For Emily, Whenever I May Find Her

Words & Music by Paul Simon.
(1966年発表)




(原題直訳 「エミリーに、ぼくが彼女を見つけたりするたびに」)




From Simon & Garfunkel album, "Parsley, Sage, Rosemary And Thyme".
名作アルバム度 ☆☆☆☆☆

「パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム」 (サイモン&ガーファンクル





歌詞は、次のURLから
http://www.oldielyrics.com/lyrics/simon_garfunkel/for_emily_whenever_i_may_find_her.html



名曲度 ☆☆☆





邦題「エミリー・エミリー」 (サイモン&ガーファンクル







What I dream I had:
なんて夢を見たのだろう
Pressed in organdy;
オーガンディー地*1にきつく抱きしめられた
Clothed in crinoline of smoky Burgundy;
くすんだバーガンディの色をしたクリノリン*2を身に纏った人だった
Softer than the rain.
雨よりも優しく




I wandered empty streets
Down past the shop displays.
ぼくは
からっぽの街路を
ショーウィンドーをいくつも通り過ぎながら
さまようように歩いていた
I heard cathedral bells
Tripping down the alley ways,
寺院の鐘の音が
路地から路地へと伝わっていくのを聞きながら
As I walked on.
ぼくは歩いていった




And when you ran to me
Your cheeks flushed with the night.
すると、そのとき、ぼくのところに
夜の明かりに両の頬を赤くしたきみが
駆け寄って来た
We walked on frosted fields of juniper and lamplight,
ぼくらは
柏槙*3の霜の降りた野を明かりに照らされて歩いていった
I held your hand.
ぼくはきみの手を握った




And when I awoke and felt you warm and near,
そして、目を覚ますと
ぼくはそばにいるきみとその温もりを感じて
I kissed your honey hair with my grateful tears.
ぼくは喜びの涙をたたえて、蜂蜜色のきみの髪にくちづけた
Oh I love you, girl.
あゝ、きみ、ぼくはきみを愛しているんだ
Oh, I love you.
おゝ、ぼくはきみを愛しているよ








Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞









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小津安二郎について(の何だったかを)読んでいて、
「ギャグの三段返し」という(往年の松竹蒲田撮影所に伝わる定石的な笑いの手法を指す)語を知ったが(そうです、わたくしはサイレント時代の(サウンド・オヴ・サイレンスな)小津安二郎監督の映画が(清水宏監督のサイント・コメディーとおんなじぐらい)大好きでありまして、こうして(この6日間をついやして))サイモンさんとガーファンクルさんの三段返しを(ちっとも返っていませんが)やってみますたですよー。
明日来る曲でうまくオチ(が)ついてくれるといいのですが・・・・・。








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【A Year Ago−Go!】





(1年前のエントリーを Playback♪)




・「ギミー・サム・ラヴィン」 (スペンサー・デイヴィス・グループ)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051031

*1:極薄地の透きとおった張りのある平織りの綿布で、光沢があり、ブラウスや夏の婦人服、さらには造花などにもよく使われる生地。

*2:19世紀にスカートにふくらみをつけるために用いられた下着のひとつで、鯨骨や藤の蔓などの堅い素材を枠として麻や馬の毛などを織り込んで作ったもの。、

*3:「びゃくしん」と読みます。ヒノキ科ビャクシン属の常緑樹の総称。ジンの香りはこの木によるもの