Just A Song Before I Go
Words & Music by Graham Nash.
(1977年発表)
(原題直訳 「ぼくが行ってしまうまえのちょっとした歌」)
歌詞は、次のURLから、
http://www.cduniverse.com/lyrics.asp?id=15110550
From Crosby, Stills and Nash album, "CSN". *1
名作アルバム度 ☆☆☆
「CSN」(クロスビー・スティルズ&ナッシュ)
名曲度 ☆☆
邦題「ジャスト・ア・ソング・ビフォー・アイ・ゴー」 (クロスビー・スティルス&ナッシュ)
Just a song before I go,
ぼくが行くまえのただの歌
To whom it may concern. *2
関係あるかもしれない人たちに。
Traveling twice the speed of sound, *3
音速の2倍で旅をして
It's easy to get burned.
燃え上がるのも簡単だ
When the shows were over,
ショーが終われば
We had to get back home,
ぼくたちは家に帰らなくてはならなかった
And when we opened up the door
そして、玄関のドアを開けたとき
I had to be alone.
ぼくはひとりぼっちになるしかなかった
She helped me with my suitcase,
彼女は、ぼくの荷造りを手伝ってくれた
She stands before my eyes,
彼女はぼくの目のまえに立っている
Driving me to the airport
クルマで空港までぼくを送ってくれる
And to the friendly skies. *4
そしてフレンドリーな大空へ
Going through security
セキュリティ・チェックを抜けて
I held her for so long.
ぼくは彼女を長く長く抱きしめた
She finally looked at me in love,
最後に彼女は恋する瞳でぼくを見た
And she was gone.
そして、彼女は行ってしまった
Just a song before I go,
ぼくが出かけるまえのただの歌
A lesson to be learned.
教訓は学ばなくては
Travelling twice the speed of sound,
音速の倍で旅をして
It's easy to get burned.
燃え上がるのも容易いこと
Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 082509
∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮
独り身のミュージシャンが、
公演先の街でひとりの女と過ごし、空港まで送ってもらい、そこで別れて戻って来る。
あるいは、
公演に出るまえは荷造りまでしてくれて、空港まで送ってくれたのに
帰って来ると、彼女はもういなくなっていた。
さあ、どっちだ!?
お好みでどちらでも、といきたいところですが、
たぶん、答えは両方なんですね!
・・・・・わかりますか? この歌のタイトルを思い出してくださいネwink
「ぼくが出かける "まえ" の歌」Just A Song Before I Go、
ソコが賢いこの歌ですよw。(ホントかァ!?)
つまり、家でも旅先でも、それぞれ 女によくしてもらって、
帰って来たら、ひとりになるしかなかった。
音の速さの倍のスピードで暮らしていると(?)・・・・・ってワケですかねぇ(!?)
寓話のようなこの歌の教訓は学びとるもの、(なのか!?)。
∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮
【Years Ago−Go!】
きょうの3曲は全部うまくフィットしますね♪
(1年前のエントリーを Playback♪)
・「マイ・ボニー」 (トニー・シェリダン(with ビートルズ))
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060620
(2年前のエントリーも Playback♪)
これも空港の歌ですものね、飛行機には乗りませんが・・・・・。
・「朝の雨」 (ピーター・ポール&マリー)(ゴードン・ライトフット)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050620
*1:このアルバムからは、(やはりグレアム・ナッシュの)「大聖堂」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060210 がすでにここで紹介されていますので、よろしければどうぞ♪
*2:これは言うまでもなく、パスポートでおなじみの決まり文句(日本で言えば)「(日本国外務大臣は)関係の諸官に(要請する)」というアレですねw。
*3:エールフランスやブリティッシュ・エアウェ−ズで(1976年から2003年まで)飛んでいたコンコルドがマッハ2.0の超音速ジェット旅客機でしたね。
*4:この「フレンドリーな大空」というフレーズは、アメリカのユナイテッド・エアラインズの当時のお馴染みのコピー「ユナイテッド・エアラインズは、オーナー、従業員一同、あなたをフレンドリーな大空の旅にお招きいたします」を聴く者に自ずと連想させる仕掛けになっていた。