Sweet Soul Music

Words & Music by Arthur Conley, Sam Cooke and Otis Redding. *1
(1967年発表)






(原題直訳 「ステキなソウル・ミュージック」)







歌詞は、次のURLから、
http://www.mtv.com/lyrics/conley_arthur/sweet_soul_music/3513704/lyrics.jhtml






From Arthur Conley album, "Sweet Soul Music". *2


名作アルバム度 ☆☆☆




「スウィート・ソウル・ミュージック」 (アーサー・コンレイ)







名曲度 ☆☆☆☆






邦題「スウィート・ソウル・ミュージック」 (アーサー・コンレー)







Do you like good music ?
きみたちはいい音楽が好きかい?
That sweet soul music
あのステキなソウル・ミュージックさ
Just as long as it's swingin'
あれがずっとスイングしてれば
Oh yeah, oh yeah !
おゝ、イェー、おゝ、イェーだぜい!




We're out here on the floor now
ぼくらは、いま、ここ、ダンスフロアにやって来た
We're going to a go go
おれたち、ゴーゴーを踊りに行くんだぜ、ってわけさ *3
Ah dancin to the music
あゝ、音楽に合わせて踊るのさ
Oh yeah, oh yeah !
あゝ、イェー、おゝ、イェーイ!




Spotlight on Lou Rawls, y'all
みんな、ルー・ロウルズにスポットライトを!
Ah don't he look tall, y'all
あゝ、彼は背が高いんだなあ、なあ、みんな
Singin' Love Is A Hurtin' thing now
いま、「恋はつらいね」を歌ってるぜ*4
Oh yeah, oh yeah !
おゝ、イェー、おゝ、イェーイ!




Spotlight on Sam and Dave now
今度は、サム&デイヴにスポットライトを
Ah, don't they look great, y'all
あゝ、あいつら堂々としてるよなあ、なあ、みんな
Singin' Hold On I'm comin'
「ホールド・オン、アイム・カミング」を歌ってるぜ *5
Oh yeah, oh yeah !
オー、イェー、オー、イェーイ!




Spotlight on Wilson Pickett now
ウィルソン・ピケットにスポットライトを!
That wicked picket Pickett
あのすっげえピケ張るピケットさ *6
Singin' Mustang Sally
ムスタング・サリー」を歌ってる *7
Oh yeah, oh yeah !
オー、イェー、オー、イェーイ!




Spotlight on Otis Redding now
さあ、オーティス・レディングにスポットライトを!
Singing,
"Fa fa fa fa fa fa fa fa
"Fa fa fa fa fa fa fa fa
♪ ファー、ファファファファ、ファファー、ファー
♪ ファー、ファファファファ、ファファー、ファーと歌ってる *8
Oh yeah, oh yeah !
オー、イェー、オー、イェーイ!




Get it on this
この感じで行こうぜ




Spotlight on James Brown y'all
ジェームズ・ブラウンにスポットライトを、なあ、みんな!
He's the king of them all, yeah !
彼はあの人たちみんなの王だ、そうだぜ!
He's the king of them all, yeah !
彼はあの人たちすべての王なんだ、イェーイ
Oh yeah, oh yeah !
あゝ、そうさ、おゝ、そうだぜい!




Do you like good music ?
きみたちはゴキゲンな音楽が好きかい?
That sweet soul music
あのステキなソウル・ミュージック
Just as long as it's swingin'
スイングしてる限りはずぅーっと
Oh yeah, oh yeah !
おゝ、イェー、おゝ、イェーイってな!




I've gotta gotta feeling
おれもこの感じで行かないとな




Do you like good music ?
きみたちはいい音楽が好きかい?
That sweet soul music
あのステキなソウル・ミュージックさ




Otis Redding got the feeling
オーティス・レディングはわかってるよな









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 062909







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【Years Ago−Go!】





(1年前のエントリーを Playback♪)






・「ボーン・イン・シカゴ」 (ポール・バターフィールド・ブルース・バンド)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060501






(2年前のエントリーも Playback♪)






・「ボーン・イン・ア・プリゾン」 (ヨーコ・オノ)
・「学校で何を習ったの?」 (ピート・シーガー

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050501

*1:きょうのこの歌のベースになっているのはサム・クックの「Yeah Man」(1965年、その死後に発表されたクックのアルバム「Shake」に収録)という歌で、当時の流行のダンスの名前を歌の中に織り込んだ(ウィルソン・ピケットの「ダンス天国」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051107 のような趣向の)曲だが、オーティス・レディングの推薦でレコーディングのチャンスを得ていたコンレーは、自ら申し出てこのクックの「Yeah Man」をレコーディングすることにして、オーティスもギターでそれに立ち会うが、オーティスの発案で、この曲を変えていってできあがったのが、きょうのこの歌「スイート・ソウル・ミュージック」だということで、作者としてこの3人の偉大なシンガーの名前が並んできるのは、そんな事情によるものだとのこと。実際、メロディー自体はサム・クックの「Yeah Man」そのもので(イントロのホーンも歌い出しの一節も「Do you like good music?」とそのままだし、クックの「yeah, man」がコンレーのでは「yeah, yeah」や「y'all」(=you all)になっていたり、ダンスの名前が当時、人気のソウル・シンガーとそのヒット曲になっていたりなど)、オーティスの狙いは(すでに流行遅れになっていたダンス・ファドを排して)何とかクックの「Yeah Man」をアップデートしたかったのだろう(?)。(あるいは何とか印税が回ってくるような配管工事wを狙ったか!?)タイトルの「スイート・ソウル・ミュージック」もオーティスによるものだというが、アーサー・コンレーはライナーノーツのインタビューで「自分としては(クックのその曲を)レコーディングしようと考えたことだけ」で作者としてクレジットされていると謙遜した物言いをしているが、この歌が大ヒットし、ゴキゲンなソウルの名曲に数えられるようになったことで作者としてのクレジットの意味の大きさに($!)感謝していることだろう。先輩のオーティスからはさぞやいい指導を受けたものと感謝していることだろうw。コンレーが大好きだったサム・クックにも恩返しもできたわけでもあますしネwink

*2:ジャケットのカウチ、ちょっとナンセンスですけど面白いですね。ふたりで座れば、仲よいっす トカw。

*3:スモーキー・ロビソン&ミラクルズの1965年のヒット曲で彼らのアルバム・タイトルでもある「Going To A Go-Go」(おれたち、ゴーゴー・クラブに行くんだぜ)

*4:ルー・ロウルズの1966年のヒット曲「Love Is A Hurtin' Thing」(「恋は傷つくもの」)

*5:サム&デイヴの「Hold On, I'm Comin'」(がんばれよ、いな行くからな)

*6:ちょうど、この年、1967年に出たウィルソン・ピケットの5枚目のアルバム・タイトルが「The Wicked Pickett」というものだった。

*7:ウィルソン・ピケットの1966年のヒット曲「Mustang Sally」

*8:オーティス・レディングの1966年のヒット曲「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)」(邦題「ファ、ファ、ファ」のオノマトペの歌詞。