Puff, The Magic Dragon

Words & Music by Leonard Lipton and Peter Yarrow.
(1963年発表)





(原題直訳 「パフ、魔法の龍」(動物の愛称))*1




Performed by Peter, Paul & Mary.


You can listen to Peter, Paul & Mary album, "Moving".
名作アルバム度 ☆☆☆

「ムーヴィング」 (ピーター・ポール&マリー)






歌詞は、次のURLから
http://lyrics.astraweb.com/display/600/peter_paul_mary..moving..puff_the_magic_dragon.html





名曲度 ☆☆☆☆☆






邦題 「パフ」 (ピーター・ポール&マリー)









Puff, the magic dragon lived by the sea
パフは、魔法のドラゴンで、海のそばに住んでいました
And frolicked in the autumn mist in a land called Honah-Lee,
そして、ハナリーと呼ばれる国の秋の靄(もや)の中をはしゃぎまわっておりました
Little Jackie Paper loved that rascal Puff,
おチビのジャッキー・ペーパーは
そんな暴れん坊のパフが大好きでした
And brought him strings and sealing wax and other fancy stuff.
それで、紐やら封印用の蝋やらほかにもいろんな面白いものを
彼に持っていってあげました
Oh!
おゝ!




Puff, the magic dragon lived by the sea
パフは、魔法のドラゴンで、海のそばに住んでおりました
And frolicked in the autumn mist in a land called honah lee,
そして、ハナリーと呼ばれる国の秋の靄の中でふざけまわっていたのです




Puff, the magic dragon lived by the sea
パフは、魔法のドラゴンで海のそばに住んでおりました
And frolicked in the autumn mist in a land called honah lee.
そして、ハナリーという国の秋の霞の中を戯れ歩いていたのです




Together they would travel on a boat with billowed sail
一緒に彼らは帆をふくらませた小舟で旅をつづけていくのです
Jackie kept a lookout perched on Puff's gigantic tail,
ジャッキーはパフの巨大な尻尾にちょこんと乗って見張りをつづけます
Noble kings and princes would bow whene'er they came,
彼らがやって来ると
高貴なる王様がたや、お姫様がたもご挨拶をなさるのです
Pirate ships would lower their flag
When puff roared out his name. oh!
海賊船だって
パフが自分の名前を吠え立てると
その旗を低く下ろしてしまうのです




Puff, the magic dragon lived by the sea
パフは魔法のドラゴンで、海の近くに住んでいました
And frolicked in the autumn mist in a land called honah lee,
そして、ハナリーという国の秋の霞の中ではしゃぎまわっていたのです




Puff, the magic dragon lived by the sea
パフは魔法のドラゴンで、海の近くに住んでいました
And frolicked in the autumn mist in a land called honah lee,
そして、ハナリーという国の秋の霞の中をふざけまわっていたのです




A dragon lives forever but not so little boys
ドラゴンはいつまでも永遠に生きていますが
でも、おチビさんの坊やはそうではありません
Painted wings and giant rings make way for other toys.
色を塗った翼とか巨大な指輪も
他のおもちゃにその席を譲ることになっていくものです
One grey night it happened,
どんよりしたある晩にそれは起こりました
Jackie Paper came no more
ジャッキー・ペーパーが
もう二度と来なくなってしまったのです
And Puff that mighty dragon, he ceased his fearless roar.
そして、魔法のドラゴンのパフは
あの天下無敵の咆哮をしなくなってしまったのです




His head was bent in sorrow,
彼の首は悲しみにうなだれ
Green scales fell like rain,
緑の鱗は雨のように剥げ落ちていきました
Puff no longer went to play along the cherry lane.
パフが桜の小路をとおって遊びに行くことはもはやありませんでした
Without his life-long friend, Puff could not be brave,
生涯の友がいなくなっては、パフも凛々しく勇ましくしてはいられませんでした
So Puff that mighty dragon sadly slipped into his cave.
そんなこんなで
あの剛毅なるパフは、いつしかその洞穴へと引き込もってしまったのです
Oh!
おゝ!




Puff, the magic dragon lived by the sea
パフは、魔法のドラゴン、海のそばに住んでおりました
And frolicked in the autumn mist in a land called honah lee,
そしてハナリーと呼ばれる国の秋の靄の中ではしゃぎまわっていたのです
Puff, the magic dragon lived by the sea
パフは魔法のドラゴンで海のそばに住んでいました
And frolicked in the autumn mist in a land called honah lee.
そしてハナリーという国の秋の靄の中を戯れまわっておりました









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞









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【Years Ago−Go!】





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・「アンド・ホェン・アイ・ダイ」 (ローラ・ニーロ) (ピーター・ポール&マリー)
                 (ブラッド・スウェット&ティアーズ)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060115







(2年前のエントリーも Playback♪)





・「アナザー・サタデー・ナイト」 (サム・クック

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050115

*1:語としての「puff」には、「(煙草を)ふかす」という意味もあり、そのことからこの歌がマリワナに関するものだという(どうでもいい、つまらない)説もよく唱えられている。(以前から歌詞をめぐる議論の中で何度も述べてきたとおり)そう思って聴けば(たいていの歌詞というものは)(あらゆる貌を見せてくれるものなので)そういう歌に聴こえてくるわけだが、そうなれば「the autumn mist」(秋のもや)とか「Together they would travel」(彼らはともに旅に出る)とか「make way for other toys」(ほかのオモチャに道を譲る)とかがまた違った意味合いをおびて聴こえて来ることになるだろう。ことに「make way for other toys」など大麻からより危険なドラッグへ手を出すという(「大麻は麻薬のはじまり」みたいな)ことになったりするのだろう。