「アーユー・エクスペリエンスト(米国盤)」 (ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス)





Also on The Jimi Hendrix live album, "Live at Monterey". *5

名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



「ライヴ・アット・モンタレー」 (ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス)







名曲度 ☆☆☆☆☆







邦題「ヘイ・ジョー」 (ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス)








Hey Joe,
おい、ジョー
Where you goin' with that gun in your hand?
おまえ、銃なんか手にして どこ行くんだ?
Hey Joe,
おい、ジョーったら
I said where you goin' with that gun in your hand?
おまえ、銃なんか手にして、
どこに行くつもりなんだよ、って おれは言ってるんだ
I'm goin down to shoot my old lady,
おれは おれのつれあいの女を撃ちに行くんだ
You know
おまえ、わかるか
I caught her messin' 'round with another man.
おれはな、
あの女がほかの男とふざけた真似をしてるってことをつかんだんだ
Yeah,
そうさ
I'm goin' down to shoot my old lady,
おれはな、おれの女を撃ちに行くところなんだよ。
You know
わかるだろ
I caught her messin' 'round with another man.
おれは、あいつが
ほかの男とふざけた真似をしてるのを押さえたんだ
Huh, and that ain't too cool.
フンッ、そんなこと、いい気分がするわきゃねえだろうが




Hey Joe,
おい、ジョー
I heard you shot your woman down,
おれは、おまえが、おまえの女を撃ち殺したって聞いたぞ
You shot her down.
おまえが、あの女を撃ち殺したんだと
Hey Joe,
おい、ジョー
I heard you shot you old lady down,
おれは聞いたんだけどな
おまえのつれあいを、おまえが撃ち殺しちまったって
You shot her down to the ground.
おまえがブッ放して、
あの女が地面にブッ倒れたんだってことなんだがな




Yeah!
そうよ!
Yes, I did,
そのとおり、おれはやったんだ
I shot her,
おれはあいつを撃ったんだ
You know I caught her messin' 'round,
おまえ、わかるよな、
あいつがふざけた真似をしてるところを、おれは押さえたんだ
Messin' 'round town.
町のあっちゃこっちゃで、ふざけた真似をしやがって
Yes I did,
そうだよ、おれはやったんだよ
I shot her
おれはあの女を撃ったんだ
You know I caught my old lady messin' 'round town.
わかるよな、おまえ、
おれのつれあいのあの女が町ん中でふざけた真似をしやがって
おれはそれをとっつかまえたんだ
And I gave her the gun
それで、おれは あいつに銃を見舞ってやった
And I shot her!
そう、このおれがあの女を撃ったのさ!




Alright
かまうもんか
(Ah! Hey Joe)
(あゝ、ねえ、ジョー)
Shoot her one more time again, baby!
あの女、もう一回、ブッ放してやりてえぐらだぜ、うん
(Oo)
(おゝ)
Yeah.
そうさ
(Hey Joe!)
(ねえ、ジョー)
Ah, dig it!
あゝ、やったのさ!
(Hey)
(ねえ)
Ah! Ah!
あゝ、あゝ
(Joe where you gonna go?)
(ジョー、あんた、どこ行くつもりなのよ?)
Oh, alright.
あゝ、大丈夫だ






Hey Joe, said now,
おい、ジョー、なあ、
Where you gonna run to now,
おまえ、これから どこに逃げてくつもりなんだ?
Where you gonna run to?
おまえ、どこに逃げる気でいるんだ?
Hey Joe, I said,
おい、ジョー、なあ、




Where you goin' to run to now,
おまえ、これから どこに逃げるつもりなんだ
Where you, where you gonna go?
おまえ、どこにするんだ、どこに行くつもりなんだ、おまえ?
Well, dig it
うーん、考えるまでもねえさ
I'm goin' way down south,
おれは南の方へ行こうと思うんだ
Way down south,
遥か南へとな
Way down south to Mexico way!
南の方にずっと下ってって、メキシコまでの道に向かうんだ
Alright!
大丈夫さ
I'm goin' way down south,
おれは南の方へ行くぜ
Way down where I can be free!
おれが自由の身になれるところへとな
Ain't no one gonna find me babe!
誰にも見つかりゃしねえって、心配すんなよ
Ain't no hangman gonna,
縛り首になんかされてたまるかってんだ
He ain't gonna put a rope around me!
おれの首に縄なんかかけさしゃしねえぜ
You better belive it right now!
おまえ、このことはしっかり信じててくれよな
I gotta go now!
さてと、おれは行くとするかな
Hey, hey, hey Joe,
おい・・・、おい・・・、ヘイ、ジョー
You better run on down!
おまえ、しっかり逃げのびるんだぜ
Goodbye everybody. Ow!
あばよ、みんな、じゃあな
Hey, hey Joe,
おい・・・、ヘイ、ジョー










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 092509








∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮








フランソワーズ・サガンの「スウェーデンの城」って芝居に
(といっても、わたくしが存じているのは舞台ではなくて、ロジェ・ヴァデムが監督した映画の方でなのですが、)
たしか、こんな台詞がありました・・・・・、
(原作のサガンの戯曲にも確かにあったが、引用は頭の片隅からの再現で原典そのままのものではないのだが)


「相手の男を殺すのは強い男で、弱い男だと女の方を殺すものだ」)


まあ、サガンの頭が勝手に(おそらくロマンチックに)考えたことなんで
実際の情痴の沙汰の殺人事件が、はたして(統計的にも)そのようなものなのかは、
わたくしには判じえないが、(まあ、芝居のセリフですからw)
サガンさんに和して、ひとつ、わたしががそこに付け加えるとするなら
たぶん、どっちも、両方 殺すやつがいたとするなら(絶対、いるはずだ!)、
おそらく、そいつは、あまりにも絶望が深すぎ、また、激しすぎたのだろう・・・・
ということになるわけだが、どうでしょうか。ヘイ、フランソワーズ!?










∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮






【Years Ago−Go!】






(1年前のエントリーを Playback♪)






☆アルバム「ヴィレッジ・グリーン」(キンクス)全曲訳(4)(5)☆




・「ジョニー・サンダー」 (キンクス
・「蒸気機関車の最後」 (キンクス


http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060718






(2年前のエントリーも Playback♪




☆「ジギー・スターダスト」(デイヴィッド・ボウイ)全曲訳(10)☆





・「サフラゲット・シティ」 (デヴィッド・ボウイ

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050718

*1:作者のビリー・ロバーツは、1960年代初めにアメリカ西海岸のコーヒー・ハウスで歌っていたカリフォルニアのフォーク・シンガーで、きょうのこの歌は1961年にはもうステージで歌われていたとされているが、その歌の形式や歌詞から、おそらくは(詠み人知らずの)古いブルースやフォーク・ソングを下敷きにしたものと思われるが、20世紀の初めの南カリフォルニアで起こった妻殺しの事件を歌った当時の詠み人知らずのバラードで(ボブ・ディランもアルバム「セルフ・ポートレート」の中で歌っている)「かわいいセイディ」Little Sadie がロバーツのこの歌の原曲ではないかという議論が有力だ。実際、この歌からは多くの変奏も生まれ、有名な「コケイン・ブルース」などさまざまなタイトルでジョニー・キャッシュをはじめ多くのアーチストによってレコーディングもされてきた。

*2:レコーディングされたこの歌としては、早い時期のものでは(作者のビリー・ロバーツのステージに接することのできた西海岸のグループによるもので)1965年から66年にかけて(日本ではまったく知られていない)リーヴスというグループや(日本でもヒット曲やそれに準じたものが紹介されている知)サファリーズやスタンデルズ、ミュージック・マシーン、さらにはバーズ(アルバム「霧の5次元」)やラヴ(アルバム「LOVE」)によるトラックがあるが、リーヴスのものが全米チャートの31位になるヒット曲となっているので、きょうのこの歌は彼らによって広く全米に知られようになったと考えてよいだろう。ほかにも(ジミ・ヘンドリックス以前のものとしては)(ニューヨークでヘンドリックスと同じクラブに出演していたなど、いろいろとヘンドリックスとはつながりのある)ティム・ローズのものがあり、このティム・ローズのものとミュージ・マシーンのものが(ヘンドリックス同様に)スローなテンポでこの歌をレコーディングしている。ジミ・ヘンドリックスのきょうのこの歌は、イギリスで彼らジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのデビュー・シングルとして1966年の12月に発表され、全英6位となる大ヒットとなり(アメリカでは翌67年5月に発表されたが、ついにチャート・インすることなく終わってしまったが、その後のグループの活躍もあって)、「ヘイ・ジョー」といえば、すっかりジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのものが誰の耳にも浮かぶものとなるが、ジミ・ヘン以後も、きょうのこの歌をレコーディングするアーチストは絶えることなく(名前を挙げていくと切りがくなってしまうと思うが)、イギリスでは、ディープ・パープル(アルバム「紫の肖像」)、さらに(ロン・ウッドがいた)クリエーション、(ビートルズのアップル・レーベルの人気者だった)マーマレードアメリカでは、ジョニー・リヴァーズ、ロイ・ブキャナン、パティ・スミスといったところを挙げておこう。

*3:このアルバムからは、すでに「パープル・ヘイズ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050124 と「フォクシー・レディhttp://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060910 がこちらで紹介されていますので、よろしければ(アルバムのお伴に)どうぞ♪

*4:このアルバムからは、(上記2曲のほかに)すでに「アイ・ドント・リヴ・トゥデイ」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051207 がこちらで紹介されていますので、よろしければ(アルバムのお伴に)どうぞ♪

*5:このアルバムからは(上記の曲のほかに)すでに「ライク・ア・ローリングストーンhttp://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050326 がここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪