Woman From Tokyo

Words & Music by Ritchie Blackmore, Ian Gillan, Roger Glover, Jon Lord and Ian Paice.
(1973年発表)







(原題直訳 「東京から来た女」)







歌詞は、次のURLから、
http://www.lyricsmode.com/lyrics/d/deep_purple/woman_from_tokyo.html







From Deep Purple album, "Who Do You Think We Are".


名作アルバム度 ☆☆☆



「紫の肖像」 (ディープ・パープル)






名曲度 ☆☆






邦題「ウーマン・フロム・トーキョー」 (ディープ・パープル)








Fly into the rising sun, *1
空を飛んで、日の出の中へ
Faces, smiling everyone
どの顔もみんな微笑んでいる
Yeah, she is a whole new tradition
そうさ、彼女はまったく新しい文化だぜ *2
Oh!
おゝ!
I feel it in my heart
そのことを ぼくは 自分のこの胸の中で感じるんだ




My woman from Tokyo
東京から来た ぼくの女
She makes me see
彼女は、ぼくに ものが見えるようにしてくれた
My woman from Tokyo
東京から来た ぼくの女
She's so good to me
彼女ときたら ひどくぼくによくしてくれるんだ




Talk about her like a queen
彼女のことを女王のようにして語り
Dancing in a eastern dream
東洋という夢に舞う
Yeah, she makes me feel like a river
そうなんだ、彼女はぼくを河みたいな気持ちにしてくれる *3
Oh!
おゝ!
That carries me away
ぼくを連れ去っていってしまう河




My woman from Tokyo
東京から来た ぼくの女
She makes me see
彼女は ぼくに ものが見えるようにしてくれる
My woman from Tokyo
東京から来たぼくの女
She's so good to me
彼女は ぼくに とてもよくしてくれるんだ




But I'm at home and I just don't belong
だけど、ぼくは故郷にいる、でも、ぼくは属してるわけじゃない




So far away from the garden we love
ぼくらが愛する庭園からは、遥か遠く離れて
She is what moves in the soul of a dove
彼女は、小鳩の魂の中にうごめくもの
Oooh oooh ooh
♪ ウーー、ウーー、ウーー
Soon I shall see just how black was my night
やがて、ぼくは、自分の夜がいかに暗黒だったのかがわかるだろう
When we're alone in her city of light
彼女の光の街にふたりだけでいるときに
Oooh oooh ooh
♪ ウーー、ウーー、ウーー




Rising from the neon gloom
ネオンの陰鬱から起き上がり
Shining like a crazy moon
狂える月のように輝く
Yeah, she turns me on like a fire
そうさ、彼女は炎のようにぼくをうっとりさせてくれる
Oh!
おゝ
I get high
ぼくはハイになる




My woman from Tokyo
東京から来た ぼくの女
She makes me see
彼女のおかげで ぼくはものが見えるようになっている
My woman from Tokyo
東京から来た ぼくの女
She's so good to me
彼女は すごく ぼくによくしてくれる




My woman from Tokyo
東京出身のぼくの女
She makes me see
彼女は ぼくがものが見えるようにしてくれるんだ
My woman from Tokyo
東京から来た ぼくの女
She's so good to me
彼女は すごく ぼくによくしてくれるんだ




My woman from Tokyo
東京から来た ぼくの女
My woman from Tokyo
東京から来た ぼくの女
My woman from Tokyo
東京から来た ぼくの女
My woman from Tokyo
東京から来た ぼくの女




(My woman from Tokyo)
(東京から来た ぼくの女)
(My woman from Tokyo)
(東京から来た ぼくの女)








Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 082409









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【Years Ago−Go!】






(1年前のエントリーを Playback♪)




あらま、
べつに昨日、ドラッグの話を長々としたからというわけではないのでしょうがw
ルー・リードさんと天鵞絨のお仲間たちがこんなところにwink





・「オーシャン」 (ヴェルヴェット・アンダーグランド)
・「オーシャン」 (ルー・リード

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060619







(2年前のエントリーも Playback♪)








・「雨に消えた初恋」 (カウシルズ)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050619

*1:この「the rising sun(昇る太陽)」(すなわち旭日)は、音楽ジャーナリズムに限らず、イギリスのジャーナリズムが(べつにわれらが聖徳太子からのお手紙を受け取ったわけでもないだろうが)日本のことを(いささか揶揄的にw)「The Land of the Rising Sun (日出ずる国)」と呼ぶのがお好きなようだ。もしかすると、まだ日本が偉そうに(グレート・ブリテンと肩を並べるかのように)「大日本帝国」なんて国名を名乗っていた時代のアノ海軍の(朝日新聞の社旗みたいな)「旭日旗」の印象がキョーレツだったのかもしれませんね。コッカラ先ハ雑談デス>>>(それにしても、自分の国の名前に わざわざ「偉大な」を意味する「グレート」とか「大」をつけるなんて堂々たるコトをした国は(第2次大戦前の)われたがニッポンと(いまもまだ正式な国号に「Great」を冠している(かつての(自称)日の沈むところのない帝国の)イギリスぐらいで(どちらもユーラシア大陸の両端のちっぽけな島国なのがおもしろいですねw)、第二次大戦後は、隣国の韓国さんがニッポンに替わって堂々と「大韓民国」を名乗っていますね。しかし、「大日本帝国」を名乗っていた頃の日本って、実は外国向けにはコッソリとこの「大」の字を取り外して(英語でシンプルに)「Imperial Japan」(日本帝国)を正式国名としていたのですね。憲法だって堂々と「大日本帝国憲法」という重厚なものを根幹に据えたかなり立派な国家だったくせして、東アジアの自国の植民地や、その他、東南アジアや太平洋海域の他国の植民地や領地に向けては(無理やり日本語を覚えさせて、この「大日本帝国」という国号をそこに住む人々の脳髄に日本語として刻み付けたくせしてヨオw、他の帝国主義的列強諸国やその他の独立国に向かっては「大」の字なしの「日本帝国」を名乗るなんて。これを「奥ゆかしい」と呼ぶのは、日本的な美学に照らせば、かなり無理がある、どちらというとみっともない恥ずべきことではないかと思いますね。どうしてそういうことになったのか、ぼくが調査・取材地図をつくりますので、どなたかカネとヒマがあるヒトはいろいろデータや証拠となる記録等を集めて本とか映像にするといろいろと19世紀末期から21世紀初頭の現在まで、「日本」という国や社会や人間のいまも変わらぬ ある相貌なり心性が追認的に見えてきて、いい勉強になるだろうし、マスコミ志望者みたいなヒトには、ひとつのきちんとしたキャリアになりますよー。

*2:そのまま訳せば(もちろん)「まったく新しい伝統だ」となるが、(それだと話の筋が通りにくいですよね、ってコトでの訳になっているわけですが、ちょっと解説申し上げると)この「新しい」は、きょうのこの歌の歌い手(=語り手)にとっての「新奇性」という意味での「新しい」であって、時間的な新しいさではなく、歌の冒頭の「Fly into」という空間移動からくる「新しさ」「物珍しさ」であるわけなので、「tradition」という語を敢えて「文化」と訳したわけです。ディープ・パープルの面々も本当なら「文化(=culture)」という語を使いたかったのでしょうが、「culture」だと、歌のここまでの「sun」「everyone」との音韻的な継続が断ち切られてしまうので、それを避けるべく「tradition」という語を使い、併せて、その副次的な効果としてのエキゾチシズムを倍加させるのに成功してると言えるでしょう。(この歌でももっとやれますが、いろんな歌の音韻的な相関・連関構造のトランスクリプションをするのは、けっこう面白く、また、いろんな発見があってエキサイティングですよん♪

*3:ヘルマン・ヘッセの「シッダルタ」(「シッダールタ」新潮文庫=必読)以降(?)、(わたしの見たところでは)白人たちの世界では「河」というイメージ(=表象)に、ある特有の仏教的な宇宙観を込めた記号的な意味合いを伴うものとしての使用がよく見られる(と思うのだ)が、ここでも、これにつづくフレーズとともに、いかにも「禅(=Zen)」的な(公案を思わせる)言説がコンパクトに歌われている。