Genius Of Love

Words & Music by Tina Weymouth, Chris Frantz, Adrian Belew and Steven Stanley. *1
(1982年発表)







(原題直訳 「愛の天才」)







歌詞は、次のURLから、
http://www.leoslyrics.com/listlyrics.php?id=88713






From Tom Tom Club album, "Tom Tom Club".


名作アルバム度 ☆☆☆☆



「おしゃべり魔女」 (トム・トム・クラブ)






名曲度 ☆☆☆









邦題「悪魔のラヴ・ソング」 (トム・トム・クラブ)








What you gonna do when you get out of jail?
牢屋から出たら、あなた、何するつもりなの?
I'm gonna have some fun
わたしは何かいいことするつもり
What do you consider fun?
いいことって、あなた、何を考えてるの?
Fun, natural fun
いいことよ、天然の歓びね




I'm in heaven
わたしは天国にいるの
With my boyfriend,
わたしのボーイフレンドと一緒にね
My laughing boyfriend
わたしの笑ってるボーイフレンドと
There's no beginning and there is no end
はじまりなんてありません、そして 終わりなんかもありません
Time isn't present in that dimention
この次元では時間も現=在していません
He'll take my arm
彼がわたしの腕をとってくれるの
When we're walkin', rolling and rocking
ふたりで歩いてるとき、転がってるとき、そして揺れてるとき
It's one time I'm glad I'm not a man
そんなときなの、わたし、自分が男じゃないのが嬉しくなるの
Feels like I'm dreaming,
わたしはまるで夢を見てるみたいな気持ちなの
But I'm not sleeping
だけど、わたしは眠ってるわけではありません




I'm in heaven
わたし、天国にいるんだわ
With the maven of funk mutation
ファンク・ミューテーションの腕利きと一緒にです
Clinton's musicians such as Bootsy Collins *2
ジョージ・クリントンのミュージシャンたちでブーツィ・コリンズとかっているじゃない
Raise expectations to a new intention
新しい狙いを予期させる期待が高まるわ
No one can sing
誰にも歌えないわよ
Quite like Smokey, Smokey Robinson *3
ホント、あのスモーキーみたいにはね、スモーキー・ロビンソン
Wailin' and shakin' to Bob Marley
ボブ・マーレーで むせび泣いては打ち震えるの *4
Reggae's expanding with Sly and Robbie
レゲエはスライとロビーでその世界が拡張していくわ *5




All the weekend
週末ずうっと
Boyfriend was missing
ボーイフレンドが見当たらなかったの
I surely miss him
ホント、あのヒトがいなくて、わたし、寂しくて
The way he'd hold me in his warm arms
彼がわたしをその腕の中に抱いてくれるのあのやり方
We went insane when we took cocaine.
わたしたち、コケイン摂っては発狂してたわ




Stepping in a rhythm to a Kurtis Blow
カーティス・ブロウでリズムに乗ってステップ踏み踏み *6
Who needs to think when your feet just go
自分の脚がとにかく動き出しちゃってるときに
誰がものを考えたりする必要があるかしら?
(With a hiditihi and a hipitiho)
(ヒディティハーとかヒディティホーってな)
Who needs to think when your feet just go
自分の脚がどんどん動き出しちゃってるときに
誰が考えたりなんかする必要があるっていうの?
Who needs to think when your feet just go ...
自分の脚が動き出しちゃってるときに
誰が考えたりする必要があるかしら・・・・・?




James Brown, James Brown
ジェームズ・ブラウンジェームズ・ブラウン
James Brown, James Brown
ジェームズ・ブラウンジェームズ・ブラウン




If you see him
あなたたち、もしも彼を見かけたら
Please remind him,
どうか、あのヒトに思い出させてあげて
Unhappy boyfriend
あの不幸せなボーイフレンドに
Well he's the genius of love
そうよ、あのヒトは愛の天才なんだって
He's got a greater depth of feeling
あのヒトには とってもとっても立派な大いなる感情の深みがあるのよ
Well he's the genius of love
そうなのよね、彼って愛の天才なの
He's so deep.
彼って、すっごくディープなのよ









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 061709










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やー、トムトムクラブ、大好きですよー♪
ティナ・ウェイマス、憧れちゃいますねー。
同じトムトム・アルバムから、以前ここでも紹介したこちらの歌も面白いですよー♪



「おしゃべり魔女」Wordy Rappinghood

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050306







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【Years Ago−Go!】





(1年前のエントリーを Playback♪)







・「メンフィス・テネシー」 (チャック・ベリー

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060419








(2年前のエントリーも Playback♪)







・「イン・エヴリ・ドリーム・ホーム・ア・ハートエイク」 (ロキシー・ミュージック

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050419

*1:アイランド・レコーズのトップ、クリス・ブラックウェルの発案でバハマのナッソーにあるコンパス・ポイント・スタジオでレコーディングされたきょうのこの歌には、当初、レゲエ・シーンでは有名なリー・ペリーがプロデューサーに予定されていたが、急遽、それが実現しないことになり、代わってレコーディングを任されたのが、この歌の作者としてもクレジットされている若いジャマイカ人エンジニアのスティーヴン・スタンリーだった。スタンリーは、当時は(ジャマイカイガでは)無名の存在だったが、このトムトム・クラブとの仕事で注目を集め、やがてグレース・ジョーンズやB52などのアルバムを手がけるようになる。また、きょうのこの歌の中にも名前が出てくるスライ&ロビーとともにブラック・ウフルグラミー賞受賞アルバム「アンセム」のプロデューサーにも名前を連ねている。

*2:ジョージ・クリントンは(ジェームズ・ブラウンスライ・ストーンと並ぶファンクのイノヴェーターにして推進者、ブーツィー・コリンズは1960年代にはジェームズ・ブラウンと、1970年代にはジョージ・クリントンのパーリアメント・ファンカデリックで活躍したベーシスト、シンガー。

*3:言わずと知れたスモーキー・ロビンソン&ミラクルズのスモーキーさんです。

*4:説明するまでもなく、ボブ・マーリーのグループ、ザ・ウェイラーズにかけての「むせび泣き」です。

*5:スライ&ロビーは当時のレゲエ・シーンの有力プロデューサーでミュージシャンのコンビ。スライことドラマーのローウェル・ダンバーとロビーことベーシストのロバート・シェークスピアは(きょうのこの歌のこのラインに即して言うなら)「ロッカーズ」や「ワン・ドロップ」「ダブ」といったレゲエのサウンド・トレンドを次々と作り出してきた。

*6:カーティス・ブロウは、初期のヒップ・ホップの推進者、1980年にボブ・マーリーのNY公演の前座を務めて2万人の聴衆のまえでステージを務めるチャンスをものにし、マーキューリーと契約、最初にメジャー・レーベルと契約したラッパーとなった。