Laleña

Words & Music by Donovan Leitch.
(1968年発表)




(原題直訳 「ラレーニャ」(女子名))*1





Performed by Donovan.


You can listen to Donovan compilation, "Donovan's Greatest Hits".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆

「グレイテスト・ヒッツ」 (ドノヴァン)




Also on the Deep Purple album, "Deep Purple".

名作アルバム度 ☆☆



「ディープ・パープル III」 (ディープ・パープル)






歌詞は、次のURLから
http://www.lyricsdownload.com/donovan-lalena-lyrics.html






名曲度 ☆☆






邦題 「ラレーニア」 (ドノヴァン)










When the sun goes to bed
太陽が寝床へと赴くとき
That's the time your raise your head
そのときこそがおまえが頭をもたげるとき
That's your lot in life, Laleña
それがおまえの生のさだめさ
ラレーニャ
Can't blame you, Laleña
おまえのことは
責めるわけにはいかないさ
ラレーニャ




Arty tart la de da
芸術家を気取った身持ちの悪い女
♪ラ、ディ、ダー
Can your part get much sadder
おまえのその役はもっと悲しいものになってしまうのか
That's your lot in life, Laleña
それが人生におけるおまえのさだめさ
ラレーニャ
Can't blame you, Laleña
おまえのことは責めるわけにはいかないな
ラレーニャ




Run you hand thru your hair
おまえのその手がおまえの髪をかきむしる
Paint your face with despair
おまえの顔を絶望の色に染め
That's your lot in life, Laleña
それがおまえの生のさだめ、ラレーニャ
Can't blame you, Laleña
おまえのことを責めるわけにはいかないさ
ラレーニャ




When the sun goes to bed
お日様が寝床へと赴くとき
That's the time your raise your head
それは、おまえが頭をもたげるとき
That's your lot in life, Laleña
それがおまえの人生の定めなのだ
Can't blame you, Laleña
おまえを責めることはできないよ、ラレーニャ




Arty tart oh so la de da
芸術家を気取った身持ちの悪い女
おゝ、そんなことを
♪ラ、ディ、ダー
Can your part ever get, ever get much sadder
おまえのその役は、まだもっと悲しいものになりうるのかい
That's your lot in life, Laleña
それが、おまえの生のさだめ、ラレーニャ
Can't blame you, Laleña
おまえのことは責められないな、ラレーニャ
Oh, Laleña
あゝ、ラレーニャ









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞









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ぼくが女子名ソングを書くとしたら、
まず、心することは、何といっても、その名前を美しく響かせること。

その意味では、きょうのドノヴァンのこの歌「ラレーニア」の




Can't blame you, Laleña

おまえのことは
責めるわけにはいかないさ
ラレーニャ



の「can't blame you」(ブレーミュ)と「Laleña」(ラレーニュァ)の韻の響きは秀逸で、
まさにこの歌の命と言っていいように思う。*2









※これまでここで紹介したドノヴァンの女子名がタイトルに入った歌は、



・「ジェニファー・ジュニパー」Jennifer Juniper (ドノヴァン)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050106


・「西海岸で待ってるスーザンに」To Susan On The West Coast Waiting (ドノヴァン)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060319









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【A Year Ago−Go!】







(1年前のエントリーを Playback♪)





・「土曜の夜は僕の生きがい」 (エルトン・ジョン

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051110

*1:ちゃんと「n」の上に「〜」がついた「Laleña」と表記されているでしょうか? (わたくしの komasafariña も本当はこちらの「ñ」なのですが、それはいいとして)この「ラーレニャ」という名前は、ロンドンの貧民街を舞台にしたベルトルト・ブレヒトの戯曲「三文オペラ」にクルト・ワイルが音楽を担当した同名のミュージカルでポリー役や(1931年のG・W・ハプスト監督による映画版では)ジェニー役を演じた歌手のロッテ・レーニャ(クルト・ワイル夫人でもある)から来た名前だとドノヴァン自身が説明していると(コンピレーションCDアルバム「トルバドーレ」のライナーに書いてありますnya、ふーむ、めもめも。たしかにフルートとパーカッションが簡素な舞台美術を想わせるお芝居の一場一景を想わせるような、そんな舞台じみたアレンジといえるかもしれません。

*2:ただ、余計なことを言うなら、これだけなんですね、この歌は。実際、イギリスではシングルにはならなかったし、アメリカでも全米チャートの33位がせいぜいだった。