Lady D'Arbanville

Words & Music by Cat Stevens.
(1970年発表)






(原題直訳 「貴婦人ダーバンヴィル」*1



Performed by Cat Stevens.


You can listen to Cat Stevens album, "Mona Bone Jakon".
名作アルバム度 ☆☆☆

「キャット・スティーヴンス/白いバラ」(キャット・スティーヴンス)



And you can listen to Gigiola Cinquetti album, "Rose Nel Buio".
名作アルバム度 ☆☆☆

「薔薇のことづけ」 (ジリオラ・チンクェッティ)





And you can listen to Elton John album, "Reg Dwight's Piano Goes Pop".
名作アルバム度 ☆☆☆*2

エルトン・ジョン






歌詞は、次のURLから
http://www.eltonography.com/songs/lady_darbanville.html







名曲度 ☆☆☆☆





邦題 「白いバラ」*3 (キャット・スティーヴンス)






My Lady D'Arbanville
わたしの貴婦人ダーバンヴィル
Why do you sleep so still?
あなたは、どうして
そんなに静かに眠っているのか?
I'll wake you tomorrow
明日になったら
わたしが起こしてあげましょう
And you will be my pill,
そして、あなたは
わたしのものになるのです
Yes you will be my pill
そうです、あなたは
わたしの略奪物となるのです




My Lady D'Arbanville
わたしの貴婦人ダーバンヴィル
Why does it grieve me so?
なぜに、これが
かくもわたしを嘆かせるのか?
But your heart seems so silent
だが、あなたの心臓はかくも音もなく
Why do you breathe so low?
なぜに、あなたの息はかくも遅いのか?
Why do you breathe so low?
あなたの息が
かくも遅いのは、なにゆえなのか?




My Lady D'Arbanville
ぼくのレディ・ダーバンヴィル
Why do you sleep so still?
きみは、どうして
そんなに静かに眠っているんだい?
I'll wake you tomorrow
明日になったら
ぼくが起こしてあげるね
And you will be my pill,
そして、きみはぼくのものになるんだよ
Yes you will be my pill
そうだよ、きみはぼくの褒美の品になるんだよ




My Lady D'Arbanville
ぼくの貴婦人ダーバンヴィル
You look so cold tonight
今夜のきみはとても寒そうに見えるよ
Your legs feel like winter
きみの脚はまるで冬のよう
Your skin has turned to white,
きみの肌が白くなってる
Your skin has turned to white
きみの肌が白くなってしまっている




My Lady D'Arbanville
ぼくのレディ・ダーバンヴィル
Why do you sleep so still?
どうして、きみは
そんなに静かに眠っているんだ?
I'll wake you tomorrow
明日になったら
ぼくが起こしてあげるよ
And you will be my pill,
そして、きみはぼくのものになるんだよ
Yes you will be my pill
そう、きみはぼくの褒美の品になるんだよ




My Lady D'Arbanville
ぼくの貴婦人ダーバンヴィル
Why do you grieve me so?
どうして、きみは
こんなにぼくを悲しませるんだ?
But your heart seems so silent
だけど、きみの心臓はこんなにも静かだ
Why do you breathe so low?
どうして
きみの呼吸は
こんなにゆっくりなんだろう?
Why do you breathe so low?
なぜ、おまえの息はこんなに遅いのか?



I love you my lady
ぼくはおまえを愛しているよ
ぼくのレディさ
Though in your grave you lie
おまえが墓の中によこたわっているとしても
I'll always be with you
ぼくはいつもおまえと一緒にいるからね
This rose will never die,
この薔薇はけっして死ぬことはないんだ
This rose will never die
この薔薇はけっして死にはしないのさ







Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞








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「よこたわる」ことと「死ぬ」こと
「lie」と「die」は韻を踏むんですね。

「歩く」ことと「語る」こと、「walk」と「talk」が韻を踏み、
「感じる」ことと(蛇のように)「這う」ことが
「feel」と「creep」となって韻を踏むように。

なーに、ちょっとエデンの林檎を齧ってみたのさ、ほんの数bite ほどね・・・・・・


ところで、(昨日からの流れもあって)
きょうのこの歌を「ネクロフィリア」(屍体愛)の歌ととったら、
それは変態性の曲解とされてしまうのでしょうか?





※9月13日のボブ・ディランの「セーラ」から(それまでの流れもあって)女性の名前をタイトルに歌った曲をずっとつづけてきましたが、
そろそろ、また流れもついてきたので、女子名ソングから脱出の方向で行こうかと考えていまー。






※これまで登場された(いささかお転婆な)淑女の皆さんを(あらためて)ご紹介しましょう。




・「レディ・マドンナ」Lady Madonna (ビートルズ
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050113


・「レディ・ジェーン」Lady Jane (ローリングストーンズ)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050416


・「レディ・レーチェル」The Lady Rachel (ケヴィン・エアーズ)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20061030


・「レディ・ゴダイヴァ」Lady Godiva (ピーター&ゴードン)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051008


・「レディ・デイ」Lady Day (ルー・リード
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060518#p2


・「レディ・スターダスト」Lady Stardust*4 (デイヴィッド・ボウイ)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050714


・「ローランドの悲しい目の乙女」Sad-Eyed Lady Of The Lowlands (ボブ・ディラン
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060912


・「フォクシー・レディ」Foxy Lady (ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060910


・「ミスティック・レディ」Mystic Lady (T・レックス)
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060907




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【A Year Ago−Go!】




(1年前のエントリーを Playback♪)



1年前の流れは(どうやら)「ダンス」になっていたようですねー。
女子名タイトルも3曲も紹介されていましたよー('-^*)/


・「ダンス天国」 (ウィルソン・ピケット)(ウォーカー・ブラザーズ)
・「ボニー・モロニー」 (ラリー・ウィリアムズ)(ジョン・レノン
・「ショート・ファット・アニー」  (ラリー・ウィリアムズ)
・「ディジー・ミス・リジー」 (ラリー・ウィリアムズ)(ビートルズ

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051107

*1:女優のパティ・ダーバンヴィルが当時のキャット・スティーヴンスの恋人だったとかで、この歌のほかにも彼の名作「Wild World」や「Hard headed Woman」が彼女のために(もしくは彼女のゆえに)(インスパイアーされて)書かれたものだと伝えられています。「ワイルド・ワールド」は、ここでも紹介ずみ>> http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050408

*2:エルトン・ジョンが1994年に発表した「レグ・ドワイト」という架空のミュージシャン名義によるカバー集。(もしかしたら、ブートレッグなのでしょうか?(´゜д゜`))バッドフィンガーの「カム・アンd・ゲット・イット」、クリスティーの「イエロー・リヴー」、フォークの「コットン・フィールズ」やクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの「トラヴェリン・バンド」、マンゴ・ジェリーの「イン・ザ・サマータイム」など地味の選曲で名曲が疲労されている。アメリカなど「Legendary Covers As Sung By Elton John」という(そのものズバリな)タイトルでも発売されているほか、廃盤の後、「Chartbusters Go Pop」というタイトルで復刻されてもいるようです。

*3:(この邦題を見て)もしや薔薇の品種に「レディ・ダーバーンヴィル」なんて名前のものがあるのかも・・・と思ってしまい、ちょっと調べてみたのですが、べつにそういうわけではないようでした(´・ω・`) 

*4:男ですけども、アンドロジヌスかもしれません?