Fly Me To The Moon

Words & Music by Bart Howard.
(1963年発表)*1








(原題直訳 「わたしを月まで飛ばしてしまって」)








歌詞は、次のURLから、
http://www.lyricsfreak.com/f/frank+sinatra/fly+me+to+the+moon_20055348.html






From Julie London album, "The End of the World". *2


名作アルバム度 ☆☆☆



ジュリー・ロンドン





Also on Frank Sinatra album, "It Might As Well Be Swing".


名作アルバム度 ☆☆☆



フランク・シナトラ



Also on Joe Harnell & His Orchestra album, "Fly Me to the Moon and The Bossa Nova Pops".


名作アルバム度 ☆



(ジョー・ハーネル・オーケストラ)






名曲度 ☆☆☆☆☆








邦題「フライ・ミートゥー・ザ・ムーン」 (ジュリー・ロンドン








Fly me to the moon
わたしを月まで飛ばしてしまって
And let me sing among those stars
そして、お星さまたちの間でわたしを歌わせて
Let me see what spring is like
春がどんなものなのか、わたしに見せて
On Jupiter and Mars
木星や火星だと




In other words, hold my hand
べつの言葉だと、わたしの手を握ってねってこと
In other words, darling, kiss me
べつの言葉だと、愛しい人、わたしにキスしてってことよ




Fill my heart with song
わたしの心を歌で満たしてね
And let me sing for ever more
そして、わたしをずっとずっといついつまでも歌わせて
You are all I long for
あなたはわたしの憧れのすべてなの
All I worship and adore
わたしが讃え、そして慕っているすべてなの




In other words, please be true
言い換えると、どうか変わらずにわたしの人でいてね
In other words, I love you
ほかの言葉だと、わたし、あなたを愛しているわってことなのよ









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 060809










∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮







まあ、"夢見心地"にまつまる歌ということで・・・・XTC (エクスタシー)。
大気圏外までどうぞ行って行ってしまってくださいな。
ぼくのロケットで、めくるめく 光の宇宙へ。








∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮








【Years Ago−Go!】





(1年前のエントリーを Playback♪)








・「サンホセへの道」 (ディオンヌ・ワーウィック

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060415






(2年前のエントリーも Playback♪)





・「恋はハートで」 (ハーマンズ・ハーミッツ)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050415

*1:この1963年というのは、あくまでもきょうのジュリー・ロンドンのヴァージョンが発表された年ということで、この歌が初めて紹介されたのは、1954年の「Once Around」というアメリカ映画の中でだったというが(その詳細は(いまのところ、わたしにはまだ)不明なのだが)、フェリシア・ソンダーズというコロンビアのレコード歌手が各地のキャバレー・サーキットのステージでこの歌を歌って好評を博し、同年、ケイ・バラードというミュージカルの三枚目女優として人気のあった女性歌手がデッカでこの歌をレコーディング、当時のこの歌のタイトルはいまのような「Fly Me to The Moon」ではなく、コーラス部分の最初の歌詞である「In Other Words」がタイトルだったが、よくあることで、いつしか冒頭の歌詞「Fly me to the moon」でこの歌が親しまれるようになり、やがて音楽出版社も正式にタイトルを変更して、1956年にはジョニー・マチスが初めてこのタイトルでレコーディング、ペギー・リーがTVの「エドサリヴァン・ショー」でこの歌を歌ったことでもさらにこの歌は評判になり、1959年にはキャバレー・サーキットでこの歌を広めることになったフェリシア・ソンダーズもようやくレコーディングしているが、ヒット・チャートの上では、この歌は1962年にジョン・ハーネルという作曲家・編曲家が当時の新しいリズムとして注目を集めていたボサノヴァ調のアレンジで彼のピアノとオーケストラの演奏でこれを発表、これが全米チャートの14位になるヒットとなり、その年のグラミー賞のベスト・ポップ・インストゥルメンタル部門で受賞、このヒットでさらに多くの歌手に取り上げられるようになったのとともに、この歌がボサノヴァで演奏されることが多いのも、このチャートでの成功によるものと見てもよいだろう。1964年にはフランク・シナトラクインシー・ジョーンズのアレンジでカント・ベイシー楽団の演奏をバックでレコーディングしている。

*2:ジュリー・ロンドンをトップに持って来たのは、いまのここの流れに沿ってこの歌を採り上げるのにもっともふさわしい歌い方をしていることと、実際にこのアレンジと歌と録音の素晴らしさも特筆すべきでしょう。彼女には(わたしは)一度もジャズを感じたことはないのですが、でも、スタンダードを聴くならこのヒトの歌がいいなあというぐらい、実はわたくしの好きな "女"性シンガーさんなのでありますよデヘ。