Baby, I'm Yours

Words & Music by Van McCoy. *1
(1965年発表)*2





(原題直訳 「ベイビー、ぼくは、きみのもの」) *3








歌詞は、次のURLから、
http://www.stlyrics.com/songs/b/barbaralewis10107/babyimyours328923.html






From Peter & Gordon album, "Lady Godiva".


名作アルバム度 ☆☆



「レディ・ゴダイヴァ」 (ピーター&ゴードン)





Also on Barbara Lewis album, "Baby I'm Yours". *4


名作アルバム度 ☆☆☆



(バーバラ・ルイス)





Also on Cher film soundtrack album, "Mermaids". *5

名作アルバム度 ☆☆☆ *6



「恋する人魚たち」 (サウンドトラック盤)






名曲度 ☆☆☆☆






邦題「ベイビー・アイム・ユアーズ」 (ピーター&ゴードン) *7








Baby, I'm yours
ベイビー、ぼくはきみのもの
(Baby, I'm yours)
(ベイビー、ぼくはきみのもの)
And I'll be yours
そして、ぼくはきみのものでいるよ
(Yours)
(きみのもので)
Until the stars fall from the sky
空から星が降ってくるまで
Yours until the rivers all run dry
きみのものさ、河がすべて干上がってしまうまで
In other words,
べつの言葉にするなら
Until I die
ぼくが死んでしまうまで




Baby, I'm yours
ベイビー、ぼくはきみのものだよ
(Baby, I'm yours)
(ベイビー、ぼくはきみのもの)
And I'll be yours
そう、ぼくはきみのものでいるよ
(Yours)
(きみのもので)
Until the sun no longer shines
太陽がもはや光輝かなくなってしまうまで
Yours until the poets run out of rhyme
きみのものさ、詩人たちの韻が尽きてしまうまで
In other words,
べつの言葉にすれば、
Until the end of time
時の終わりのそのときまで




I'm gonna stay right here
ぼくはちゃんとここにいるからね
By your side
きみのすぐかたわらに
Do my best to keep you satisfied
きみが満ち足りていられるように最善を尽くしていこう
Nothing in the world can drive me away
この世界には、
ぼくを立ち去らせることができるものは
何ひとつとしてありはしない
'Cause every day you'll hear me say *8
なぜって、きみは、毎日、
ぼくがこう言うのを耳にすることになるのだから




Baby, I'm yours
ベイビー、ぼくはきみのものさ
(Baby, I'm yours)
(ベイビー、ぼくはきみのもの)
And I'll be yours
そして、ぼくはきみのものでいるよ
(Yours)
(きみのもので)
Until two and two is three
2と2を足して3になるまで
Yours until the mountain crumbles to the sea
きみのものさ、山が海へと崩れ落ちてしまうまで
In other words,
べつの言葉にすれば
Until eternity
永遠のそのときまで




I'm gonna stay right here
ぼくはちゃんとここにいるからね
By your side
きみのすぐそばに
Do my best to keep you satisfied
きみが満ち足りていられるように最善を尽くしていく
Nothing in the world can drive me away
この世界には、
ぼくを立ち去らせてしまうことができるものは
何ひとつありはしないんだ
'Cause every day you'll hear me say
なぜなら、きみは、毎日、ぼくがこう言うのを耳にすることになるのだから






Baby, I'm yours
ベイビー、ぼくはきみのものだよ
(Baby, I'm Yours)
(ベイビー、ぼくはきみのもの)
Till the stars fall from the sky
星々が空から落ちてくるまで
Baby, I'm yours
ベイビー、ぼくはきみのものだよ
(Oh, baby, I'm Yours)
(あゝ、ベイビー、ぼくはきみのものだよ)
Till the rivers all run dry
河がすべて干上がってしまうまで
Baby, I'm yours
ベイビー、ぼくはきみのものだよ
(Oh, baby, I'm Yours)
(おゝ、ベイビー、ぼくはきみのもの)
Till the stars fall from the sky
星々が空から落ちてきて
And the rivers all run dry
そして、河がすべて干上がってしまうまで
Baby, I'm Yours
ベイビー、ぼくはきみのもの
(Baby, I'm Yours)
(ベイビー、ぼくはきみのもの)
Till the rivers all run dry.....
河が干上がってしまうまで・・・・・








Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 062609









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【Years Ago−Go!】





(1年前のエントリーを Playback♪)






・「ニューオーリンズ」 (ポール・リヴィア&レイダーズ)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060428







(2年前のエントリーも Playback♪)






・「ライオット・イン・セル・ブロック・ナンバー・ナイン」 (コースターズ)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050428

*1:のちにダンス・クラシックとなる「ハッスル」の世界的な大ヒット(1976年)で一躍、その名を知られることになるヴァン・マッコイの作品。マッコイは1960年代の初めからセプター・レコードの専属ソングライターとなり、シレルズの「ストップ・ザ・ミュージック」をはじめ、以後もグラシス・ナイト&ザ・ピップスの「ギヴィング・アップ」(のちにダニー・ハサウェーでもヒット)などソングライターとして(またアレンジャー、プロデューサーとしても)多くの作品を残している。

*2:最近では、2006年8月にアークティック・モンキーズがシングル「Leave Before the Lights Come On」のカプリング曲として取り上げて話題になったが、1965年のバーバラ・ルイスのオリジナル・ヒット以来、きょうのこの歌のピーター&ゴードンのカヴァー・ヒットをはじめ、アメリカでは(タニヤ・ヤッカーやデイヴィー・ブーンなど)カントリーのスタイルでもよく歌われ、1976年にはイギリスでリンダ・ルイスのディスコ調のヴァージョンが全英33位になるなど、大西洋の両岸で実に多くアーチストやグループによって歌い継がれている名曲だ。

*3:「ベイビー、あたしはあなたのものよ」。クリックひとつで訳詞の「性」転換ができちゃうソフトがあるといいですねえ。自動翻訳ソフトよりは高い精度が実現できそう。

*4:オリジナルはこのバーバラ・ルイスのヴァージョンで、1965年7月、プロデューサーのバート・バーンズのレーベル、バングからリリースされて、全米11位になるヒット。このアルバムは現在CD化されておらず、彼女のもので比較的入手しやすいCDやDL用データは、「Hello Stranger. The Best of Barbara Lewis」というコンピレーション・アルバムだろう。

*5:1990年公開のシェール主演の映画「恋する人魚たち」にシェール自身の歌で使われ、全米19位となるリヴァイヴァル・ヒットとなった。なお、このトラックのプロデューサーは、きょうのこの歌のピーター&ゴードンのピーター・アッシャー。(ピーター・アッシャーは、言うまでもなく(1968年の)グループ解散後はプロデューサーとしてアップル・レーベル時代にジェームズ・テイラーやジャッキー・ロマックスをデビューさせ、その後もアメリカにわたってリンダ・ロンシュタッド、J・D・サウザーを手がけ、多くの/ヒット曲や名作アルバムを手がけている。) なお、この映画の音楽監督ジャック・ニッチェ(!)が担当している(バフィー・セイント・マリーの夫だったヒトで、アレンジャーとして、またレコーディング・プロデューサーとしてストーンズや二ール・ヤングなど数々のビッグ・ネームと仕事をしています。(この人の死も(その報に触れて)(たしか)ここで悼んだ記憶があるのだが・・・・)

*6:シェアのきょうのこの歌をはじめ、ドリス・トロイの「ジャスト・ワン・ルック」、フォーシーズンズの「ビッグ・ガール・ドント・クライ」、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズの「ユーヴ・リアリー・ガッタ・ホールド・オン・ミー」、レズリー・ゴーアの「イッツ・マイ・パーティ」など、名曲がズラリ♪

*7:この素晴らしいオーケストレーション(=ストリングスのアレンジ)は誰だろう? これだけの仕事をしながらまるでどこにもその編曲者の名前がクレジットされていないのは何とももったいないお話ですね。その理にかなった実に見事なストリングス(ピーター&ゴードンの(ある時期以降の)ストリングスについては、わたしも基本的にベタベタしすぎて好きではないのだが、この曲だけは特別ですw)にまた敢えてドラムスを(そしてベースを)際立たせコントラストさせるかたちでこのトラックをレコーディングしたそのレコーディング・ディレクターの名前もまた不明というのは、そんなことがごくあたりまえのことだった(?)さすが当時のイギリスEMIのコロンビア・レーベルだけのことはあるということでいいのだろうか。編曲のスコアをどうサウンド空間に表現し、実現させていくか、譜面を見ながら(あるいはヘッドアレンジによるリハーサル演奏を聴きながら)両耳に挟まれた脳内にサウンド空間を設計し、それを響かせてみせる、そういうことが実際のレコーディング作業やトラックダウンの作業前にアタマの中でやれるようでないと、やはり、いいレコードはできませんね。音楽的に貧しいポップスというのは、どこのものでも(レコーディングされたその音をちょっと聴くだけでわかるのですが)ただひたすら音を割り振り(=レイアウト)するのに忙しくしているだけで、全然、それが表現の域に達することなく、かえって表現を窒息させるようなことしかしてませんものね、見事なまでにw。

*8:ピーター&ゴードンは、なぜか、このくだりを2回とも「'Cause you and me, babe, you'll hear me say」(だって、きみもぼくも、ねえ、きみはぼくが言うのを聞くのだから)と歌っている。