I Got A Woman

Words & Music by Ray Charles and Renald Richard. *1
(1954年発表)







(原題直訳 「おれには女がいる」)






歌詞は、次のURLから、
http://www.sing365.com/music/lyric.nsf/I-Got-a-Woman-lyrics-Ray-Charles/4AB2C7FFADE53EA348256C24000BBE25





From Ray Charles album, "Ray Charles". *2


名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



「ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハー・ソー」 (レイ・チャールズ





Also on Elvis Presley album, "Elvis Presley".


名作アルバム度 ☆☆☆☆☆



エルヴィス・プレスリー登場!」 (エルヴィス・プレスリー





Also on Them album, "Them Again".


名作アルバム度 ☆☆☆



「アゲイン」 (ゼム)






Also on The Beatles broadcast live album,


名作アルバム度 ☆☆☆☆



ザ・ビートルズ・ライヴ!! アット・ザ・BBC」 (ビートルズ








名曲度 ☆☆☆☆☆






邦題「アイ・ゴット・ア・ウーマン」 (レイ・チャールズ







Well, I got a woman way over town
なあ、おれには女がいるんだ、街の向こうにな
That's good to me
それは、おれには好都合 *3
Oh yeah
おゝ、そうさ
Say I got a woman way over town
いいか、おれは街の向こうに女ができたんだ
Good to me
嬉しいことだぜ
Oh yeah
おゝ、そうだぜ
She give me money
彼女、おれにカネをくれるんだ
When I'm in need
おれが(カネが)要るときには
Yeah she's a kind doll
そうよ、彼女は親切なお人形さん、
Friend indeed
間違いなく、お友達だぜ
I got a woman way over town
おれに女ができたんだ、街の向こうにな
That's good to me
おれには、それが好都合
Oh yeah
おゝ、そうなんだ




She saves her lovin'
彼女は愛をとっておく
Early in the mornin' just for me
朝早くに、ホント、おれのためにだ
Oh yeah
おゝ、そうよ
She saves her lovin'
彼女は愛をとっておいてくれるんだ
Early in the mornin' just for me
朝早く、このおれのためだけにな
Oh yeah
あゝ、そうだぜ
She saves her lovin' just for me,
彼女は、ホント、このおれのために
自分の愛をとっておいてくれるんだ
Oh, she loves me so tenderly
あゝ、このおれをえらく優しく愛してくれるぜ
I got a woman way over town
おれは街の向こうに女がいてな
That's good to me
おれには、それが好都合
Oh yeah
おゝ、そうだぜ




She's there to love me,
彼女はそこで おれを愛してくれる
Both day and night,
昼も、夜も、どっちもだ
Never grumbles or fusses,
けっして愚痴ったり文句を言ったりすることもなく
Always treats me right
いつもきちんとおれのことを遇してくれる
Never runnin' in the streets,
街で遊びまわったりもまるでせず
Leaving me alone
おれをほったらかしにもしやしない
She knows a woman's place
彼女は女の領分ってもんをわかってるんだ
That's right there in her home
それがまさにあの場所、彼女の家なのさ




I got a woman way over town
おれは街の向こうに女がいてな
That's good to me
そいつはおれには都合がよい
Oh yeah
あゝ、そうさ
Say I got a woman way over town
いいか、おれには街の向こうに女がいるんだ
That's good to me
そいつはおれには好都合
Oh yeah
おゝ、そうさ




Oh, she's my baby now,
おゝ、彼女はいまやおれの可愛いやつ
Don't you understand
おまえら、わかるか
Ooooh, I'm her lover man
あゝ、おれは彼女の愛する男
I got a woman way over town
おれには女がいるんだ、街の向こうにな
That's good to me
それはおれには好都合
Oh yeah
おゝ、そうだぜ




Don't you know she's alright
おまえらにだってわかるだろ、彼女は申し分ないやつさ
Don't you know she's alright
わかるだろ、彼女は申し分のないやつさ
She's alright, she's alright
彼女は問題ない、彼女はすごくいい
Woooh yeah, oh yeah oh
ウォー、イェーイ、 オー、イェーイ、オー!







Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 071009









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【Years Ago−Go!】







(1年前のエントリーを Playback♪)






・「ロシアより愛をこめて」 (マット・モンロー

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060510







(2年前のエントリーも Playback♪)





・「ザ・シェープ・アイム・イン」 (ザ・バンド

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050510

*1:原曲は「My Jesus Is All the World to Me」(我がイエスは我にはこの世のすべて)というゴスペル・ソングで、あるときドサ廻りのツアーの宿でラジオから流れるその歌を聴いたレイ・チャールズは(当時のバンドのトランペット奏者の)レナルド・リチャードとともにその歌をもとにして、きょうのこの歌「アイ・ガッタ・ウーマン」を書き上げたという。つまり、このエピソードの告げるところは、聖なる福音を告げる歌(=ゴスペル)のあのノリに いかにも俗っぽい品のない歌詞をつけてみたら、なんと、それは、めっちゃか くっちゃか、ハチャメチャにゴキゲンな新しい歌の世界が出来上がりましたとさ という、そんな仕掛けの(?)歴史的な(!)発見wをもたらした歌でもありまして、これは、もう当時からこの曲をカバーしているアーティストの名前を挙げていくのがキリがないほどの名曲中の名曲となっています。

*2:1957年に発表されたアトランティックからの最初のアルバム。素晴らしいですね。大傑作です、名盤です。レイ・チャールズは、やっぱりアトランティック時代が黒くて黒くてゾクゾクしてきますよねー♪ エリック・バードンもスティーヴィー・ウィンウッドもヴァン・モリスンもジョージィ・フェームもロッド・スチュワートデニー・レインもジョン・レノンも、みんなイギリスでこのアルバムを聴いていたのがよくわかります。ジャケットを見るとアルバム・タイトルが「rock & roll」でもよさそうなのですがw、どうもそうではないようなので、今度、機会があったらレコード盤のジャケットのあの薄い背表紙をチェックしてみるとしよう。そこに「rock & roll」の文字があれば吉w。1957年のリリースといえば、それはロックンロールの最盛期に出たアルバムということになるし、アトランティックがその流行に乗せてこのアルバムを売ろうとジャケットに「R」を2文字、さりげないデザインでそこに入れているのもよくわかる。(もしかしたら、(聞いたことはないが)アトランティックが "双書" のようにしてロックンロールのアルバム・シリーズを出していたのだろうか? そんなことさえ考えさせるジャケット・デザインだ。) なお、このアルバムは(発売から5年後の)1962年に(その収録曲のひとつでもある)「Hallelujah, I Love Her So」を新たにそのアルバム・タイトルとして再発売されている。アルバムの邦題はそれに従ってのもののようだ。

*3:アーチストによっては(エルヴィスをはじめ)この箇所を全編にわたってシンプルに「She's good to me」(彼女は、おれにはけっこうなものだ/よくしてくれる)と歌っているケースも少なくはない。