Happiness Is A Warm Gun

Words & Music by John Lennon and Paul McCartney.
(1968年発表)







(原題直訳 「幸せはあたたかい銃」) *1







歌詞は、次のURLから、
http://www.mp3lyrics.org/b/beatles/happiness-is-a-warm-gun/






From The Beatles album, "The Beatles".


名作アルバム度 ☆☆☆☆☆




ザ・ビートルズ」 (ビートルズ







名曲度 ☆☆☆☆








邦題「ハッピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」 (ビートルズ






She's not a girl who misses much
彼女はあんまりヘマをするような子じゃない
Do do do do do do do do, oh, yeah
♪ドゥドゥドゥドゥドゥ−、あゝ、そうなんだ
She's well acquainted with the touch of the velvet hand
Like a lizard on a window pane.
彼女は
窓辺の蜥蜴のようなヴェルヴェットの触手の
その手触りでよく知られている
The man in the crowd with the multicoloured mirrors on his hobnail boots *2
人混みの中にいる多彩色の鏡を取り付けた鋲打ちブーツの男が
Lying with his eyes while his hands are busy working overtime
視線をうずくませ、
その一方で彼の手は時間外労働のように忙しく(=せわしく)動いている
A soap impression of his wife which he ate
彼の内にある自分の妻に対する世帯じみたつまらない印象
And donated to the National Trust. *3
そう、「ナショナル・トラスト」にでもくれてやってしまいたい類のもの




I need a fix 'cause I'm going down
ぼくは田舎の方へ下って行くんだから決めておく必要があるんだ *4
Down to the bits that I left uptown
ぼくはアップタウンを出て、端っこの方に下りていくんだ *5
I need a fix cause I'm going down
ぼくは沈んでいくんだから、ぼくにはひとつキメておく必要があるんだ




Mother Superior jump the gun *6
マザー・スペリオーが銃に跳びつく
Mother Superior jump the gun
マザー・スペリオールが銃に跳びつく
Mother Superior jump the gun
マザー・スペリオーが銃に跳びつく
Mother Superior jump the gun.
マザー・スペリオーが銃に跳びつく
Mother Superior jump the gun
マザー・スペリオーが銃に跳びつく
Mother Superior jump the gun.
マザー・スペリオーが銃に跳びつく




Happiness is a warm gun
幸せとは暖かい銃のこと
(Bang-bang shoot,shoot)
(バーン、バーン、撃つ、撃つ)
Happiness is a warm gun, mama
幸せは温もった銃なのさ、ママ
(Bang-bang shoot,shoot)
(バーン、バーン、撃つ、撃つ)




When I hold you in my arms
ぼくがきみをこの腕に抱いて
(Oh, yeah)
(あゝ、そうさ)
And I feel my finger on your trigger
それで、ぼくの指がきみの引き金にかかるのを感じるとき
(Oh, yeah)
(オー、イェー)
I know nobody can do me no harm
ぼくにはわかるんだ
何者もこのぼくを傷つけることはできやしないのだと
(Ooh, yeah)
(おゝ、そうさ)
Because happiness is a warm gun, mama
なぜかというと、
幸せというのは、あったかい銃のことなのだから、ママ
(Bang-bang shoot,shoot)
(バーン、バーン、撃つ、撃つ)
Happiness is a warm gun, yes it is.
幸せというのは、あったかい銃なんだ、
そう、そうなのさ
(Bang-bang shoot,shoot)
(バーン、バーン、撃つ、撃つ)
Happiness is a warm , yes it is. gun
幸せというのは、あったかい、そうそうなのさ、銃のことなのさ
(Happiness, bang-bang shoot,shoot)
(幸せ、バーン、バーン、撃つ、撃つ)
Well, don't you know that
そうさ、それ、知らなかったのかい
Happiness is a warm gun, mama
幸せはあったかい銃のことなんだ、ママ
(Is a warm gun, yeah)
(温かい銃のこと、そうなのさ)










Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 061809











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【Years Ago−Go!】




(1年前のエントリーを Playback♪)





カバー曲になりますが、ビートルズさん、1年前とのダブル・プレーを達成してますw。




・「カンザス・シティ」 (ウィルバート・ハリスン)
・「メドレー:a.カンサス・シティ〜b.ヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ」 (ビートルズ

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060420







(2年前のエントリーも Playback♪)





・「カム・トゥ・ミルトン・キーンズ」 (スタイル・カウンシル

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050420

*1:このタイトルはアメリカのある銃器雑誌の表紙にあったコピーからとったものだと伝えられるが、ジョン・レノンはそれを見て、「何と恐ろしいことだ。温かい銃ということは何かを撃った直後のものだぞ」と呆れたというが、この歌に聴く「幸せは温かい銃」の「ウォーム・ガン」はおそらく誰もが男性器を連想するだろう。また、歌詞の一部(「I need a fix」のくだり)からは(いけないオクスリを注射する)注射器とも受け取れなくもない(ただし、注射器は「ウォーム」というよりもむしろ(「コールド・ターキー」のように)「コールド」なイメージと見るのが自然だろう。いずれにせよ諸説が論じられるこの歌だが、BBCはこの「温かい銃」を男性器と見て、この歌を放送禁止リストに入れたという。ジョン・レノンの素晴らし歌唱による6つの見事なメロディーからなるこの曲は、しかし、実にすばらしい名曲です。

*2:これはいわゆる例の「手鏡」みたいなものですね。靴の先に鏡を取り付けて人ごみの中で・・という、そういうヒトたちは昔からどこにでもいるというのがよくわかりますね。「マルチカラード・ミラー」というのは、おそらく想像するに反射性のあるメタリックな装飾用のシールみたいなものを靴に貼り付けることで鏡の効果を得ようとしたのでしょう。街中でそういう派手な靴を見かけたら、お嬢さんたち、要警戒ですぞゾw。

*3:ナショナル・トラスト」は1895年設立のイギリスの自然や景観、史跡や文化施設の保護や保存を目的とした民間の団体。(という説明で正しいでしょうか?)まあ、そういったものです。

*4:「ぼくは沈んでいくのだから イッパツ射っておく(=キメておく)必要があるんだ」の方が自然に聴こえるかもしれませんね。

*5:英語で「アップタウン」というと、どことなく洗練されていて、裕福で、名利を追う世俗的な、そんなイメージがつきまとう世界が浮かびますね。

*6:「マザー」は(マザー・テレサのように)「修道院長」のこと、「シューペリオー」(お好みなら「シュペリオール」は優秀ということ、つまり、この2つの語のモンタージュから名づけられた「マザー・シュペリオー」は、"ひじょうに高潔で優れた女性" というイメージになるわけですが、(そのことからも)英語族のビートルズ・ファンの間では代々、(ジョン・レノンにとっての)「ヨーコ・オノ」がこの「マザー・シュペリオー」だとされてきていますけれども、わたしには、べつにそんなことはどうでもいいですね。くーだらねえですよ。そう、ルー・リードが歌うような感じで、「Me? I just don't care」って感じです、その種のコトに関してはネ。・・・とは言いながら世界のスタンダードな見方はしっかりと知っておくこと、それが自由への(数ある)必要条件のうちのほんのひとつではるのですがね・・・・。