An Old-Fashioned Love Song

Words & Music by Paul Williams. *1
(1971年発表)







(原題直訳 「古風な恋唄」)







歌詞は、次のURLから、
http://www.thedatingadvisor.com/song-old-fashioned-love-song.html






From Three Dog Night album, "Harmony".


名作アルバム度 ☆☆☆



(スリー・ドッグ・ナイト)





Also on Paul Williams album, "Just An Old Fashioned Love Song".


名作アルバム度 ☆☆☆



ポール・ウィリアムズ







名曲度 ☆☆






邦題「オールド・ファッションド・ラヴ・ソング」 (スリー・ドッグ・ナイト)









Just an old-fashioned love song
どうにも古めかしいラブ・ソングが
Playin' on the radio
ラジオから流れている
And wrapped around the music is the sound of someone
そう、その音楽のまわりを包み込んでいるのは誰かのサウンド
Promising they'll never go
けっして消え去ってしまうことはないと請け負うかのような*2
You swear you've heard it before
人は、まえにもこれを聴いたことがあると思うはず
As it slowly rambles on and on
とりとめもなく、ゆっくりと、それが流れていく中で。
No need in bringin' 'em back,
べつに思い起こそうとする必要などはない *3
'Cause they're never really gone
だって、それらの歌は、
一度として本当に消え去ってしまっていたわけではないのだからね *4




Just an old-fashioned love song
ただの古めかしいラヴ・ソング
One I'm sure they wrote for you and me
間違いなく、きみとぼくのために作られたものさ
Just an old-fashioned love song
どうにも古風な恋の歌
Comin' down in 3-part harmony
三部のハーモニーで聴こえてきた




To weave our dreams upon
そこに夢を織り上げようと、
And listen to each evening when the lights are low
毎晩、明かりを暗くしてから聴いた曲
To underscore our love affair
ぼくたちの情事の伴奏にするために
With tenderness and feeling that we've come to know
優しさと、そして、ぼくたちが知ることになった感情が込もっている
You swear you've heard it before
きみはまえにもこれを聴いたことがあると思うはず
As it slowly rambles on and on and
それが、ゆっくりと、とりとめもなく流れているなかで
No need in bringin' `em back,
べつに思い起こす必要なんかはないのさ
`Cause they're never really gone
なぜって、それは、
一度として本当に消え去ってしまったことのないものなのだから




Just an old-fashioned love song
まさしく古風な恋の歌
Comin' down in 3-part harmony
スリー・パートのハーモニーで流れてきた
Just an old-fashioned love song
どうにも古めかしいラブ・ソング
One I'm sure they wrote for you and me
ぼくが思うに間違いなくきみとぼくに向けてつくられた曲だ
Just an old-fashioned love song
まさに古めかしい恋の歌
Comin' down in 3-part harmon
三部のハーモニーで聴こえてきた
Just an old-fashioned love song
どうにも古くさい恋の歌
One I'm sure they wrote for you and me
きみとぼくのために作られたものだと
ぼくには確かに思えてしまうんだ




To weave our dreams upon and listening to a song . . .
そこに夢を織りなそうとして、聴いた歌・・・・・




Just an old-fashioned love song
昔風の恋の歌が
Comin' down
流れてきた
Just an old-fashioned love song
どうにも古くさいラヴソング
One I'm sure they wrote for you and me
ぼくには確かに
きみとぼくに向けて作られたものに思えるんだ
Just an old-fashioned love song
そんな古めかしい恋の歌
Comin' down
聴こえている
One I'm sure they wrote for you and me
きみとぼくのために作られたと
確かにぼくには思えてならない歌が
Just an old-fashioned love song
ただの古ぼけたラヴソング
Comin' down in 3-part harmony
スリー・パートのハーモニーで聴こえている
Just an old-fashioned love song
ただの昔風の恋の歌
One I'm sure they wrote for you and me........
ぼくときみのために書かれたとしか
ぼくには思えない歌が・・・・









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 062709








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きのうの「ベイビー、アイム・ユアーズ」(ピーター&ゴードン)は、
きょうのこの歌をここに持ってくるための布石の歌でした。
( "三部のハーモニーの歌" だったら、もっとよかったのですがw)

ということで、
最近のここでのゲームとその展開(!)がそろそろ(きょうのこの歌あたりで)皆さんにも見えてきたのではないかと思います。一昨日のニール・ダイアモンドの「ソング、サウング・ブルー」Song Sung Blue、さらにその一昨日まえのポール・マッカートニーの「心のラヴソング」Silly Love Songs ときょうのこの歌「オールド・ファッションド・ラヴソング」、そして、それぞれ、そのまえには「恋のワルツ」(クリフ・リチャード)、「ラヴ・サムバディ」(ビージーズ)、「ベイビー、アイム・ユアーズ」(ピーター&ゴードン)といった大甘なスイート・スイート・ラブ・ソングを配しての実に(一日おきの)隔日二部構成による進行のフーガ形式(?)wにてしばらくお届けしようかと、そんな趣向を凝らしております。どうぞ、お楽しみください♪





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【Years Ago−Go!】




(1年前のエントリーを Playback♪)





・「オハイオ」 (クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング)
・「自由の値」 (クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング)
・「デイライト・アゲイン」 (クロスビー・スティルス&ナッシュ)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060429






(2年前のエントリーも Playback♪)







・「アッティカ・ステート」 (ジョン・レノン

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050429

*1:きょうのこの歌の作者のポール・ウィリアムズは、カーペンターズのヒット曲「愛のプレリュード」、「雨の日と月曜日」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050110#p2 などの作者として知られ、自らもシンガー・ソングライターとして活躍するほか、アラン・パーカー監督の映画「ダウンタウン物語」(1976年)などの映画作品で音楽監督を務め、俳優としても(自らが音楽監督を担当した「オペラ座の怪人」のロック版リメイク作品である)ブライアン・デ・パルマ監督のホラー映画「ファントム・オブ・パラダイス」(1974年)で(「オペラ座の怪人」役で)主演を務めるなど映画やTVでの俳優としてのキャリアも見逃せない。

*2:ここからのくだりは、その古めかしいラブソングそれ自体についてと、その古めかしいラブソングに歌われた恋人たちの双方について聴くことができるだろう。すなわち、そうした古臭いラブソングがけっして忘れ去られてしまうことがないということと、同時にその歌に歌われた恋人たちもまた一度も別れてしまうことがなかったと・・・・・後者とすれば、このくだりはこう聴こえることだろう、すなわち・・・「けっして別れることはないと約束しているふたり」と。しかし、やはり、この歌は(タイトルにもあるとおり)「歌」を歌った歌で、そうした古めかしいラブソング全般がこの歌の主人公であると聴くのがより自然だろう(単数形 a song と複数形 they 、さらに時制の一致をめぐる多少の混乱はありはするがw)。

*3:もうひとつの次元に即して聴くならば、歌に歌われた恋人たちについて、「ふたりを連れ戻す必要などはない」と聴けるだろう。

*4:歌に歌われた恋人たちは、「だって、そのふたりは本当に別れてしまったわけではないのだからね」