Less Than The Song

Words & Music by Hoyt Axton. *1
(1973年発表)






(原題直訳 「この歌よりも それ以下なの」)






From the Joan Baez album, "Where Are You Now, My Son?". *2


名作アルバム度 ☆☆



ジョーン・バエズ






Also on the Hoyt Axton album, "Less Than The Song".


名作アルバム度 ☆☆☆



(ホイト・アクストン)





名曲度 ☆☆






邦題「(不明)」 (ジョーン・バエズ









I am less than the song I am singing
わたしは、このわたしが歌っている歌よりも それ以下だわ
I am more than I thought I could be
わたしは、このわたしが自分がなれると思っていた それ以上だわ
Spent some time as a child in day dreaming
子供の頃にはよく空想の中で時を過ごしてた
As a young one I sailed on the sea
ひとりの若人となって、わたしは海へと船出した




So come stand by my side where I am going
だから、わたしの行く手にやって来て、わたしの味方をしてね
Take my hand if I stumble to fall
わたしが転んで倒れそうになったら、わたしの手をつかんでね
It's the strength that you share when you're growing
それは人が成長していく中で、人が分かち持つことになる強さというもの
That gives me what I need most of all
わたしが必要とするもののほとんどすべてを
このわたしに与えてくれるもの、
That gives me what I need most of all
わたしが必要とするもののほとんどすべてを 
このわたしに与えてくれるものなのよ




Diffrent minds,
異なる考え
diffrent ways
異なるやり方
Diffrent reasons to believe
信じるための異なる理由
Some far journeys we have taken
わたしたちが採った 遠くへの いくつかの旅路
Some sweet dreams we've had to leave
わたしたちがあとにしなければならなかった いくつかの甘い夢




And I want you to be happy
そう、わたしはあなたに幸せになってもらいたいの
And I hope you always will
そう、わたしは願ってるのよ
あなたがいつもそのつもりでいてくれることを
Or I cannot rest easy
じゃないと、わたしは心安らかに休めないわ
Till all your dreams are real
あなたの夢がすべて本当のものになるまでは
Till all your dreams are real
あなたの夢がすべて本当のものになるまでは









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 072309










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【Years Ago−Go!】






(1年前のエントリーを Playback♪)





★アルバム「ベルリン」(ルー・リード)全曲訳(第4回)★


・「オー・ジム」 (ルー・リード
・「キャロラインのはなし(2)」 (ルー・リード

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060521






(2年前のエントリーも Playback♪)





・「プラウド・メアリー」 (クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050521

*1:きょうのこの歌の作者のホイト・アクストンは、1960年代の初めにウェストコーストで人気のあったカントリー&ウェスタン出身のフォーク・シンガーで、キングストン・トリオの「グリーンバック・ダラー」やスリー・ドッグ・ナイトの世界的な大ヒット「喜びの世界」もこの人が書いた曲。ほかにもロック系のヒトたちには、ステッペンウルフの「プッシャー」やリンゴ・スターの「ノー・ノー・ソング」、やはり、スリー・ドッグ・ナイトの「ネヴァー・ビーン・トゥ・スペイン」がこの人の書いた歌だと言えば、このホイト・アクストンという人の存在が身近に感じられるようになるかもしれませんね。

*2:(11年間在籍し、15作のアルバムを発表してきたヴァンガードを去って)新たにA&Mに移ったバエズの移籍後第2作のアルバムで、タイトトル・トラックとなっている「Where Are You Now, My Son?」(「どこにいるの、おまえ? わたしの息子よ」)は(レコード盤のB面全面を費やした)長さ23分に及ぶサウンド・ドキュメタリーで、1972年12月、当時アメリカとの戦争下にあった敵国ヴェトナムを訪れたバエズら反戦活動家らが実際にその年のクリスマスの自国アメリカ軍によるハノイ大空襲を体験した際のその模様を録音構成したもので、きょうのこの歌をはじめとするA面の7曲が、いやでもそのB面のドキュメタリーとの照応の下に心に響くようなつくりになっている。