Judy In Disguise (With Glasses)

Words & Music by John Fred and Andrew Bernard.*1
(1968年発表)*2




(原題直訳 「(眼鏡で)変装してるジュディ」*3




Perfomed by John Fred & His Playboy Band.


You can listen to John Fred & His Playboy Band compilation,
"With Glasses: The Very Best Of John Fred & His Playboy Band".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆*4

(ジョン・フレッド&ヒズ・プレイボーイズ)





歌詞は、次のURLから
http://www.lyricsvault.net/songs/1139.html




名曲度 ☆☆☆☆☆






邦題 「ジュディーのごまかし」 (ジョン・フレッドとプレイボーイ・バンド)








Judy in disguise,
変装したジュディ
Well, that's what you are,
えー、それってきみじゃないか
Lemonade pie with a brand new car.
真新しいクルマと一緒のレモネード・パイ
Cantaloupe eyes come to me tonight
マスクメロンみたいな目をして
今夜ぼくのところにやって来る
Judy in disguise with glasses.
眼鏡で変装したジュディだよ




Keep a-wearin' your bracelets
ブレスレットはいつもしとくように
And your new rara,
それと、きみのその新しい珍品
Cross your heart with your living bra.
アナタの胸の内までピッタリする生きたブラジャー*5
Chimney sweep sparrow with guise
仮装した煙突掃除の雀さん
Judy in disguise with glasses.
眼鏡で変装したジュディだな




Come to me tonight,
今夜、ぼくのところにおいで
Come to me tonight,
おいでよ、ぼくのところに、今夜
Taking everything in sight,
目に入るものすべてを持って
Except for the strings on my kite.
だけど、ぼくの凧の糸はだめだよ




Judy in disguise,
変装したジュディ
Well, what you aiming for,
おやまあ、何が狙いなのだろう
A circus of horrors, yeah,
まるで恐怖劇の一座だな、すっげえわい
Well that's what you are.
おやおや、そこにいるのはきみじゃないか
You made me a life of ashes,
きみのせいで、ぼくの暮らしは灰のよう
I guess I'll just take your glasses
ぼくもちょっときみの眼鏡をかけてみようかなあ




Come to me tonight,
今夜、ぼくのところにおいで
Come to me tonight,
おいでよ、今夜、ぼくのところに
Taking everything in sight,
目に入るものすべてを持ってくのさ
Except for the strings on my kite.
だけど、ぼくの凧の糸はべつだぜ









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞






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ちゃんとしたバンドがチープなバブルガム・ミュージックを出して、
それが世界的な大ヒットになってその照れ隠しなのかもしれないが、
この歌を書き、歌っているジョン・フレッド当人によると、
きょうのこの歌「ジュディのごまかし」は(その前年1967年に発表された)ビートルズの「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド」のパロディ・ソングなのだといいます・・・。



・「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」 (ビートルズ
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060802



メロディやサウンドの面では、全然、似たところや共通するところはないのですが、
歌詞の面では、言われてみれば、ハハーン、なるほど、確かにそう思えるアイテムもいくつか聞こえてますですねー
ちょっと、拾い集めてみましょうか、


まず、(かなり齢の違いはあるようですが)Judy さんと Lucyさん(が仲よく韻を踏んでます)
(ルーシーが with ダイヤモンズなら、こちらジュディさんは with サングラス.

(ジョン・フレッドさんのレモネードパイには、ジョン・レノンさんはマシュマロパイ
(ジュディさんのおっきなサングラスのマスクメロンみたいなおメメには、ルーシーちゃんはカレイドスコープ(万華鏡)の不思議な視覚)

(ただの果物としても、こちらのマスクメロンに、あちらはタンジェリン、
(そして、(極めつけとなるのでしょうか)、イン・ザ・スカイに対するカイト(凧)の糸(この「凧」kite は「ルーシー」が入ったビートルズの同じアルバム「サージャント」の中の「Mr.Kite」へと単語連合 free association していってしまいますけど・・・・)などなど・・・探せばまだまだあるかもしれません。
もしかしたら、変装しているのは当のジュディさんではなくて、ルーシーちゃんがジュディさんに化けてるのかもしれませんねー(゜∀゜)









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【A Year Ago−Go!】





(1年前のエントリーを Playback♪)



1年前は、連日、「働くこと」についての歌がつづいていましたよー。



・「快楽の奴隷」 (ローリング・ストーンズ

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051024

*1:共作者のアンドリュー・バーナードはグループのメンバーでバリトン・サックス奏者。ちなみにプレイボーイ・バンドは、ジョン・フレッドのヴォーカルに、ギター、ベース、ドラムス、キーボードのリズム・セクションにトランペット2本とバリトン・サックスのホーン・セクションからなる8人編成

*2:全米ナンバーワンをはじめ世界の42カ国でナンバーワンのヒットとなったそうです。

*3:このメガネは当時、流行した大きなつくりのサングラスのこと(で日本でも(これが元祖となって)「トンボ・メガネ」とか(「とんぼグラス)と言われるようになったようです(<未確認))

*4:他の曲を聴くと、そのレパートリーの選曲といい、けっこう泥臭い、R&B系のいいグループですねえ。

*5:このラインは、当時、アメリカでPlaytexという会社から発売されたブラジャーの新製品のCMソングだか宣伝コピーの一節だということです。