Don't Stand So Close To Me

Words & Music by Sting.
(1980年発表)






(原題直訳 「そんなにぼくのそばに立たないでくれ」)






歌詞は、次のURLから、
http://www.lyricsfreak.com/p/police/dont+stand+so+close+to+me_20110096.html






From The Plice album, "Zenyatta Mondatta".


名作アルバム度 ☆☆



ゼニヤッタ・モダンッタ」*1 (ポリス)






名曲度 ☆☆☆






邦題「高校教師」 (ポリス)








Young teacher,
若い教師は
The subject of schoolgirl fantasy
女子学生の憧れの科目*2
She wants him so badly
彼女はひどく激しく彼を求めている
Knows what she wants to be
自分が何になりたいのかわかっているのだ
Inside her there's longing
彼女の内面には切なる憧れがある
This girl's an open page
この子は開かれたページ
Book marking - she's so close now
栞が挟んであるのだ
いまや、彼女はかくも身近
This girl is half his age
この少女は彼の齢の半分だ




Don't stand, don't stand so
立ち止まっちゃダメだよ、
そんなふうに立ち止まってちゃダメだよ
Don't stand so close to me
そんなに ぼくのそばに立ってたらダメだよ
Don't stand, don't stand so
ダメだよ、立ち止まっては
いけないよ、そんなふうに立ってたら
Don't stand so close to me
ぼくのそんなに近くに立ったりしないでくれ




Her friends are so jealous
彼女の友達たちの ひどいやっかみ
You know how bad girls get
諸君にもおわかりのことだろう、
女の子たちというものが、どんなものかは
Sometimes it's not so easy to be the teacher's pet
先生のお気に入りになるのも、ときには
それほど生易しいことではないのである
Temptation, frustration
誘惑も、欲求不満も
So bad it makes him cry
えらくひどいもので、
彼は泣きたくなってしまうのだ
Wet bus stop, she's waiting
小雨模様のバスの停留所、彼女が待っている
His car is warm and dry
彼のクルマは暖かく、
そしてカラッとしているのだ




Don't stand, don't stand so
ダメだよ、立ってたら
いけないよ、そんなふうに立ってたら
Don't stand so close to me
そんな、ぼくの近くで立ち止まったらダメだよ
Don't stand, don't stand so
立ち止まっちゃいけないよ
そんなふうに立ち止まってたらダメだよ
Don't stand so close to me
そんなにぼくのそばに立ってちゃダメだったら




Loose talk in the classroom
教室での好き勝手なおしゃべり
To hurt they try and try
人を傷つけようと、みんながやっきになっている
Strong words in the staff room
教員室では強い言葉が
The accusations fly
非難が沸き起こる
It's no use, he sees her
それも効き目はない、彼は彼女と会っているのだ
He starts to shake and cough
彼は身震いをはじめ、咳き込んでしまう
Just like the old man in that book by Nabakov*3
まるであのナボコフの本に出て来る年寄りのようだ*4




Don't stand, don't stand so
だめだよ、立ち止まっては
そんなふうに立ってたらダメだよ
Don't stand so close to me
そんなにぼくの近くに立っていないでくれ
Don't stand, don't stand so
立ってないでくれ
ダメだよ、そんなふうに立ってちゃ
Don't stand so close to me
ぼくのそんなそばに立っていないでくれ




Don't stand, don't stand so
立ち止まらないでくれ
そんなふうに立ってちゃダメだよ
Don't stand so close to me
ぼくのそんなそばに立たないでくれ







Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 041909









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【Years Ago−Go!】





(1年前のエントリーを Playback♪)






・「悲しき戦場」 (バリー・サドラー軍曹)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060227







(2年前のエントリーも Playback♪)





・「キッズ・アー・オールライト」 (フー)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050227

*1:笑ってはいけません(「銭やった、揉んだった」ではありません)、これはサンスクリット語で「世界の頂点」という大層な意味の言葉だそうですよ。さて、これは(漢字で表記する)仏教の言葉だと何に相当する言葉なのでしょうか? それがわかるともっと何かが拓けて見えてくるような気もします。

*2:もちろん「subject」には「対象」という意味もあるので、このラインは「夢の対象」「夢想の対象」とも聴こえるわけですネ。

*3:ポリスはこの曲を1986年にレコーディングしなおして「Don't Stand So Close To Me '86」というタイトルで(この曲のライヴ・ヴァージョンとのカプリングで)シングルとして発表しているが、そちらではこの部分の歌詞に「that famous book by Nabokov」(あの有名なナボコフの本)というかたちで「famous」の一語が加えられている。

*4:言わずと知れたウラジミール・ナボコフの小説「ロリータ」(1955年)の初老の主人公でロリータと呼ばれる12歳の少女に心魅かれ、情熱を募らせていくあのハムバート氏のことだ。